今すぐ家庭でできる「国語力の育て方」3つのステップ
「うちの子、計算は得意だけど文章題になるとダメで…」
「理科や社会が「なんとなく」しか、わからっていないみたい…」
「国語って、何をどう教えればいいのか正直わからない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実はそれ、すべて「国語力」の問題かもしれません。
「一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数、あとは十以下」
これは数学者の藤原正彦さんの言葉で、
学力の土台が「国語」であることを示しています。
これには完全に同じ意見で、
RAKUTO箕面校でも、すべての学びの土台となる「国語力」を一番重視し、取り組んでいます。
そこで今回は、子どもたちの「学ぶ力」を伸ばすための、国語力の育て方について書いてみますね。
■ 国語が弱いと、どうなる?
「文章題が解けない」
「理科・社会の意味が入ってこない」
これは単にその教科が苦手なのではなく、「読解力」が足りていないことが原因です。
つまり、
「読んでも意味がとれていない」
「書かれていることがどういうことかわかっていない」
「聞かれていることがわからない」という状態。
そんな時、国語を伸ばすことで、他教科の理解度も大きく変わってきます。
■ 国語は「なんとなく」で終わらせない
日本語だと、「なんとなく」読めてしまったり、
漢字が読めれば文章も「なんとなく」読めたような気がしてしまうからこそ、
国語は「わかった気」になりやすい、気をつけなければいけない教科でもあります。
でも、本当に必要なのは、「書いてあることを正確に理解できる力」、「自分の言葉で言い換えられる力」です。
そして、これらは、正しい練習を積み重ねることで、誰でも育てることができます。
■ 国語力を育てる3つのステップ
RAKUTOでは、子どもの発達段階に応じて、以下の3ステップで国語力を育てています。
【ステップ①】語彙力をつける(キンダー、ホップ期〜ジャンプ期)
知らない言葉が多すぎると、文章の意味はつかめません。
まずは、「言葉を増やすこと」から。
キンダー期には「絵やストーリーで」、ホップ期には「その分野のものを一気に」など、時期により学び方は変わりますが、
どの時期にも大切なのが、「語彙力をつける」こと。
日常から意識的につけていきましょう。
✅ 具体的な方法:
- 絵や漫画で覚える「語彙本」を常備しておいて見るクセをつける
- 言葉づかいの違和感に気づいたら、家庭でも丁寧に伝えたり、一緒に調べたりする
- 「下村式」などで視覚・聴覚・体感覚を使って漢字を覚える
「言葉に敏感になる」ことが、国語を育てる第一歩です。
【ステップ②】要約力をつける(ステップ期〜)
文の骨格(主語と述語)を見抜き、
「要するに、何が言いたいのか?」をつかむ練習をします。
これは読解力だけでなく、算数(の文章題)・英語・論理的思考にも直結する重要な力です。
✅ ポイント:
- 自分の言葉で言い換える練習をする
- しっかりと書いて確認する
- 指示語や接続詞などもごまかさず、正確につかむ
【ステップ③】速読力をつける(ジャンプ期〜)
高学年になると、全体の構造をつかんだ読み方や、流れを意識した論理的な読解、比較、要点の整理ができるようになってきます。
ここで鍛えたいのが、速く、正確に読む力=速読力です。
一文一文を正確に読むだけでなく、全体を理解する力や段落を意識して読む力もつけていきたいですね。
速読が身につくと、「情報処理力」も「読解スピード」も、そして、「解く力」も段違いになります。
速読は学習の3つの武器の1つだと思っていますが、「できるかどうかで人生が変わるスキル」です。
■ 国語力は「一生モノの武器」になる
国語ができるようになると、勉強が「わかる」「楽しい」「もっと知りたい」に変わっていきます。
そして、「読む力」「考える力」「まとめる力」は、中学、高校、大学、そして、社会に出てもずっと使えるもの。
だから、RAKUTOでは、国語を「いちばん大事な教科」、「すべての教科の土台となるもの」として教えています。
ぜひ、お家でも意識して鍛えていってくださいね^^
■ 体験授業も受付中です!
RAKUTO箕面校では、
小学生が「学ぶ楽しさ」と「学ぶ力」を育てる体験授業を開催中です。
国語が苦手な子も、得意な子も、ぜひ一度体験してみてくださいね。
👉 体験授業のお申し込みはこちらからから↓
https://forms.gle/F4cjLVzkEtppiJaM7
👉ご質問や最新の残席状況を聞きたいなどございましたら、LINEでもお気軽にお問い合わせくださいませ
ではでは、また。
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