いきなりテスト

こんにちは。

新留です。

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【冬期講習のお申し込みが始まりました。早割は12/10(土)まで】

探究学習への第一歩。中学受験をお考えの方には算数、理科がおすすめです。

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先日のこと。

みんなの読解力の現在地を知りたいなということで、

5年生の子たちに、前置きなく、入試問題を読んでもらいました。(えーっとなっていましたが笑)

基礎がどれだけ身についているかを見たかったので、それほど難しいものは選ばなかったのですが、

ある年の中学で2021年に出題されたものと同じ問題、量、本番と同じ制限時間、準備もなく、という条件もあり、

6割取れたら上出来かなと思っていたところ、8割取れている子もいて、きちんと積み上がっているのを感じました。

ステップクラスで意識的に語彙力をつけつつ、1文1文を誤魔化さずに読む。

そうやって、みんながコツコツ積み上げていった結果なのかなと思いました。

きちんと段階を踏んでやっていけば、変なテクニックなどいらないのですよね。

子どもたちも「疲れた〜」と言いつつ(数日後もいきなりのテストだったことを根に持っていましたが笑)、

いい表情をしていて、うれしかったです。

あと1年、どこまでみんなの読解力が伸びていくのか楽しみです。

さて、

大体の子がホップクラス、ステップクラスと順に積み上げていっていますが、

語彙力をつけ、「単語の識別」ができるようになってきたら、次に大事になっていくのが「文の意味を正確にとっていく」練習です。

3年生ぐらいになったら、言葉に関しては、

「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「類義語・対義語」などで言葉を有機的に覚えつつ、

語彙力の本を読んだり、

物語文で出てきた「感情語」を覚えていったり、

説明文・論説文などに出てくる難しい言葉にもふれていきたいところ。

物語文というのは、「状況」と「出来事」による登場人物の「気持ち」の動きをつかんでいくものですが、

物語文が苦手という子は、感情が大雑把で、気持ちの強弱をつかむのが得意でなかったりします。

慣用句などで知識的にも、

「肩を落とした」というのは「あ〜落ち込んでいるんだな」ということを理解しつつ、

普段の生活でも、こういうことがあって、こういう気持ちになった、というのを振り返ったりするのも大事だったりします。

心理学や人間関係のワークショップなどでよくやる「感情のシェア」というのも、心を癒すだけでなく、関係を深めていく効果もあるのでおすすめです^^

「説明文の方がめっちゃ読みやすい!」という子も多いので、

説明文・論説文についても書いていきたいと思いますが、今日はこの辺で。

ではでは。

今日もいい1日でありますように。

休憩中、なぜか先生も混じって磁石で遊んでました^^

1年の成長がすごかった話

こんにちは。

新留です。

先日のこと。

今年、高槻中学に入った男の子が学校帰りに遊びに来てくれました。

背もすごく伸びていて、声変わりもしていて、親戚のおじさんのように(笑)大きくなったな〜と思ったのですが、

話していて、精神面でもすごく大人になっていたのがとても嬉しかったです。

6年生のとき、「自分はここの中学に行きたい!」と思い、夏休み明け、秋頃からスイッチが入り、見事、自分が行きたいと思った学校に合格し、

入ってからは、まわりのレベルの高さにビックリしたり、課題や通学の大変さなどに多少悲鳴を上げながらも、

勉強に、部活動に楽しんでいて、充実感があふれていました^^

学校生活をいきいきと話してくれる成長した姿に、ほんとに素敵だな、いい学校に出会えてよかったなと思いながら、改めて感じたのが、段階を踏んで長期的な目線でやっていくことの大切さでした。

その子の場合は2年生のときに入学し、まずは脳を鍛えつつ、知識や用語をインプット、体感で学びながら好奇心を育てるホップクラスをしっかりやり、

その後、論理脳が育ってくる時期にステップクラスで語彙を増やしつつ、考え方、学び方、読み方を練習、

最後の2年間、知識を使って解く力を鍛えていくジャンプクラスへと進んでいきました。

お母さまがほんとに最後しか勉強していなかったと言っていたり(笑)、

本人も「ちょうど俺も去年の今頃、10月くらいからピリピリしてきたな〜懐かしい」と言っていたように、

いわゆる、中学受験の常識からすればのんびりし過ぎだと言われるかもしれませんが、

しっかりと段階を踏めば、能力、好奇心、探究心、目的思考というのは育っていくし、考えてもいなかったところへも行けたりするのですよね。

「昭和」な僕たち大人世代は自分たちがやっていた、やらされていたような、「やっている感」のある勉強をしてほしいと思いがちです。

先日、愛知県の豊田市の学校の宿題について聞いていたのですが、ノートを漢字で埋めるような「修業」のような宿題を今でもやっているそうです。

でも、それは脳の発達や、その子自身の成長段階や性質に合っているとは限りません。

脳の発達を考えると10時間寝てもいいぐらいの小学生の時期に、睡眠時間を削ってやるような勉強は自然ではありません。

10年前の常識は非常識と言ってもいいぐらい、ましてや、30年前、40年前の常識は間違っていることもたくさんです。

僕たちは、きちんとやり方を考え、その子に合った長期的な目線で、その時に大切なことをやっていく。

卒業生の成長した姿を見ながら、改めて、大事なことを思い出させてもらったのでした。

また、成長した姿を見られるのが楽しみです^^

追伸。

「OB会をやるって言っていたやん、早くやってよ」と言われたので(完全に忘れていました)、もし、卒業生の方が見てくれたら連絡ください(笑)

ハロウィンの仮装より。ここには載っていないですが羽まで。クオリティが高過ぎます(笑)

わかっているけど解けない

こんにちは。

新留です。

先日のこと。

高学年の子と読んだ入試問題の振り返りをしていました。

ホップ、ステップ、ジャンプクラスと順に来て、

あらすじを取って、登場人物の気持ちを想像して、

語彙を増やしつつ、1文1文正確に読み、筆者が何を言いたいのかを考える練習をしてきて、

長い文を時間を測って読む練習に入りましたが、

「どういう話かわかっているのだけれど、問題で取れていない時があったり、記述になると安定しない」

という段階です。

「(大体)わかっているのだけど、解けない」

ということってありますよね^^

「この歌歌ってる人、顔は思い浮かんでいるのだけど名前が出てこない……!!」

というように、こういうときはなかなかもどかしいものです(苦笑)

でも、ここまで来たらもうちょっと。

設問分析のやり方を覚え、

解き方を「技術」として磨いていく練習を重ねていくだけ。

この「設問分析」というのを疎かにするから、解答が安定しないのですよね。

何となく読む、

傍線部の近くだけ読んで読む、解く。

いきなり選択肢を見る、それっぽい選択肢を選ぶ。

そうではなく、

きちんと読んで、きちんと解く。

子どもたちにはきちんと読んで、知って、理解するおもしろさを感じてもらい、

きちんと解くという子になってほしいなと思います^^

キンダークラスではたくさんの言葉にふれつつ脳を鍛えよう

どれだけ早くよりも、どれだけ〇〇か

こんにちは。

新留です。

昨日はイレギュラーがあり、普段担当していないクラスの子たちの授業をすることになりました。

毎週、話をしたり、いっしょに遊んだりはしていますが、授業に入って直接見てみると、

「こういう考え方をするんだ。おもしろいな〜」

「なるほど、この子は今こういう状態なんだな」

「ここはこうしていった方がもっとよくなるだろうな」

と感じることがたくさんあり、すごく楽しかったです^^

高学年の授業の子たちの授業やテストをしていると、よくあるのが、結果だけを気にしてしまうこと。

でも、結果は良くても、やり方が間違っていれば、

それは「たまたま」なので、一時的な自信がつくなど以外は、ほとんど意味はないのですよね。

なので、必ず、授業中に答えてもらう時でも、テストの際にも、

どういう考え方、やり方でそこにたどり着いたのかを言語化してもらうようにしています。

それができていれば、大丈夫。

あとはできるようになるまで練習するだけ。

でも、言語化ができないのであれば、練習の量というのは、あまり意味がありません。

「どれだけ速くできるかではなく、どれだけ正確にできるか」

まずは正しいやり方を見せて、マネをしてもらう。

安定しないとき、細かく一つひとつのプロセスを正確にできるかチェックする。

中学年ぐらいからは、ぜひ意識してやってみてくださいね。

においの原因はこれだったのか…

1番楽しかった

こんにちは。

新留です。

高学年になると授業でも扱っていきますが、それまでは春、夏、冬の季節講習でしかなかなか扱わない作文。

今回の夏期講習の作文講座では、

自分の好きな本や紹介したい本を持ってきてもらい、

その本を細かく分類、整理し、紹介したときに「この本読んでみたい!」と思ってもらえるのには? と考え、文章にする練習をしていきました。

みんなが持ってきた本たち。同じ本の子が2人^^

まずは本のつくりがどうなっているのかや、マインドマップを使った内容の整理の仕方を学習し、練習。

その後は、にぎやかにみんなで発表し合ったり、想像を広げたりした1日目でした。

そして、2日目。

1日目とは打って変わり、みんなが黙々と書く音、これで伝わるかな? と質問してくる声だけがする教室。

シーンと集中した空気が流れ、

みんなの楽しむ時間と、集中する時間のメリハリにこちらも感動しました^^

そして、

すごく素敵な紹介ブックができただけでなく、

すぐに1200字の作文にし、提出してくれた子たちもいてびっくりしました。

「また来年も作文講座絶対受けるからね!読書感想文がこんなに簡単に書けるなんて。と喜んでいました」

「最初は作文はしないと言っていましたが、終わった後に1番楽しかったのは作文だったと言っていました」

といううれしいメールなどもいただき、ありがたいばかり。

作文は書き方を知り、書いて、見てもらってを繰り返せば繰り返すほど上手くなっていくもの。

そのため、何回も受講してくれている子がいる講座ですが、

みんながこれからますます読むこと、書くこと、伝えることが好きになっていってくれたらいいなと思います^^

楽しい時間をありがとう!しかし、天パがひどい、、、

イメージは感謝の正拳突き

こんにちは。

新留です。

昨日の続きです。

低学年のうちにベースとなる「記憶力」や「イメージ力」を育てつつ数字にふれる機会をつくり、

算数脳を鍛えるために「量のイメージ」や「図形のイメージ」をつくっていったら、次はスキルを身につけていく段階です。

算数(数学)はセンスという感じがしたり、頭が良いから算数(数学)ができるという感じがするかもしれませんが、

オリンピックなどトップレベルの、これは努力でどうにかなるという次元ではない、というようなことを除けば、

実際はできるかどうかは「技術が身についているかどうか」ということがほとんどです。

そして、自転車に乗る(技術)は練習すれば、

正しいやり方で、できるようになるまで練習すれば身につくように、技術というのはやり方があり、正しいやり方で、必要な量をやれば、できるようになります。

「頭がいい」というのは、左脳の前頭前野がよく働く人と言われていますが、そこがよく働く人は、たくさん考えることができ、判断力が高く、物事の処理が早かったり、アイデアがたくさん出たりするようです。

でも、それと、普通に学校でやるようなことができたり、中学受験で必要とされるような算数(数学)ができるというのは別だったりします。

(教室に子どもを通わせてくださっている有名受験塾のトップの先生によると、灘などに入る子の上位の子たちの算数の力は6年生の夏以降などは異次元レベルだったりするようですが……!!)

算数(数学)が苦手というとき、それは単に覚えていることが少なかったり、使える技術が少なかったりするだけなので、

できるようになると思って(これ、けっこう大事です)、

正しく(回路をつくるために「ゆっくり」ということでもあります)練習していってくださいね。

イメージはハンターハンターのネテロの感謝の正拳突きです。(一部にしか伝わらない)

授業中にウォーミングアップのための計算ゲームをしていても、強くなる子は勝てなかった時も他の子の考え方を聞き、

「なるほど、そうやればいいのか〜」

「そんなやり方もあるのか〜」

とパターンを覚えていっています。

逆に、なかなか伸びていかない子は他の考え方を聞いていません(笑)

ステップクラス以降は、授業中に「考え方」の練習をしていきますが、

まだまだ焦らなくていいので、考え方を定着させるためのお家に帰ってからの「復習(覚える)」と「練習(自分で使えるようになる)」のサイクル、時間割をつくっていってもらえたらと思います^^

高学年の子が技術を身につけていくためにやってほしいことについて、あともう少し書きたいなと思うので、次回に続きます。

休憩中や終わった後とは打って変わって真剣……!!

春期講習のご案内

ただ知識を覚えるのではなく、なんでだろう? と仮説を立て、ディスカッション。

工作を通し体感的に学んでいくRAKUTOの季節講習。

今回の春期講習は、

算数、理科、作文の3教科で開催します!

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※A日程 理科 満席になりました

※お申し込みは申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(算数、理科、作文など)」をご記入ください)

※円滑なやりとりのため、メールでのお申し込みのみとなっております。ご質問などもお気軽にお寄せください

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※通常コースの算数、理科、作文はA日程、B日程ともに同じ内容となっております

※高学年コースはRAKUTO生のみとなります

※お昼を挟んで受講される方は教室で昼食をとることができます

※春期講習期間中、通常授業はお休みです

【対象】

小学校全学年

【受講料(1教科:60分×4コマ)】

RAKUTO生11,000円(税込)

一般生13,200円(税込)

※RAKUTO生は複数受講割引があります

※別途、各教科教材費として1,650円(税込)がかかります

※高学年用講座は教材費が異なります

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(算数、理科、作文など)」をご記入ください)

※円滑なやりとりのため、メールでのお申し込みのみとなっております

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

【お問い合わせ】

・気になる点、ご不明な点などございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお寄せください。

お問い合わせフォーム

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「勉強が楽しく、深く理解でき、おもしろくなる」そんな1年のスタートになりますように!

腰が痛くなりました。

こんにちは。

新留です。

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新しいクラス、カリキュラムが2月からスタートします。

満席のクラスも出ているため、興味のある方はお早めにお申し込みくださいね。

体験授業のお申し込みはこちらから。

https://www.rakuto-minoh.com/contact/

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私立中学の受験は先週の土曜、日曜が試験日、

その翌日、日曜、月曜が合格発表でした。

試験前日の夜、当日の試験後などに、保護者さまから子どもたちの様子がどうなのかのご連絡などをいただき、

土曜日の夜は、僕も、普段は全くそんなことはないのですが眠りも浅く、気持ちも落ち着かないまま日曜の朝を迎えました。

最初のご報告は思ってもみなかった時間に。

大きなチャレンジをした子の大金星の連絡でした。

ほんとに献身的に子どもを支えていらっしゃったお母さまと電話口で見事な合格に大泣きし、泣きすぎてヘロヘロになり、なぜか腰まで痛くなる始末。

安定の国語で8割以上を取ってリードし、算数も悪くない点数、理科は予想が的中し本番で過去最高の記録を出し、なんと、結果だけ見れば、余裕の合格でした。

その後も、予定通りに完全合格をした子、

直前に火がつき、見事に最後上げていった子など、

うれしい報告が続いたのですが、残念ながら、全員が第一志望に合格とはいきませんでした。

毎年、全員が合格できるように、とは思いますが、悔しい思いをすることもあります。

残念ながら受験で第一志望に行けなかった子も、

いい経験だった、やってよかったと言ってくれたり、

卒業後に連絡をくれて、遊びにも来てくれたりで、

あのとき、合格はできなかったけれど、今すごくがんばっているという子や、その経験をバネに大きく成長している子、楽しく過ごしている子などを聞きますが、

それでも、あの時、合格させてあげたかったなというのはずっと残っていて、同じことを繰り返したくないというのが、翌年への原動力になったりします。

保護者さまのなかでも、いろんな気持ちの方がいらっしゃると思いますが、

今週も国立や公立の中高一貫校の受験もあります。

最後まで、油断せず、諦めず、やっていきたいですね。

記述問題はおもしろい

こんにちは。

新留です。

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新しいクラス、カリキュラムが2月からスタートします。

満席のクラスも出ているため、興味のある方はお早めにお申し込みくださいね。

体験授業のお申し込みはこちらから。

https://www.rakuto-minoh.com/contact/

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先日のこと。

5年生の女の子が、読解問題の答え合わせの際、

「なんか最近記述問題できるようになってきた〜」

と言ってくれました。

6年生の卒業時、

中学受験をしてもしなくても、どんな中学入試の問題でも読んで理解し、問題も8割は取れる読解力をつけて卒業してほしいと思いやっていますが、

書いたものを見てみると、文句のつけようのない答案でした。

今まで「算数の方がいい」と言いながらも(笑)

しっかりと語彙などの基礎や、

ごまかさずに読む習慣(これがなかなか大変で、何となく知っている言葉から勝手に解釈しこんな感じ、と読んでいる子が多いです)を積み重ねてきた結果、着実に力がついているのを感じ、うれしく思いました。

読解力を伸ばしたいと思ったとき、

脳を鍛える、

理解し、考えるための土台である語彙力をつける、

全体の流れをつかめるようにする、

一文一文を正確に読めるようにする、

段落を意識して読むようにする、

語彙同士を関連付けていく……など、

いろんな要素、段階がありますが、

きちんとどこで詰まっているのかを見つけ、練習すれば伸びるものなのですよね。

ここから、論説文などでさらにいろんなことを知って、自分で読んで世界がひらけていくおもしろさを感じていってもらいたいなと思っています。

高学年になると、クラスにより、今回はどの文章、どこの入試問題を読もうかなと探すのがひそかな楽しみになっていますが、

(今年の秋頃から、灘中など難関校の、読みやすいし、読めてる感じがするけど設問が絶妙なところをついてくる問題を出し「おもしろいよね〜」と言うと、子どもたちからは「問題の突くところが微妙でいやらしい!」と言われたりしましたが笑)

みんなが読むおもしろさを知っていってくれるのが楽しみです。

逆に、国語ができない、読解力がない、という子を見たとき、

大体は、語彙力や、一文一文を正確に読む段階でつまずいているのに解く勉強をしてしまっていることが多いので、こういう本などで、まずは語彙を増やしていくのはおすすめです。よかったら、やってみてくださいね。

昭和の常識

こんにちは。

新留です。

私立中学の入試まで1週間、公立の中高一貫校の入試までも2週間を切りましたね。

受験を控えた保護者さまは気が気でないと思います。

いい体調で臨むことができ、実力を発揮できるよう願っています。

先週の土曜日のこと。

受験生向けに、冬期講習の復習会と、残り1週間、2週間をどうやって過ごしていったらいいのか、という話をしました。

スポーツだとリカバリーなどと言いますが、

勉強においても、ここまでしっかりがんばって来た子たちはなかなか疲れも、ストレスもたまっています。

最後、後悔のないよう、いい受験だったと言えるようになればいいなと思い、前日の夜に「体・技・心」、それぞれについてスライドを作成していたのですが、

改めて、話したことを振り返ってみると、僕ら昭和の時代に言われていたようなことは現代では非常識、むしろ、害だということが多いなと思います。

脳や心のことがおざなりにされて、気合や根性でやっていた昭和の常識は令和の非常識だというのを痛感します。

もちろん、努力は大事。

でも、スポーツの世界やビジネスの世界ではかなり研究や実践が進んでいますが、学習の世界では、

What、何をやるかばかりが注目されて、

Why、なぜ、そういうやり方をするのか、人の体や心はどうなっていているのか、

How、そういう風にできているのなら、どうしたらいいのか、

ということは、まだまだあまり重要視されていないなと感じています。

毎週、オンライン書店だけでなく本屋さんにも足を運びチェックしていると、脳科学や行動経済学、心理学、栄養学など、おもしろい本がどんどん翻訳、出版されていますが、

「昭和の常識は令和の非常識」と心に留めて、

僕らも常に自分の常識が非常識になっていないのか、考え方や教え方をアップデートしていかないといけないなと思ったのでした。

2月から新しいクラス、メンバー、スケジュールがスタートし、

今年もステップクラスのやり方がリニューアルしていくので今から楽しみです。