春期講習2023のお知らせ

注目

ただ知識を覚えるのではなく、

「なんでだろう?」

と仮説を立て、ディスカッション!

学んだことを実際につくってみて、

体感的に学んでいくから楽しいし、

記憶にも残るRAKUTOの季節講習。

学ぶことが好きに、

そして、どんな時代でも自分で学んでいける子になるために。

そのためには、

勉強の始め方、学び方……

いい種のまき方が大切。

今回の季節講習は、

国語、算数、理科の3教科で開催します!

「勉強って楽しい!」

そんないいスタートの春になりますように^^

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※お申し込みは申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(国語、算数、理科)」をご記入ください)

※円滑なやりとりのため、メールでのお申し込みのみとなっております。ご質問などもお気軽にお寄せください

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※A日程、B日程ともに同じ内容となっております

※「どの教科を受講したら?」と気になった際はご相談ください

※高学年講座の時間割は別途ご連絡させていただいております

※お昼を挟んで受講される方は教室で昼食をとることができます

※春期講習期間中、通常授業はお休みです

【対象】

小学校全学年

【受講料(1教科:60分×4コマ】

RAKUTO生11,000円(税込)

一般生13,200円(税込)

※別途、各教科教材費として1,650円(税込)がかかります

※高学年講座は教材費が異なります

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(国語、算数、理科)」をご記入ください)

※円滑なやりとりのため、メールでのお申し込みのみとなっております

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦くださいませ。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

【お問い合わせ】

・気になる点、ご不明な点などございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお寄せください。

お問い合わせフォーム

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「知るって楽しい。考えるって面白い。そして、できるようになるってうれしい」

そんな春になりますように!

「合っていること」と「やらされること」

こんにちは。

新留です。

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まもなく、RAKUTOの春期講習の募集を開始します!

今年は3/29,30のA日程、3/31.4/1のB日程の2つの日程になります。

今回は、国語「言葉力のアップ」、算数「規則性と周期性」、理科「電気の不思議」の3講座です。

(読解力や中学受験のための高学年用講座もございます)

お楽しみに!

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このところ、2,3年生の保護者さまから問い合わせや体験などをよくいただいています。

RAKUTOでいうと、ホップクラスやステップAクラスという時期(その子に今、合ったクラスというのは違いますので大体ですが)。

ホップクラスからステップAクラスへの慣れというのが子どもたちが体感する壁の一つだったりするのですが、

大きく成長する時期であり、つまづきやすい時期でもあるのですよね。

年中さん、年長さんから通っている子たちなどはステップAクラスには早ければ新3年生から入ったりしますが、

ちょうど2、3年生というと思考の発達段階でいう「具体的操作期」。

目に見える具体的な物を使って理解し学んでいく時期であり、

抽象的なことを学び出したりするのに、まだ発達段階的には難しかったりと、「合っていること」と「やること」にズレがあったりするのですよね。

ですので、理解にも、すんなりできる子と、なかなか体感として理解できなく気持ち的に「わからない〜」とネガティブになってしまう子が出てきます。

視覚的な子や、言語にあまり興味がない子、語彙が少ない子などだと特にその傾向が強くなったりします。

段々と、自分の頭で考え、自分で学べるようになってきますが、やり方を間違ったり、早くから難しいことをやったりしちゃうと、

ネガティブなことにもなったりします。

才能に頼ってきた子なども苦労したりますが、ここで腐らずに、粘り強さなども身につけていくことが大事だったります。

みんな成長の時期や強みというのはちがうので、その子らしさを尊重したやり方でやっていってあげたいなと思います^^

学び方を変える時期

こんにちは。

新留です。

先週より、新しいクラスが始まりました。

ホップクラスから、ステップクラスへ。

ステップクラスから、ジャンプクラスへ。

勉強のやり方も変わるので、子どもたちはちょっとよそよそしかったり、戸惑ったりしています。

いちばん大きな変化があるのが、ホップクラスからステップクラスへ変わったときです。

「考える」時期のスタートなので、

今まで歌で学んだり、体感で学んでいたのが、

自分で読んだり、図にしてみたり、調べたり、という風に変化していきます。

初回の授業、

子どもたちは戸惑いながらも、

「わからない〜」

「これ、おもしろいな〜。次のもやろうよ」

という子など様々で、

ここはちょっと苦手そうだな、

ここに興味や才能がありそうだな、

など、

こちらは事前に想定していた通りのことや、

意外にやってみてすぐに順応しているしおもしろがっているな、などみんなの反応を見ています。

これから、どうみんなが試行錯誤しながら成長していくのか楽しみです。

さて、

ステップクラス以降は、言葉を理解しながら意識的に増やすことをしてきますが、

語彙力というのは本当に大事になってきます。

事前に、おすすめの本なども共有させてもらい、

「早速買いました〜!!」

というご報告もたくさんいただいていますが、

考える前に、まずは言葉を、単語を知っているということが大事なのですね。

読書の第1段階は「単語の識別」です。

英語や外国語で考えるとイメージしやすいですが、

単語がわからないと、その文が何を述べているのかがわかりません。

大人でも、知らない単語だらけの英文や洋書だと読む気がなくなってしまいますが、子どもにとっての日本語も同じなのですよね。

音読が苦手という子もいますが、眼球運動に問題がある、という場合も考えられますが、ほとんどの場合は、

「読む単語が難しいから注意がそれてしまう」

ということが原因なことが研究でわかっています。

授業でもどんどん新しい題材にふれていきますが、

お家でも、絵本や漫画など、どんなものでもいいので、まずはいろんな言葉や単語にふれていってもらえればと思います。

ホップクラスの時期、6歳〜10歳くらいになると、

やさしいものでもいいので、自分で、毎日、本を読む習慣がついていくといいですね。

といっても、最初は自分で読むのが難しいという場合もあると思うので、

そういう場合は、最初の方はまわりが読んであげても大丈夫です。

人と一緒にやるのが好きな子や、音の方が入りやすい子もいるので、

学びやすい形で、この時期に、いろんな言葉に、好きな本に出会うという経験をしてもらえたらなと思います。

YouTubeやゲームなど、誘惑も多いので、

習慣化するためには、

「毎日20時からは読書の時間で、リビングで、みんなで好きな本を読む」

など、時間と場所をブロックすると、できたかできていないかがわかりやすいですし、続けやすくなります。

いろんな形で、そして、楽しみながら、家族で言葉にふれる、本にふれる経験をしていってもらえたらなと思います。

新しいクラスのこの1年で、子どもたちの語彙力、読解力がどんな風に変化していくのか、楽しみです^^

カラフルでいろんな媒体からの情報が。すばらしいです^^

読んでほしい文章

こんにちは。

新留です。

中学受験の時期も終わり、2月からの新年度クラスに向けて準備の時期になっています。

1月末が切り替えの時期なので、ほとんどの6年生は卒業の時期です。

(兄弟いるし、来るよ〜と言ってくれているのがうれしいですが^^)

最後に向けて、国語の授業のなかで、子どもたちに読んでおいてほしい何かいい文章はないかなと、中学受験で出題された過去問を調べていたところ、

2022年の関西大倉中学で、佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』が。

佐渡島さんといえば、『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』、安野モヨコさんの『働きマン」や、スラムダンクの井上雄彦さんの『バガボンド』などの編集を担当されていた方で、著書を2015年に発売。

発売当時、今年読んで1番読んでよかった本なのでは? と思った記憶にある本でした。

中身を見ていくと、まさに子どもたちに知っておいてほしい内容。

ということで、授業の中で読むことにしました。

その中には2つの目標の話が。

「理想的な目標」と「毎日絶対にできる目標」の2つをつくるというものです。

例えば、

「毎日、語彙力の本の見開き2ページ分を覚える」という目標と、「毎日、語彙力の本を開く」というようなもの。

佐渡島さんはその文章のなかで、毎日ちょっとだけでもやること、毎日続けることの大切さを書いていました。

キンダークラス、ホップクラスで語彙力や能力的なものを磨いていくと、「センス」というのは身につきます。他の子たちより、早く学ぶこともできるようになります。

でも、残念ながら、どんなにセンスがあっても、

脳に合った考え方や学び方を知っていても、

やらなければ、続けることができなければ、何かを自分のものにすることはできません。

「今日だけ」、「明日からやる」ということは多いですが、

多くの心理学者が言っているように、

「意志力」というのは当てにならず、人間は、自分の失敗には甘く、今度はうまくやれると過信しがち。

「サボる」というのはクセになるんですよね。

(ものすごく、わかります苦笑)

何かをするのも、まずはちょっとやってみることから。

そして、ちょっとずつでも続けていくことが大事。

子どもたちが、自分にとって大事なことを、粘り強く、やり抜けるように。

そして、授業をきっかけに、授業で磨いた読解力を武器に、

素敵な本や、影響を受けるような本にたくさん出会え、いい影響を受けていってもらえたらいいなと思います^^

6年生の女の子たちからの誕生日プレゼント。なんてやさしい子たちなのでしょう…( ; ; )

問題→スキル

こんにちは。

新留です。

7月、8月は面談月間とということで毎日面談をしていた感じだったのですが、ようやくひと段落しました。

毎回、楽しみにしてるんですよという方や、

わざわざ夫婦でお休みをとっていらしてくださる方などもいて、ありがたいなと思います。

面談でお話ししていると、

すごく安定して穏やかに過ごせていますという方も、

相変わらず悩みだらけですという方もいらっしゃいますが(笑)

何かホッとするような時間になればいいなと思います。

自分のことだったらいいのけれど……と、自分ではどうにもできないことだからこそ悩むこともあり、いくつになっても悩みは尽きないものですね^^

さて、

「いま困っていることや改善したいことなどありますか?」

とお聞きすると、

「集中力がない」

「勉強をしない」

「言葉を知らない」

「文章題が苦手」

など、様々なお答えが返ってきます。

その子の特徴や環境によってアプローチの仕方が異なりますが、

困ったなというとき、ひょっとしたら、それを「問題ではない」と捉えることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

例えば、先ほどの

・「集中力がない」を「30分椅子に座る筋力やスキルがない」

・「勉強をしない」を「決まった時間にテキストを開いて問題を解き始める習慣が身についていない」

・「言葉を知らない」を「知らない言葉に出会ったときに、辞書などで調べる習慣や環境が整っていない」

・「文章題が苦手」を「まずは問題の求めているものと分かっていることを整理するスキルが身についていない」

など、

「問題」ではなく、「スキル」が身についていないと考えるのですね。

これはフィンランドの心理学者、ベン=ファーマンさんが考えた方法ですが、一つの方法として、おもしろいかもしれません。

「問題」を問題のまま終わらせず、「スキル」や「環境」にしてみることで、練習して伸ばせ、準備して整えていくことができます。

そして、スキルというのは伸ばせるものであり、

身についていくと、子ども自身の成功体験にもなります。

見守る側にとっても、「諦め」から、「希望」になるかもしれません。

何か困ったことがあったとき、

よかったら、

「どんなスキルを身につけたらいいのだろう?」

「どんな環境を整えたらいのだろう?」

と考えてみてくださいね。

これも「スキル」みたいなものかもしれません^^

最近、4コマ形式や定規を使った絵にハマっている男の子。素敵です^^

自己肯定感より大事なもの

こんにちは。

新留です。

7月からジムに通い始めたのですが、ただいま猛烈な筋肉痛に悩まされています。

野球のダルビッシュ選手が好きなのですが、ひさしぶりにインタビュー記事などを読んで影響を受けたのでしょうか。

映画館でアクション映画や任侠映画を見て、帰りに強くなった気分になるような感じでお恥ずかしい限りです。。。

さて、夏期講習が終わり少し経ちましたが、暑かった夏を超え、いい変化を見せているなと感じる子たちがいます。

高学年になると、目的に合わせた「量」の練習が必要になってきたりしますが、できたできなかったかではなく、それをしっかりとやり遂げた子というのは、

実力の変化はもちろんですが、「小さな自信」のようなものを感じるのですよね。

大変だなと思いつつもがんばった自分に、充実感や手応えなど感じているのかなと思います。

そうやって、自分のなかの手応えを感じていくことって大事です。

不幸そうに見えて幸せな人もいれば、

幸せそうに見えて不幸な人もいたりするように、

大事なのはどう見られるか? ではなく、自分がどう感じるのか、なのですよね。

「自己肯定感」が大事とよく言われますし、実際に、書店などを見て回ると、自己肯定感を上げることをうたった本などもたくさん見られます。

ただ、「自己肯定感」というのは微妙で、それらは実際には、自己肯定感に似たナルシストをつくっていってしまうこともあります。

自己肯定感を高くしようということは、やらない人になる怖れ、やらないのにできると思っている「意識だけ高い系」になる怖れがあるのですね。

実際に、1980年代に海外で「自尊心運動」、たくさんほめて、子どもの自己肯定感を上げていこうという流れが起こったことがあります。

どうなったかというと、子どもたちの成績は「下がった」のです。

自己肯定感をまちがって身につけてしまった子は、できないことや課題に向き合った時に、

「これ好きじゃない」

「飽きた」

「こんなことやっても意味がない」

というようなことを言ったりします。

これはたしかにそういう時もあるかもしれませんが、実は「できない自分」に向き合いたくないので、自己防衛に走っているだけということもあるのですね。

筋肉をつけようと思ったら、今持っている100の力を超えた「101」以上の負荷をかけなくてはいけないように、

それでは、能力を伸ばしていくことや、何かを身につけていくことは難しいでしょうし、本当の自信もついていきません。 

自己肯定感よりも大事なのは「自己効力感」、自分はやればできるようになるという感覚と体感、経験なのですよね。

そして、「自己効力感」は、数年前から注目されるようになった「非認知能力」、物事を達成していく際に必要な「やり抜く力」や「自制心」につながっていきます。

今までに自分ができるようになったという経験や、自分はやればできるようになるという感覚がなければ、目標のためにブレずに努力し続けることや、目標のために何かを抑えるということができません。

コロンビア大学心理学教授だったウォルター・ミシェルさんは、

「幼いころに成功体験や自己効力感を自覚する体験をした人は、その後、根気強く目標を追求し、成功に対する楽観的な見通しを育み、成長の過程で避けられない挫折や失敗や誘惑に対する意欲や能力が高まる」

と言いますが、

子どもたちがこの夏の経験を通じて、学ぶことを楽しいと思えるようになったら、

そして、自分はできるようになるんだ、と感じられるようになったらいいなと思います。

「やり抜く力」や「自制心」などの「非認知能力」というものは、自分で小さな約束を決めて守ったり、ウソをついたり、ごまかさないようにしたりといったちょっとしたことでも筋肉のように鍛えられます。

子どもたちがこれからも自分の可能性を自覚し、伸ばしていってくれますように^^

夏期講習の理科では火山と岩石について学習。火山の模型をつくりました^^

モテる子

こんにちは。

昨日は子どもたちと授業後、秘密の抽選会で盛り上がりすぎ、かなり幸福度が高かった新留です。

抽選やクジなどをすると、持っている子は持っているな、ほんとに将来楽しみだなと感じる子がいますね^^

授業前や休憩中、授業後など、子どもたちはにぎやかに遊んだり、静かに本を読んでいたりと、それぞれが好きな時間の使い方をしていますが、

観察していると、それぞれ個性が出ていて、おもしろいなと思います。

一人で黙々と本を読んでいる子、

うろちょろしている子、

次の時間に向けて準備や練習をしている子、

他の子といっしょに勉強している子、

先生にちょっかいをかけている子……

そして、

それぞれいろんなことをしていますが、何をしていても、まわりに人が集まってくる子もいます。

本を読んでいても、

「な〜、いっしょに遊ぼう〜」と言われ、

勉強をしていてもまわりに友達が集まってきて、

トイレに行っても付いてこられ(そして、扉をドンドンされたり笑)

もう、「スター」のよう。

男女問わず集まってきた子たちから、

「いっしょに遊ぼうよ〜」

「お前がいないとつまんないんだよ〜」

と言われているのを見ていると、

モテモテっぷりに驚かされます(将来、そちらの方でも有望ですね笑)

そういう子たちを見ていると、

自分の好きなことをしているし、

遊ぶときは遊ぶ、集中してやるときはやる、

そして、他の子のことも見ていて、時にはやさしい声をかけてあげたりもしています。

ちょうど高学年のクラスの国語の授業で、心理学者である榎本博明さんのコミュニケーションについての題材を読み、

「コミュニケーションは自己満足のための道具ではない」

というようなことを学び、

子どもたちと、好かれる人、嫌われる人、などについて話し合っているところだったのですが、改めて、人間関係って家庭環境に恵まれ、自然にできる子もいるけれど、知識であり、磨いていくことができるスキルでもあるのだなと感じます。

(ああ、あの頃は……と自らの過去を(現在も?)反省しつつ。。。)

こういう社会に直結することを知ることができる、学べるところが国語のおもしろいところであり、題材を選ぶ楽しみでもあるのですよね^^

子どもたちには、いろんな学びや経験をしながら、

自分のことを大切にして、集中し、目標のために正しい努力をする力、

相手のことも尊重し、協力し、いい人間関係を築く力を育んでいってもらえたらなと思います。

この後、爆笑の結末が…

スマホと競走馬とブリンカー

こんにちは。

新留です。

少し前から、ちょっとした時間に、意識して、スマホの電源をオフにするようにしています。

きっかけは、昔、話題になった『話を聞かない男、地図が読めない女』にも書かれている、

「彼が新聞を読んでいたり、テレビを見ているときは、私が何を言っても聞いていないのよね」

という愚痴を女性なら一度はこぼす。

という男性が持っている特徴による体験を自らしたためだったのですが、、、(苦笑)

「集中したいときは電源オフ」のクセは(いろんな面で)少しはいい効果をもたらしているのでは? と思っています。

そのひとつが精神的なゆとりができたことです。

最近では、スマホを持っている小学生も多くなっていて、教室にも子どもたちが持ってきたりしていますが、本当にこのスマホというのはクセもので、時間と集中力を奪います。

まだまだ自制心が発展途上の子どもたちには授業中は絶対にさわらないよう、

持っていることを意識しないでいいよう、目の前のやるべきことに集中できるよう、

机の上には置かず、カバンの中に入れたり、手の届かない場所に置くように言っていますが、

(人間は手が届かないからイスから降りないといけないなど、ちょっとした手間をかけるだけでやりたくなくなるという性質があります)

子どもたちより自制心の多少強い(と思いたい)大人でも、スマホに時間と集中力を奪われているなと思います。

どうしてもスマホを電源オンにしていると、時間を確認し、そのときにちょっとSNSをチェックしてしまったりしてしまうのですね。

スマホをちょっとしたときに電源オフにすることで、気にならなくなり、目の前のことに向き合えたり、少し精神的ゆとりができ、大事なことをする時間が増えたような気がしています。

本当にゆとりって大事だなと感じます。

そして、ゆとりは先延ばしグセの改善にもつながるのですね。

人間には、何か欠乏しているものがあるとき、とくに「トンネリング(視野狭窄)」を起こしているときには、重要だが緊急ではないこと(投資的なこと)を先延ばしにしてしまうという性質があります。

目の前のことを解決することにいっぱいいっぱいで長期的なことを考えられないし、何が大事で何が大事でないかを考えたり、優先順位を立てたりすることができないのですね。

時間的なゆとりがあると、大事なことに時間を使えるし、遅れているものをフォローすることもできる。

詰め込み、絞り込むことは、競馬で馬にブリンカーをつけるように、短期間、目の前に集中させることはできるかもしれませんが、

競走馬には優秀な騎手がいるように、それをうまく使えないと、視野狭窄になり、大事なものが見えなくなったり、まわりとぶつかったり、疲弊したりするので注意が必要だなと思ったのでした^^

グミのプレゼントをもらっちゃいました。うれしい^^