遊んでいるようなのに頭がいい子がやっていること

先日、授業終わりにお迎えにいらっしゃったお父さまとお話したときのこと。

もう教室に4年以上通ってくれていて、いつも笑顔。勉強以外のことにもたくさんチャレンジし、実力だめしに受けに行った模試の成績などもすごくよかったりする子なのですが、

「いっつも遊びに行ってるみたいなんですがうちの子って勉強してます!?」

といわれました。

たしかに、世間話をするように教室にきて(いつも「あんな〜今日な〜」と報告を受けています)、授業中はむずかしいことをやってはいるけどどんどん質問をしながら取り組み、ツッコミをいれ(言葉の発達により年々鋭さを増してきています)終わった後もみんなを巻き込んで遊び、時間になったら「じゃあね〜」と帰っていく。

先生たちみんなが、「こんな風になってもらえたらいいよね」と思ってやっていることを見事に体現してくれている子だねといっている子ですが、客観的に見ると、遊んでいるようにも見えるのかなと思いました。

でも、社会で活躍する子、リーダーになるような人って、眉間にしわを寄せてがんばっているというよりも、それが好きで楽しんでやり続けているうちに影響力を持ち、まわりを巻き込んでいっているような人なのですよね。

「頭のいい子」というと、どんな子を思い浮かべますか?

集中力が高く、やるべきことをさっと終わらせられる子

優先順位をつけるのが上手で、必要なこととそうでないことを見分けられる子

パッと解決策やアイデアが浮かぶ子

計算や決断が早い子……

じつは、これらはぜんぶ「ワーキングメモリ」という能力によるもの。

「IQ」を賢さだと思われている方もいますが、IQはあくまで「知っていること」。

お金をかけ、いろんなことをやれば伸ばすことができたりします。そして、将来の成功にはほとんど相関性はないということがわかっており、情報自体は探せば見つかる21世紀の将来の成功を測る物差しとしては最適ではない、とアメリカの心理学者などもはっきりと言っています。

21世紀型の賢さ、「知識を使って何かを生み出す」というのは「ワーキングメモリ」のやることなのですね。

ワーキングメモリの強さにより成績を95%の確率で予測できるという研究もあります。

低学年のクラスだと、とくに「ワーキングメモリの強化」というのを大きな目的のひとつとしてやっていますが、それらが育っているのをみると、これからどんな風になっていくのかなと楽しみにさせてもらっています。

低学年〜中学年のホップクラスを長くやっている子の中には、すごく明るくなったなと感じる子もいますが、ワーキングメモリには感情の切り替えがうまくなり、楽観的になりやすくなる、という研究も。

こんなすごいことだらけのワーキングメモリ。鍛えない手はありません。

お家でも、

・充分な睡眠(10〜11時間を目安)

・ 毎日の読み聞かせや音読、読書

・ 歩く、走るなどの運動

・ 数独などのパズル

・ ゴールから逆算して考える

・ メモをとる

・ 部屋や机の整理整頓をする

などで鍛えることができます。

ぜひ、やってみてくださいね^ ^

使い方注意!子どもの才能と学力を伸ばすためのテスト活用法

9月8日の日曜日に、MOTHERHOUSE(株式会社マザーハウス)さんが毎年行っているサンクスイベントに参加してきました。
 
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
 
とバングラデシュやネパール、インドなど、それぞれの国の個性あるすばらしい素材を活用し、「途上国のものだから」ではなく、「商品として素敵だから」買ってもらえるものをつくられていて、その理念と、商品のすばらしさにファンの1人なのですが、
 
その会のなかで、チーフデザイナー兼代表取締役社長の山口絵理子さん(情熱大陸やカンブリア宮殿などで特集されたりもしているのでご存知の方も多いかと思います)のお話の後にQ&Aの時間がありました。
 
語学留学をしようかと考えている方だったのですが、
 
「山口さんはどんどん新しい国に工場をつくったりしていますが、どうやって言葉の勉強をされているのですか?」
 
というようなご質問をされました。
 
さまざまな国に活動を広げ、各地を飛び回りながら、現場でデザインをしながら、経営もされている多忙な中、新しい国にいくときにはその現地の言葉を学んでいくという山口さんですが、
 
その質問への山口さんの答えが、
 
「いまでも朝と夜に1時間ずつ語学の勉強をしているんですよ。ドリルとか解いて」
 
でした。
 
より良いものをつくるためには、現地の職人さんたちに自分の感情を伝えなくてはいけない、自分の言葉で伝えなくてはいけない。
 
そのためにも現地の言葉を勉強されているということに、モノづくりへの情熱を感じ、胸が熱くなったのですが(すぐ泣く)、そこで同時に思ったのが、圧倒的な努力と同時に、やり方もすごくすばらしいなということでした。
 
(感動しながらも、すぐにその方法はその人に合っているのか、そのやり方は脳科学や心理学的に適切なのかとかに目がいってしまう辺り、職業病だなと感じます)
 
「ドリルをやる」
「問題集をやる」
「テストをする」
 
これらって、子どもたちはあまり好きじゃない子も多く、
 
「テストをするよ」というと、「え〜、いやだ〜!」という子も多いです。(先週もブーブーいわれました)
 
小さい時から「マルバツ勉強」をくり返してきたような子や、「お直し」という名の苦行や修行などをたくさんさせられてきた子だと、「バツはダメなこと」だというマインド(「Fixed Mindset」といいます)になっていたり、「バツは罰」につながっていると思っているような子もいます。
 
でも、問題集をすることやクイズ形式で学ぶこと、テストすることって、「テスト効果」といいますが、とても有効な手段なのですよね。
 
テストは地図のように目的地と現在地を知るための「計測ツール」であり、ウェイトトレーニングのように特定の箇所を強化し、学びを促進するための「学習ツール」。
 
テストは、認知心理学の分野で研究が進み、「覚えるために受けるもの」であったり、「覚える前に受けた方がいいもの」だということもわかっています。
 
イリノイ州のある中学での数年にわたる実験でも、たった数分のテスト(クイズ)をするだけで成績が上がり、「89%」の子が自分の成績の向上を実感しました。
 
さらに、勉強や暗記などの「インプット」的なものと、テストや発表などの「アウトプット」的なもの理想的な比率というのは、アーサー・ゲイツら心理学者の研究で、
 
「インプット1:アウトプット2」
 
が理想だといわれています。
 
「3分の1をインプット」に使い、「3分の2をアウトプット」に使うことで、「30%」近く優れた成績を残せるそう。
 
事前にテストを受け、「わからないことを明確化、意識化」することで、あとで脳が学ぶため、思い出すためのきっかけをつくるのですね。
 
発達心理学の世界的権威、キャロル・S・ドゥエックは
 
「努力の大切さを強調すれば、子どもはすばらしく変われる」
 
といいますが、
 
山口絵理子さんのお話を聞きながら、子どもたちにも、
 
「テストの目的は成果ではなく成長」だと知ってもらい(もちろん、成果にこだわらなければいけないテストもありますが)、
 
「覚えたらテストではなく覚えるためにテスト」の感覚でどんどんトライして、山口さんのおっしゃるKeep Walkingならぬ、Keep Learningしつづけてもらえたらなと思ったのでした。

夏休み明け!力が入りすぎて空回りしないためのルール

こんにちは。夏休みがおわり、今日から学校がはじまる子も多いですね。

保護者さまからは「やっと…ありがとう…!!」という声も聞こえてきそうです。

 

暑さが和らいだとはいえ、夏休み明け、ひさしぶりの授業などで疲れやすいと思いますので少しずつ慣れていってもらえたらなと思います。

 

今年も夏の暑さはきびしかったですが、幼稚園クラスの子や低学年の子たちは元気いっぱい!

にぎやかに学び、言葉や知識をどんどん吸収し、力もつけていってくれています。

 

幼稚園クラスの子どもたちの成長スピードを見ていると、学びってこうしたらいいんだよね、ということがよく見えてきます。

 

「たのしんで、いろんなことに興味を持ち、気になったことはすぐ質問したり調べたりし、失敗を気にせずにたくさんチャレンジする」

「加速学習」といわれるものや、脳科学やNLPなどの心理学を活用した学習法の講座で最初にいわれるのが、

 

「リラックスすること」

「たのしむこと」

「完璧主義を捨てる」

 

ことの大切さ。

 

先日も授業後の雑談や面談で保護者さまからご相談されたのですが、先生がきびしい方だったりすると、漢字のとめ・はねに細かったり、算数の答えの書き方や、線の引き方などにも親がこんなところまで!? 間違え探しをしているの!? というところまで見つけ出し、印をつけたり(子どもにとっては「ダメ出しされている」と感じることが多いです)、お直し、点数を引いてきたりもします。

 

もちろん、発達段階や目的によってはそういうことが大事だったりもします。きれいに書くためだったり、中学受験を控えた5・6年生の子がもったいないミスを防ぐためだったりには大事だったりしますが、

幼稚園や小学校低学年の子のような「好奇心」を広げる段階の子、まだ、論理脳がこれから発達していく段階、衝動的だったり正確に何かを行うということが難しい成長段階の子にとっては、窮屈でしかなく、マインドセットが「まちがえてはいけない」というものになってしまう可能性が高いのですね。

 

(それに、文字の「とめ・はね・はらい」に関しては、文化庁が「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」と発表しています)

 

このマインドセットというのは本当に心の健康度や学習スピードに大きな影響を与えます。社会心理学や発達心理学の世界的権威であるキャロル・S・ドゥエック博士がおっしゃるように、

 

「マインドセットが固い人は、自分が他人からどう評価されるかを気にして、反対に、マインドセットがやわらかい人は、自分が成長していくことに関心がある」

 

ので、マインドセットが固い人は、

 

 「まちがえてはいけない」

 

→「まちがえそうなもの、難しいものは自分ができないのがばれるのがイヤだから最初からやらない」

 

→「やらない、やってみないので力がつかない」

 

ということになってしまいます。

 

もちろん、「正確であること」が好きな子もいるのですが、そうでない子も多いです。

 

以前、僕自身も、10年近く前、心理学やカウンセリングを学びに行っていたとき、先生に「落ち込みやすくて、なかなか立ち直れない」ということを相談したら、

 

「きみはイチローよりすごいことをやろうとしてるんやな〜」

 

といわれました。

 

「イチローでも3割、7割は失敗しているのに、きみは8割ぐらいはできているというのに2割の失敗を責めてるんやからな〜」

 

ということで、その言葉に衝撃を受けると同時に、すごく肩の力が抜けたのを覚えています。

 

先日、6年生の男の子が、

 

「学校始まったら放課後は疲れてできる量が減るだろうから、夏休みに毎日やってた勉強は朝のうちにやるようにする」

 

といい、1日5時間の夏休みの自習計画を、学校が始まってからの計画につくりかえていて、「すばらしい…!!」と感動したのですが、

 

夏休み明け、疲れから集中力が低いなと感じたり、モチベーションが低いな、ダラダラしているなと感じるようなことがあるかもしれませんが、子どもにも、何より、自分に対して、あまり完璧主義にならずにお過ごしくださいね。

幼稚園クラスの子たち、かわいすぎます(笑)

読売テレビかんさい情報ネットten.さんで放送されました。

少し前ですが、読売テレビ夕方の番組『かんさい情報ネットten.』さんにて、G20とからめてRAKUTOで子どもたちがプランクトンについて学ぶ様子が放送されました。

当日、子どもたちは「テレビ!テレビ!」と大はしゃぎ。

その日から、映ったクラスの子たちの保護者さま、他の曜日の保護者さま、そして、それ以外にも以前通ってくださっていた卒業生の保護者さまなど、たくさんの方に「見たよ!」「録画したよ!」といわれたり、メールをいただいたりして、うれしかったです。

放送後、他の曜日の子たちからは「今日はテレビ来ないの!?」というアピールがたくさんでした(笑)

ただ、いちばんの大きな反響はというと、「20歳」と偽っていた先生の正しい年齢が公共の電波で暴露されたこと…

翌週の子どもたちは教室に入った瞬間から「○○歳!」「○○歳!」と連呼。

「詰めが甘かった…!!」

と先生は悔やんでおりました(笑)

そして、子どもたちがにぎやかすぎて、教室でのインタビューも全カットに(笑)

……何はともあれ、盛り上がり、いま世界で実際に起こっていることを知り、何か未来について考えるきっかけになったのかなと思い、よかったです。

そして、番組内で円広志さんが「教育を通して子どもたちに伝えていっているのがすばらしい」とおっしゃってくださり、本当にありがたかったです。

わたくしめはというと、当日、授業に出ていたり、映りに行こうとする他のクラスの子たちを食い止めるため扉の前に立ちふさがっていたりで、いらしていただいたレポーターやカメラマンさん、ADさんなどには軽く挨拶をしただけ。

ご挨拶いただき、名刺をいただいたレポーターの中村和可奈さんのお姿をあとでインターネットでじっくり拝見し、当日のじぶんの振る舞いを激しく後悔いたしました…

反省をいかし、次はしっかり拝める準備をしたいと思います。

ご協力いただいたみなさま、うれしいご連絡をくださったみなさま、ありがとうございました!

2019年夏期講習のおしらせ

「こんなに楽しい勉強ははじめて!」

「次も来るね!」

と毎回、大好評の特別授業!

子どもの脳と発達段階にあった学び方だから、楽しいし、記憶に残ります。

勉強に夢中になる2日間を過ごしませんか?

 

【チラシはこちら】

 

【講座紹介】

授業①算数講座

世界の図形を体感しよう!算数世界旅行

(60分×4コマ 受講目安:全学年)

得意な子と苦手な子がはっきりとわかれる図形分野。

回転体の問題は中学受験の算数でも難易度の高い問題となっていて、多くの子どもたちが回転体のイメージでつまずきます。

「見える子」と「見えない子」でこれから先の数学でも大きな差がついてしまうのがこの分野。

今回の講座では、その「見える力」、「空間把握力」をじっくりと4時間かけてつくっていきます。

世界遺産の建築物にある回転体をつかい、たくさん手を動かし、図形の楽しさに気づいていきましょう!

「平面図形をくるくる回すと、どんな形になるのだろう?」

「でこぼこな形をくるくる回すと、どんな形になるのだろう?」

スカイツリーや富士山、コロッセオ…。

あの複雑にみえる有名な建築物も、じつは知っている図形の組み合わせでできていた…!?

実際に、観察して、工作して、回転体を体験!

授業では、図形の基本用語をマスターし、速さの概念にもふれていきますよ。

 

授業②理科講座

石コロリンのぐるぐる変身!大冒険!!

(60分×4コマ 受講目安:全学年)

道端にある石ころ、川辺にある石ころ、山に転がっている石ころ…

いろんな形、いろんな大きさの石ころがあるけれど、いったい、それらはどこで、どうやって生まれているのか?

毎回、実験や工作が大人気の理科講座。今回のテーマは「火山と石」です!

身近にある不思議から問いを立て、予想をし、様々な実験。結果から考察し、さらに考え…という「科学的思考力」を磨いていきます。

今回、行う実験は3つ!

①石が磁石にくっつく!?(火成岩の冒険)

②どうして丸い石があるの?(堆積岩の冒険)

③火山をつくって半分に切ってみよう!(マグマの冒険)

講座の最後は、もちろん、みんな大好きな工作!

今回は「火山づくり」。

学んだ知識を実際に使って、つくり、体感。知識をどんどん深めていきます。

小学5、6年生で学習し、中学受験でも扱う範囲である地学に楽しくふれ、使える知識にしていきましょう!

 

授業③作文、もしくは社会講座

作文講座

書き方を身につけよう!マインドマップ作文!

(60分×4コマ 受講目安:全学年)

高学年になると取り組む作文ですが、みんなに書いてもらうと「書ける子」と「書くのが苦手な子」にはっきりと分かれているのを感じます。

「書くのきらいだ〜」という子や「うまく書けない!」という子も、よーく見ていると「書き方を知らない」か「書いた量が圧倒的に少ない」だけ!

書き方を知り、たくさん書いて、見てもらうことで書く力というのはぐんぐんと育っていきます。

今回の講座では、お気に入りの本を使い、自分の好き!や感動を相手に伝える練習をしていきます。

【授業でやっていくこと】

①本を読んでくる(学校の読書感想文に使う本でも!)

②「こんなキャラクターが出てきてね!」

「ここがすごく好きなの〜」

という風にみんなでわいわいディスカッション!

③マインドマップを使って書きたいことや書くべきことの整理整頓!

④相手に伝わるために大切なことを学び、並び替え!

⑤下書き!

⑥清書!

⑦より楽しくなるよう、より伝わるようにデザインやデコレーションをして完成!

作文というのは、相手の求めることに答える力なので「面接」にもつながりますし、じぶんの考えや魅力を相手に伝わるように表現する「プレゼンテーション能力」でもあります。

自分の大好きな本を使って、自分の考えや気持ちをうまく伝えられるようになりましょう!

 

社会講座

ジオラマ地理!〜東北地方編〜

(90分×4コマ 受講目安:全学年)

毎年大好評で、子どもたちのすごい集中力が発揮される「ジオラマ地理」。

今回は「東北地方」にチャレンジです!

山脈と盆地、平野。それぞれの特徴から始まり、海岸線へ。

「東北地方はどうして漁業が盛んなの?」

「漁業のちがいや、日本の漁業の特徴って?」

「どうやって、魚ってとるの?」

米づくりが盛んな理由や、各地のお祭りや伝統工芸など、地形や気候、産業…ぜんぶが密接につながっていることを学んでいきます。

地理って、覚えるものでもないし、ただの勉強でもなく、理解して、じぶんたちの生活、未来にふかーく関係しているもの!

地理っておもしろい!

もっと日本のことについて知りたい!

この講座を通じて、そんな風に子どもたちに感じてもらえたらなと思っています。

工作が大好きな子だけでなく、地理っておもしろいの? 役に立つの? と思っている子もぜひ、参加してみてください。

地理が楽しい科目に変わります。

 

今回も内容が盛りだくさんな夏期講習。

たくさん頭を使い、手を、体を動かし、「たくさん勉強した!」と充実感を感じた笑顔になる夏にしてくださいね。

 

【日程・時間など】

前期

7月30日(火)、31日(水)

10:00〜19:00(授業①は算数、②は理科、③は社会、もしくは作文の選択)

後期

8月8日(木)、9日(金)

10:00〜19:00(授業①は算数、②は理科、③は社会、もしくは作文の選択)

【受講料】

1教科

RAKUTO生10,800円(ジオラマ地理のみ12,960円)

一般生12,960円(ジオラマ地理のみ16,200円)

※別途、各教科にテキスト・教材費として1,620円がかかります

【対象】

小学校全学年

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにて(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「夏の特別授業申込」と「ご希望の日程、教科(前期ー理科、算数、作文などをご記入ください)

②お電話にて(火〜金14:00〜21:00)

※面談中や授業中など電話をお取りできない場合がございます。その際はご容赦くださいませ。

0120-485-899

 【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

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なぜ小さい頃は学習スピードが速かったのか?

「うちの子、何だかふつうになってきていて…小さいときはもっとおもしろい子だったんですけどね…」

「子どもの頃はいろんなことに興味を持ってたし、どんどんチャレンジしてたんですけど…」

 

体験授業などの後、保護者さまとお話をしていると、そんなご相談を受けるときがあります。

 

小さい頃って、ほんとにいろんなことに興味を持って、夢中になってやって、どんどん成長して、ひょっとして、うちの子って天才…!? なんて思うことがあったります。

 

でも、小学校に入り、少したってくると、だんだん、おとなしくなってきて、あんなにいろんなことに興味を持って、どんどんチャレンジしていた子が、枠のなかに入ってしまったようになり、何だか成長速度も遅くなっているような気がする…そう感じられる方もいるんですね。

 

良かれと思って、いいと感じた環境に入れてあげたりしたのに、そんな風になったのでは、いったい、どうして!? という気持ちになってしまうのもわかります。

 

小学校に入った途端に「ふつう」になってしまう。

 

そこには理由があるのですね。

 

数年前、『フォトリーディング』で有名な、NLP(神経言語プログラミング)と加速学習の世界的権威であるポール・R・シーリィ博士が来日したとき言っていたのが、

 

「子どもはみんな天才だというが、学校に入る前、みんなが自然にやっていた学び方が『加速学習』のエッセンスだ」

 

ということでした。

 

学校に入る前、子どもたちには、「これがやりたい!」という『高い動機づけ』があり、そこには、「がんばって!」「すごい!」「そんなこともできるようになったの!?」というような、お母さんたち家族含め、まわりからの『温かいサポート』がありました。

 

『失敗はなく』、ただ、今回はうまくいかなかったという結果があるだけ。どんどん『行動することで学び』、さらには、「こうやったらいいよ」「こういうところがよくなったよ」という『すばやいフィードバック』がありました。いろんなところを『冒険』し、たのしく新しい世界を『探検』していました。

 

それが、子どもが天才であり、すごい成長速度だった理由なんだよという話でした。

 

子どもたちは、脳に合った学び方をしていたから、大人が驚くようなスピードで学び、吸収し、成長していっていたのですね。

 

「脳に合った学び方」をし、何より、主体は「学習者である子ども自身」でした。

 

ところが、学校に入ると、主体は学校になってしまいます。(クラスのような「集団」だと、そうなるしかないのですが)そして、元々、持っていた能力や才能が活かされなくなっていってしまうのですね。

 

学習を加速させるには、「脳機能をベースにした」「学習者が中心の」学び方に戻していくことが大事。

 

そのためには、まず、効果的に学習できる心理状態をつくることが大切です。

 

キリッとした環境がいいと感じられるかもしれませんが、脳波が緊張し、批判的で、理性が強く働いているような状態では、学習は効果的に進みません。いっぱい笑って、助け合って、体を使って、発表して、聞いて…そういう状態が理想。遊んでいるような状態でこそ、学びは加速します。

 

じゃあ、そんな状態をどうやってつくるのか。

 

覚えておいてほしい目安が「3対1」。

 

別名、「ロサダライン」ともいわれますが、ポジティブな感情とネガティブな感情の割合が「3対1」以上だと、パフォーマンスが上がるということが、心理学者のマルシェル・ロサダの研究によりわかっています。「1.15対1」だった職場が、みんなで努力し、「3.56対1」になるようにした結果、業績は40%も上がったそうです。理想は、「6対1」といわれています。

 

脳というのは、「幸せ」を感じると、セロトニンやドーパミンといった化学物質が分泌されて、気分が上がるだけでなく、視野は広がり、学習機能がアップします。ポジティブな感情の状態だと、外に関心がいき、質問も生まれやすくなります。そして、ネガティブな感情というのは、ポジティブな感情よりも強く感じるものなので、その数倍もポジティブな感情を多く感じていないと、悪影響を消すことができないのですね。多くの人は「2対1」ほど。うつ病の人などは「1対1以上」といわれています。

 

子どもたちのポジティブな感情とネガティブな感情の割合が「3:1」以上になるような環境にあるのか? 普段かけている言葉がけ、かけられている言葉がけは、どちらの感情を感じるようなものなのか?

 

どうも伸び悩んでいるな…と感じた時、よかったら、環境をチェックするための参考にしてもらえたらなと思います。

 

言葉がけ以外にも、

  • テレビなどの「メディア」にふれる時間を減らす
  • 休みを増やす

なども有効です。

(メディアは「こうするのがふつう」「そうでないと足りていない」という暗黙の偏見を刷り込み、休みがない状態はポジティブな感情を感じにくくしてしまいます)

 

子どもたちも、そして、保護者さま自身も、じぶんにやさしくなり、本来の力を思い出し、どんどん才能を発揮できるようになりますように!

 

(にいどめ)

【Amazon1位!】著書が発売されました

この度、RAKUTO代表・福島の初の著書『勉強が好きになり、IQも学力も生き抜く力もグングン伸びる 最強の子育て』が発売になりました!

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Amazon新着ランキング1位になったり、一時、在庫切れになり2〜4週間待ちになったりなど、ネット書店だけでなく、現在、大阪、神戸の大手書店でも平積みにされているなど大きく展開していただいており、本当にありがたい限りです。

 

・子どもの才能や学力を伸ばすための心構え

・それぞれの年代がどんな時期で、どんなことをやっておけばいいのか

・才能を伸ばす習慣や環境の作り方

・おすすめ本やおすすめ教材

・子どもの力を伸ばすために本当に必要なこと、じつは必要ないこと

・世の中で言われていることのウソ

など…知っておいてほしいことが盛り沢山の内容。

 

保護者さまからも、

「先生、本読みました!とてもとても勉強になり、この時期に読めた事がとても嬉しく感じます!!私自身、反省するべき点が沢山あり、本当に教えて頂いて良かったです」

という、アツいメールをいただいたりなど、うれしく思っています。

タイトルは「最強」と強い言葉を使っていますが(笑)内容は難しい言葉は極力抜きにして、大事なことを、できることから取り入れられるよう書かれた読みやすい本となっております。

お母さんが、自分のことを責めるのではなく、

「そうか、こうやったらいいんだ」

「焦らなくてもいいんだ、イライラしなくてもいいんだ」

「いまはこういう時期だからしょうがないんだな」

とちょっとほっとするような、そんな本。

よかったら、ご覧になってくださいね。

 

みのおキューズモール、イオン箕面店の「未来屋書店」さんでも、聞くところによると、なんと「30冊」も仕入れていただいたそう…(ありがたい限りです)

お近くの方や、直接、手にとって中身を見てみたいという方は、ぜひ、行ってみてくださいね。感想などもいただけるとうれしいです。

 

2学期に入って運動会の練習もはじまりましたね。

まだまだ学校に慣れずお疲れの子や、ふわふわと浮き足立っている子も多い時期ではありますが、みんな、勉強だけでなく、運動も、全力で楽しんでくれますように^ ^

 

(にいどめ)

子どもの才能を伸ばすために10歳までに始めたい5つのこと

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前回、記事を書いたところ、たくさんの方に読んでいただいたようで(ありがとうございます!)、その続きを書いてみました。

前回の「特徴編」につづいて、今回は「方針編」とでもいうもの。

よかったら、参考にしてみてくださいね。

 

①型を学び、守る

 

才能には、「能力」「スキル」、「努力することができる」など、様々な形がありますが、どんなものを身につけるのにも、研究し、磨かれていっている「型」があります。

 

「型」というと、「堅苦しい」(ダジャレではありません)というイメージを持たれるかもしれませんが、何かを学習するには、「最適な(と現在考えられている)手順」というのがあり、それは脳科学的にも理にかなっていることがほとんどです。

「型」というと「定石」というものがある将棋が思い浮かびますが、棋士の羽生善治さんは「型」について、

 

「将棋の差し手を決める時の大事な要素の一つに、型の美しさがあります」

「美しい手順がつくり出せた時には、それは強さも兼ね備えています」

「将棋のルールを覚えたての時には、どの形がよい形で、どの形が悪い形かはまったくわかりませんでした。しかし、少しずつこれはバランスのよい形とか、修正のしようのない悪い形とかがわかるようになりました。そして、それと共に上達をしたのです」

 

と成長における「型」の大事さと美しさをおっしゃっています。

 

将棋の「型」の強さを示すエピソードに、「欽ちゃん」で有名な萩本欽一さんが、若い頃、いろんな将棋の名人と呼ばれる方と対戦をし、ハンデがありながらも勝っていたりしたのですが、ある日、今でも現役の棋士である加藤一二三さんと対戦した時に負け、

 

「欽ちゃん、定石を覚えてください。プロは定石以外では負けないですから」

 

とアドバイスをされたそうです。

 

「型」には「無駄のない美しさ」と「強さ」があるのですね。

 

「才能」が磨かれるには、「どんな環境で育っているか?」という部分とともに、「時間の質」と「時間の量」のかけ算で育まれていくものがありますので、できるだけ小さいうちに「時間の質」を上げる「型」を学び始めることが大切です。

 

子どもたちは、

「読解力」や「論理力」、「問題解決力」などの「能力」、

マインドマップを使っての「考え方」や「整理の仕方」、「発想の仕方」、速読などの情報収集の「スキル」、

力がついていくための脳に合った「習慣」を学びますが、その際、「独学」や「自己流」に走らず、先生に言われたことを、素直に守っていくことが大事。

素直にそのままやるのか、何となくやっているかで、基礎が固まり、きちんと積み重なっていくかが決まります。

 

 

②家でも「意図的な練習」をする

 

「能力」や「スキル」、「習慣」は、地味なくり返しでしか身につきません。

そして、そのくり返しも、何となくやっていてはほとんど意味がありませんし、頻度も週に1回や2回などではなく「毎日」のことです。

長年にわたり「超一流」と呼ばれるひとの研究をしている、心理学者のアンダース・エリクソン教授は、「どれだけ知識があっても技能がなければ意味がない」と言い、まず、「知識」(何を知っているか)と「技能」(何ができるか)を区別し、特定の分野で能力を向上させたいと思うひとは、「毎日1時間以上」、「完全に集中して練習する」ことが必要だとおっしゃっています。

そして、「成長の初期段階」、「能力」や「正しい習慣」を身につけていく間、興味ややる気を維持することが何より重要だと言います。

 

この学習の「量」について、有名なジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が提唱した『一万時間の法則』というものがあります。

これは、「たいていの分野で達人と言われる域に達するには一万時間の練習が必要だよ」というもので、覚えやすく、「定説」と呼ばれるぐらいになっていますが、この説について、エリクソン教授は、

一万時間練習すると、だれでも特定分野のエキスパートになれると思われるが、それには「意図的な練習をすれば」という注がつき、また、それも完全に肯定できるまでの研究結果は出ていないとおっしゃっています。

 

しかし、「意図的な練習」と「時間の量」は大事。

それらを重ねていくことで「習得のプロセス」のイメージとでもいうようなものが自分の中にでき、他のものを学ぶときもこうすればいいのだということがわかってきます。

家や学校、塾だけではなく、家でも、「どの能力、スキルを身につけるか」を考え、「意識して」「毎日一定時間」練習していってくださいね。

 

 

③難しいこと、新しいことをする

 

脳には、身体と同じように適応性(「可塑性」とも言われます)があります。

身体の適応性というと、1980年にヨシダ・ミノルさんという方が、「連続腕立て伏せ」の世界記録10,507回という、どうしてそんなにできるようになるのか意味がわからないデータがありますが、脳も、限界はありますが、大きな負荷をかけるほど、大きな変化をしていきます。

また、脳の適応性は、子どもの方が高いと言われていて、トレーニングの効果も高いです。

 

夏期講習など、通常より長い時間勉強する機会などによく見られるのですが、普段、2時間の勉強に慣れている子が、講習会で4時間、6時間と勉強をすると、夏が終わったときに、普段の2時間の勉強では疲れなくなっていて、「もう、終わり?」と言っている光景をよく見かけます。

通常の授業でも、幼稚園の子たちが、小学校の高学年でやるようなことを2時間など平気で笑顔で勉強している姿を見ると、子どもの可能性は無限だなということを僕自身も確認させてもらっています。

 

「インターリーブ」といい、練習では古いものをくり返すだけでなく、新しいものを混ぜるといいことがわかっていますが、新しいものを学ぶことで「違いを見分ける力」もつきます。

研究では、すでにできるようになっているものの練習を続けるより、新しい能力を獲得する方が、脳内の変化を引き起こすのに効果的であることもわかっています。

 

できることを続けるだけでなく、「望ましい困難」とでもいうような、自分にとって少し難しい(ここどポイントで、難しすぎると「フロー」という集中状態に入れません)、自分の限界を広げる、脳のなかに新しいつながりをつくり、脳を変えるための負荷をかけていくことが大事です。

 

もちろん、ただ難しいことをやればいいのではなく、長期的な目標から逆算した小さな具体的なステップになるものを、全神経を集中させ行い、どの部分ができていて、どの部分がまだ未熟かを教えてくれるフィードバックがあるといいです。

 

 

④学習、実践、復習、練習のサイクルをつくる

 

「息をするように勉強しようね」と子どもたちによく言いますが、勉強するということを特別なことではなく、普通のこととしてほしいなと思います。

よく伸びている子は、ただ、毎日勉強をしています。

難しいと言いつつも、できないことを自分がダメだからと思わず、今はまだできないだけと淡々とやっています。

息を「がんばって吸うぞー!吐くぞー!」と思うひとは(おそらく)いないでしょうし、息を「失敗した!」と思うひとも(おそらく)いないと思います。それと同じように、ただ、生活のリズムの一つとして、自然とやっていて、そこには力みも、ムリもない。

 

NLPでは、学習には4段階のプロセス、

「①無意識的、できない」「②意識的、できない」「③意識的、できる」「④無意識的、できる」があると考えられているのですが、

この②の段階、意識的にやっているのだけれども「できない」というときにはストレスがたまります。③の「できる」ようになってくると楽しみも感じてきますが、その段階に行くまでは、ちょっとしんどいですが、意識した、地道な練習が必要です。

 

学習習慣のない子、やり遂げた経験の少ない子は、この段階に行くまでに、「おもしろくない」「やめたい」と言い出すこともありますが、この裏には、できない自分に向き合いたくないだけということもあり、親やまわりが、その表面的な言葉に踊らされることなく「やめさせない」ということが大事になってきます。

残念ながら、うまくいくことばかりではなく、失敗や落ち込むことなども起こります。

そのときに、子どもが「やめたい」と言っても、自分でやると決めたからには、一定期間、どのレベルまでという区切りに到達するまでは続けさせることが大切です。

 

心理学者のベンジャミン・ブルームさんが、さまざまな分野のエキスパートを集め、その子ども時代を調べる研究を実施したところわかったのは、

「未来のエキスパートたちは、幼い頃、やめさせないように親がさまざまな手を尽くしていた」ということでした。

スランプに陥ったり、イヤなことがあったり、病気やケガなどで練習できないことがあっても、「やめたければやめてもいいが、まずは元のレベルに戻るまで練習すること」というようなことを言っていたそう。

愛情と自由を与えることと同時に、責任や限度をきちんと示すことが大切なのですね。

 

一つの目安として、「1年以上の継続」、「その間に進歩していること」というのがあります。

さらに、これに、「2年以上の継続」、「1週間当たりの時間、頻度を上げる」ということを加えると、より将来的な成功の確率が高いという結果もあります。(「やり抜く力」が育っているので当然といえば、当然なのですが)

一度、サイクルができると楽になりますし、安定感も出てきます。

よかったら、続ける期間などの目安の参考にしてみてくださいね。

 

⑤難しいことをたのしむ心を身につける

 

いよいよ、最後です。

自分の限界を超える練習は、楽ではありませんし、自分の弱点に気づかされる、向き合わされることもあり、楽しくなかったりもします。

「よくできる」(と言われている)子にも、できないことはたくさんあり、できそうでできなかったことに「くそー!」と悔しさをあらわにしたり、悔しさに涙を流したりしながらもしています。

でも、全体的にたのしそうで、ニコニコしています。

 

それは、何かを発見する感覚や、新しい自分、新しい現実に出会う創造的な感覚(「フロー体験」と呼ばれるもの)を今までに経験していることや、きっと、「いつか、自分はできるようになる」ということを心のどこかで知っていたりもするのだと思います。

ひとは働いているときに、テレビを見ているときの約4倍のフロー体験を得ているという研究もあるように、働く、子どもたちにとっては、勉強するということは、つらいこともあるかもしれないけれど、気持ちいいものでもあります。

 

それを体感として知っている。

そうなると、しめたもの。成長が加速します。

上りのエスカレーターに乗ったように、自然と力がついていきます。

 

そんな、高い意欲、「自分はやりたいからやる」というものと同時に、

子どもたちに、間違えてもいいという「成長思考」、これからやっていくなかで自分はできるようになるという「楽観主義」が育まれるようなサポート体制がたくさんあるといいなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

たくさんの子どもたちが、成長するおもしろさを感じられますように^ ^

 

伸びている子が持っている5つの特徴

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こんにちは。

RAKUTOのにいどめです。

運動会が終わった子、もう直前!な子と様々ですが、

みんな教室でも、ちがう学校の子と「何やるの?」と演技を見せ合ったり、

たのしみながらがんばっています^ ^

先週の土曜日の午後から、先生3人で、近所の小学校に6年生の男の子の最後の運動会を見に行きました。

一生懸命な姿に涙腺が・・・終わった後、声をかける予定が、背中をポンと叩いただけで声にできませんでした・・・涙腺が弱すぎて困ります、、、

運動会って、ほんとにいいですよね。

 

今回は、最近、いい感じにやっているなと感じる子どもたちを見ていて気づいたことを、

『伸びている子の5つの特徴』としてまとめてみました。よかったら、参考にしてみてくださいね。

 

特徴①:どんどん間違えている

伸びているなと感じる子は、授業中によく発表をします。それが、たとえ、とんでもなく

間違っていたとしても(笑)

「間違えてもいい」

このマインド(スタンフォード大学心理学教授のキャロル・S・ドゥエックさんがいう、「Growth Mindset」)であることが、成長スピードを決めると言っても過言ではありません。

それは、このマインドを持っている子は、

「ひとは変われるし、成長できる」と思っており、

「失敗」を「一つの結果」、「必要な努力が足りなかっただけ」と考え、無力感に陥らず、学習をつづけることができるからです。

そして、このマインドは、今、将来的な成功のために、「IQ」や「才能」よりも重要だとわかっている力、「やり抜く力」の元になるとも言われています。

 

特徴②:毎週、問題集をやって見せに来ている

これは①にも関係することですが、間違えることを気にしないので、どんどん手が進みます。すると、たくさん行動するので、その分、「やったこと」、「できること」も増え、認めてもらう機会も増えます。そして、「これだけやった」という本当の自信もついていきます。

 

習熟度が上がると、自分ができることが増え、微妙な違いがわかったりすることがうれしかったり、おもしろかったりしますが、まだ、学習の初期段階においては、そういうものはわかりにくかったりします。ですので、自分がたのしいと思うものに対して、まわりがそれを認めたり、励ましたり、本人が達成感を感じたりすることが大切なのですね。

 

特徴③:あらゆることを学んでいる

「自分は文系(理系)」など気にせずに、あらゆることを学んでいます。

「蒔かぬ種は生えぬ」

ではありませんが、インプットがない限りは、興味を持つきっかけになりませんし、こんなことがしてみたい、こんな風にすればいいのでは?というアイデアも生まれません。

どの興味・関心の芽が出てくるかはわからないので、まずは、たくさんの興味・関心の種をまくことが大切です。

 

特徴④:たくさん本を読んでいる

これは③にも共通することですが、興味・関心の種をまくということと同時に、この時期

に言葉や用語がたくさん入っているということが大事です。ひとは言葉で理解し、考えるからです。

 

無印良品のアートディレクションをしているデザイナーの原研哉さんと、工業デザイナー の阿部雅世さんの対談本『なぜデザインなのか。』のなかに、

ある企業の工場で働いている人たちの仕事の能率があまりに悪く、試しに国語のテストをしてみたら、とてつもなく成績が悪かった。そこで、国語教育を始めると、俄然、仕事の能率がよくなったという話が出てくるのですが、

 

これに関して、原研哉さんは、

本を読むことにより、

「感受性が育まれ、感動の幅が生まれる」、

「言語は曖昧でデリケートなものに、輪郭を与える。輪郭が与えられないと曖昧なまま見過ごされてしまう」

とおっしゃっています。

 

また、明治大学文学部教授の齋藤孝さんは、著書『語彙力こそが教養である』のなかで、

 

「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」

「思考は、頭のなかで言葉を駆使して行われます。つまり、何かについてじっくり考えて意見を持つためには、先にたくさんの言葉をインプットすることが必要不可欠」

 

とおっしゃり、毎年、入学したばかりの大学1年生に、

 

「毎週、新書を3冊読むように」、

「その内容について発表してもらう」

 

とおっしゃっているそうです。

 

言葉を増やすことにより、受け取る量が増え、表現できる量も増える。そして、表現したものに対して、認めてもらったり、フィードバックをもらったりして、修正し、成長していくのですね。

 

特徴⑤:とりあえず笑顔

笑顔であるということは「リラックスしている」ということと同時に、「のびのびとたの

しんでいる」ということの証明です。

子どもたちを見ていておもしろいのは、笑顔の多い子はよく伸びるし、笑顔が増えてきた子は伸びたりするんですね。

たのしみ上手な子は、その場にあるもので、クリエイティブに遊びを考えたりしますし、勉強も遊びもスポーツも、いろんなことに挑戦するので、バランスよく脳も鍛えられます。

『やり抜く力』(アンジェラ・ダックワース)によると、スポーツ心理学者のジャン・コティさんは、最初の段階で「のびのびと」、「遊び」を通して興味を持ち、興味を深めておかないと、将来、悲惨な結果を招く恐れがあると突きとめたそう。まずは、「たのしんでいるか?」が大事なのですね。

 

以上、ホップクラスの子たちを見ていて、感じたことをまとめてみました。まずは、「マインドづくり」と「インプット」。よかったら、お家でのお子さまを観察するヒントにしてみてくださいね。

みんなが、これからも、のびのびと成長していってくれますように。

(にいどめ)

夏期講習ありがとうございました。

こんにちは。夏休みも終わり、2学期が始まりましたね。

夏休みを満喫した子、短かった!とイヤがっている子、ヒマだから始まってくれてうれしい!と喜んでいる子、ようやく始まってくれたと安堵している保護者さま…と様々な様子が教室で見られています。

今年の夏期講習もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
春、夏、冬と開催している特別講座では、「2日間集中で」「テーマを決め」「徹底的に考えつづける」ということをしており、言ってみれば、「合宿」のようなもの。

毎回、大きな変化を遂げる子がいる講習会。
今回も、1日中朝から夜まで考え続けてバテバテになりながらもやり遂げた4年生の男の子(個人的に今回のMVPです!)、独自の視点で物語を捉え、表現する才能を見せてくれた5年生の男の子、いつもより長い時間勉強して体力がみるみるついた1年生の女の子、伝えるセンスを見せてくれた3年生の男の子など、たくさんの子がすばらしい才能と成長を見せてくれ、本当にうれしかったです。

写真とともに、この夏の思い出を振り返っていきたいと思います。

【理科】
今回のテーマは「太陽・月・地球」などの天体。

「どうして季節があるのか」「どうして月は満ち欠けするのか?」など、身近な疑問から始まり、仮説を立て、話し合い、調べ、作り、フラフープやボールなど体感ワークなども取り入れながら学んでいきました。

子どもたち、最後にそれぞれに素敵な三球儀をつくってくれました。

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【算数】

今回のテーマは「回転体」。いろんな図形にふれ、つくり、頭のなかにイメージをつくっていきました。ロケットやコマ、バームクーヘン。身近にあるものが、どんな形の組み合わせでできているのか分解したり、見取り図を書いてみたりと、図形に大量にふれた2日間。

面積や体積など、図形に関わる問題は「イメージができるか」、「見えるかどうか」がセンスとして出てきます。「センスは知識からはじまる」という言葉がありますが、たくさんのものにふれていきました。

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【作文】

今回のテーマは「マインドマップ作文」。

自分の好きな物語を題材に、「要点を整理」し、「自分と登場人物を比較」したり、「自分の心が動いたところはどこか、なぜ、そこに自分の心が動いたのか」を深く潜って考え、人に伝えるため、「自分の伝えたいことを整理」しました。

その後は文章に。伝わりやすくなるようあらすじをまとめたり、キャッチコピーをつくったり。これらはすべて、「プレゼンテーション能力」の育成になっているんですね。

自分で続編を書いた子もいて、素晴らしい出来に驚きでした!

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【社会】

今回のテーマは「ジオラマ地理(東北地方編)」。

東北地方の地形を知り、山や川、平野はどうしてできるのか、地形によってその土地の気候や産業などがどう変わっていくのかを想像し、話し合い、学習。最後に、ジオラマをつくり定着させました。

地形と気候、産業などには、ぜんぶつながりがあり、それを知ることで、その土地の未来や、他の地域のことも予想できたりします。

それは「マーケティング思考」といってもいい、「生きる力」。

子どもたちが、地理を「たのしい」と感じるだけでなく、未来のことを考えるきっかけになればいいなと思います。

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今回の夏期講習。はじめての子もたくさん来てくれ、にぎやかになりました。

これからも、「勉強」として役立つだけでなく、「社会で活きる力」を育むものとして、講座をつくっていきます。次は冬。今回は無理だった方も、ぜひ、ご参加くださいね。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

(にいどめ)