1番楽しかった

こんにちは。

新留です。

高学年になると授業でも扱っていきますが、それまでは春、夏、冬の季節講習でしかなかなか扱わない作文。

今回の夏期講習の作文講座では、

自分の好きな本や紹介したい本を持ってきてもらい、

その本を細かく分類、整理し、紹介したときに「この本読んでみたい!」と思ってもらえるのには? と考え、文章にする練習をしていきました。

みんなが持ってきた本たち。同じ本の子が2人^^

まずは本のつくりがどうなっているのかや、マインドマップを使った内容の整理の仕方を学習し、練習。

その後は、にぎやかにみんなで発表し合ったり、想像を広げたりした1日目でした。

そして、2日目。

1日目とは打って変わり、みんなが黙々と書く音、これで伝わるかな? と質問してくる声だけがする教室。

シーンと集中した空気が流れ、

みんなの楽しむ時間と、集中する時間のメリハリにこちらも感動しました^^

そして、

すごく素敵な紹介ブックができただけでなく、

すぐに1200字の作文にし、提出してくれた子たちもいてびっくりしました。

「また来年も作文講座絶対受けるからね!読書感想文がこんなに簡単に書けるなんて。と喜んでいました」

「最初は作文はしないと言っていましたが、終わった後に1番楽しかったのは作文だったと言っていました」

といううれしいメールなどもいただき、ありがたいばかり。

作文は書き方を知り、書いて、見てもらってを繰り返せば繰り返すほど上手くなっていくもの。

そのため、何回も受講してくれている子がいる講座ですが、

みんながこれからますます読むこと、書くこと、伝えることが好きになっていってくれたらいいなと思います^^

楽しい時間をありがとう!しかし、天パがひどい、、、

勉強なんてカンタンだ!

木曜はステップの日。

今月のステップ国語の速読、題材のうちの1冊は齋藤孝さんの『勉強なんてカンタンだ!』

「勉強って、なんでしなきゃいけないんだったっけ?」と読者に問いかけ、

勉強することは、おもしろい人間になること

たくさんのことを知っているというのは、人の魅力。知っていることを増やしていくことは、、魅力的な人物になる第一歩

小学校や中学校、高校での勉強がキライなのは、先生から押しつけられるから、大学生や仕事をするようになって勉強を好きになるのは、自分から追いかけるから

小学校や中学校、高校は、狩りの道具を手に入れて、その使い方を学ぶ期間

そんな文章が並び、齋藤孝さんからの、

「自分から進んで勉強し、知識をたくさん身につけ、魅力的な人になってほしい」

というメッセージが詰まっています。

 

速読で要点をつかみ、

「みんなはこれを読んでどう思った?」

と質問をすると、

「科学とか大好き!それに勉強はやらなくちゃいけないって感じじゃないー」

「学校の勉強は勉強って感じだけど、らくとは勉強って感じがしない」

などの言葉が。

勉強のおもしろさに気づいたのは大学生になってから、という僕からしたらすごいです。

 

みんな学校が本格的に始まって、授業が終わって帰宅後、すぐに車で送ってもらって来た子たちばかり。

それなのに、

「すごいよねー」というと、

「らくしょー!」

「べつに普通」

なんて言っていたりして、ほんとにすごいなと尊敬します。

そして、帰宅するのを待って、急いで車で送り迎えをしてくださっているお母さま方には感謝ばかりです(お子さまへの愛ですね)。

地頭を鍛え、速読やマインドマップなど、すばらしい狩りの道具を手に入れて、使い方を練習し、いつか、

「勉強なんてカンタン!」

と言ってもらえるようになったらいいなと思います。