夏期講習A日程が終わりました

こんにちは。

新留です。

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【B日程算数、C日程社会はまだ間に合います!】

講座の内容はこちらから↓

https://www.rakuto-minoh.com/blog/2022summer/

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先週末は夏期講習のA日程でした。

直前にいろんな出来事も重なり、少人数での開催でしたが、その分、一人ひとりのサポートができたり、

わかっている感を出してサラッといくことができず、ひたすら考えさせられたりと(5年生の女の子が、まだ先週の考え過ぎた疲れが残っていると言っていました笑)、

濃い時間にすることができました。

普段の授業とは違う講習会ならではの空気感で、楽しかったです^^

2日間というと短いなと思いますが、流されるのではなく、考える密度が高いので、子どもたちがたった2日なのに、変わったなと感じることもたくさんです。

来週はB日程。

にぎやかになりそうですが、みんなが楽しかったな、すごく頭使ったなと感じられる時間にしていきたいと思います^^

石について学習中
噴火ってどういうこと?
勉強の後は工作でしっかり頭に残していこう

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【B日程算数、C日程社会はまだ間に合います!】

講座の内容はこちらから↓

https://www.rakuto-minoh.com/blog/2022summer/

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スマホと競走馬とブリンカー

こんにちは。

新留です。

少し前から、ちょっとした時間に、意識して、スマホの電源をオフにするようにしています。

きっかけは、昔、話題になった『話を聞かない男、地図が読めない女』にも書かれている、

「彼が新聞を読んでいたり、テレビを見ているときは、私が何を言っても聞いていないのよね」

という愚痴を女性なら一度はこぼす。

という男性が持っている特徴による体験を自らしたためだったのですが、、、(苦笑)

「集中したいときは電源オフ」のクセは(いろんな面で)少しはいい効果をもたらしているのでは? と思っています。

そのひとつが精神的なゆとりができたことです。

最近では、スマホを持っている小学生も多くなっていて、教室にも子どもたちが持ってきたりしていますが、本当にこのスマホというのはクセもので、時間と集中力を奪います。

まだまだ自制心が発展途上の子どもたちには授業中は絶対にさわらないよう、

持っていることを意識しないでいいよう、目の前のやるべきことに集中できるよう、

机の上には置かず、カバンの中に入れたり、手の届かない場所に置くように言っていますが、

(人間は手が届かないからイスから降りないといけないなど、ちょっとした手間をかけるだけでやりたくなくなるという性質があります)

子どもたちより自制心の多少強い(と思いたい)大人でも、スマホに時間と集中力を奪われているなと思います。

どうしてもスマホを電源オンにしていると、時間を確認し、そのときにちょっとSNSをチェックしてしまったりしてしまうのですね。

スマホをちょっとしたときに電源オフにすることで、気にならなくなり、目の前のことに向き合えたり、少し精神的ゆとりができ、大事なことをする時間が増えたような気がしています。

本当にゆとりって大事だなと感じます。

そして、ゆとりは先延ばしグセの改善にもつながるのですね。

人間には、何か欠乏しているものがあるとき、とくに「トンネリング(視野狭窄)」を起こしているときには、重要だが緊急ではないこと(投資的なこと)を先延ばしにしてしまうという性質があります。

目の前のことを解決することにいっぱいいっぱいで長期的なことを考えられないし、何が大事で何が大事でないかを考えたり、優先順位を立てたりすることができないのですね。

時間的なゆとりがあると、大事なことに時間を使えるし、遅れているものをフォローすることもできる。

詰め込み、絞り込むことは、競馬で馬にブリンカーをつけるように、短期間、目の前に集中させることはできるかもしれませんが、

競走馬には優秀な騎手がいるように、それをうまく使えないと、視野狭窄になり、大事なものが見えなくなったり、まわりとぶつかったり、疲弊したりするので注意が必要だなと思ったのでした^^

グミのプレゼントをもらっちゃいました。うれしい^^

昭和の常識

こんにちは。

新留です。

私立中学の入試まで1週間、公立の中高一貫校の入試までも2週間を切りましたね。

受験を控えた保護者さまは気が気でないと思います。

いい体調で臨むことができ、実力を発揮できるよう願っています。

先週の土曜日のこと。

受験生向けに、冬期講習の復習会と、残り1週間、2週間をどうやって過ごしていったらいいのか、という話をしました。

スポーツだとリカバリーなどと言いますが、

勉強においても、ここまでしっかりがんばって来た子たちはなかなか疲れも、ストレスもたまっています。

最後、後悔のないよう、いい受験だったと言えるようになればいいなと思い、前日の夜に「体・技・心」、それぞれについてスライドを作成していたのですが、

改めて、話したことを振り返ってみると、僕ら昭和の時代に言われていたようなことは現代では非常識、むしろ、害だということが多いなと思います。

脳や心のことがおざなりにされて、気合や根性でやっていた昭和の常識は令和の非常識だというのを痛感します。

もちろん、努力は大事。

でも、スポーツの世界やビジネスの世界ではかなり研究や実践が進んでいますが、学習の世界では、

What、何をやるかばかりが注目されて、

Why、なぜ、そういうやり方をするのか、人の体や心はどうなっていているのか、

How、そういう風にできているのなら、どうしたらいいのか、

ということは、まだまだあまり重要視されていないなと感じています。

毎週、オンライン書店だけでなく本屋さんにも足を運びチェックしていると、脳科学や行動経済学、心理学、栄養学など、おもしろい本がどんどん翻訳、出版されていますが、

「昭和の常識は令和の非常識」と心に留めて、

僕らも常に自分の常識が非常識になっていないのか、考え方や教え方をアップデートしていかないといけないなと思ったのでした。

2月から新しいクラス、メンバー、スケジュールがスタートし、

今年もステップクラスのやり方がリニューアルしていくので今から楽しみです。

思いやりと成績

こんにちは。

新留です。

昨日のこと。

コロナのこともあり、なかなかできなかったのですが、先生たちでご飯を食べにいきました。

知る人ぞ知る、左手の薬指にキラッと光るものに気づいた子は知っている、だだちゃ先生の結婚のお祝いです^ ^

近くのスーパーへ買いにいき、教室で距離をとり、あまり話さずに(笑)冬期講習のお疲れさま会などはしたことがあったのですが、

みんなでお店でご飯を食べるというのは、なんと2年近くぶりのことでした。

やっぱり温かいものを出来たてで食べるというのはいいですね。

お店だと、片づけまでしていただけるというのもありますし(笑)

子どもたちの成長や通ってくださっているご家族の笑顔もですが、

いっしょに働いてくれている先生たちの人生が進んでいくのを見るのもうれしいものです。

そして、うれしかったのが先生たちがそれぞれお祝いやメッセージカード、プレゼントなどを考えて、準備してくれたこと。

そういうちょっとした思いやりや心遣い、やさしさって、ほんとに素敵だなと思いました^ ^

「結婚はスタートです」と書いていた先生がいましたが(笑)

これから素敵な家庭を築いていってもらいたいなと思います。

さて、この思いやりですが、じつは成績にもつながったりします。

昭和世代な僕たちのなかには、

「〜できなかったらご飯なし!」「家に入れない!」「遊びにいかせない!」など、

きびしく子育てや教育をされた方もいると思うのですが、

実際は、うまくいかなかったときにも、やさしくされた方が、次にがんばろうって思えたり、その結果、成績にもつながるのですね。

カリフォルニア大学バークレー校の研究にこんなものがあります。

100人以上の学生を募集し、大学院入学時に使われる試験の言語力分野の問題を解かせました。

とくに難しい問題を選んだため平均正解率は40%ほど。

自分の結果に満足している学生たちはおらず、落ち込んだりする子もいれば、次のテストでがんばろうって思っている子たちもいました。

そして、次の試験に向けて、学習するための教材を用意します。

そこで3つのグループに分け、ちがうメッセージを伝えます。

1つは「すごく難しいテストだったから、あまり自分を責めないようにね」。

1つは「あなたたちは優秀なのだから、結果に自己嫌悪を感じる必要はないよ」。

最後の1つは、何のメッセージも伝えません。

すると、どうなったか。

最初の思いやりのメッセージを受け取った学生たちは、他の2つのグループに比べて、その後、勉強する時間が30%も長かったのです。

そして、もちろん、次の試験にその勉強時間は影響を与えました。

責めるのではなく、きちんとケアをすることで、次に向かえたのですね。

どうしてもうまくいかない時、

相手を責めたり、きびしくしたりしがちです。

自分たちが受けてきた教育や子育てがそうだったとしたら余計に、

許さず、しつこく、きびしくなってしまうことがあります。

でも、実際は、

許して、忘れて、思いやったほうが、本当は良かったりします。

きびしくしたときって、やってしまったなって、自分のことも責めていたりするのですよね。

でも、そのとき大事なのは、自分のことも許して、思いやってあげることだったりします。

そして、次はこうできるようにしたいなって願うことだったります。

おいしいご飯を食べながら、

こういう時間って大事だし、教育もつながっているなと感じたのでした。

だだちゃ先生も思いやりに、いや、お祝いに(?)いい笑顔です(笑)

仲居さんの好意をあっさり切り捨てた女性の話

こんにちは。

新留です。

先日、箕面の滝道を少し上がったところにある「明治の森 箕面 音羽山荘」にお世話になっている先生にご飯に連れていっていただきました。

音羽山荘さんといえばお食事だけでなく、旅館としてや結婚式場としても利用される大正15年築という由緒あるお店。

お昼から一品一品手の込んだ料理とともにとても優雅な時間を過ごさせていただきました。

コース料理が始まり少し経った頃、部屋の担当だった仲居さんが、

「こちらよかったらお土産に持ってお帰りくださいね」

と箕面ビールの蓋をきれいに袋詰めしてくださったものをプレゼントしてくださいました。

そして、料理の終盤にはサプライズで誕生日のデザートプレートまで出していただき、

(基本的に自分の誕生日や年齢をあまり覚えていないので「ハッピバースデートゥーユー」の歌を歌われたときに最初、誰が?と思ってしまいました……一昨年は自分の年齢を1歳上に間違っていたりと意識の低さが目立ちます……)

ご飯の後には、宿泊や結婚式もできるお屋敷内を案内してくれたり、箕面の歴史をお聞かせくださるなど、風流を感じるとても素敵な時間でした。

昼食後、教室に戻り、授業の準備をしていると、音羽山荘でいっしょに昼食を食べていた6年ほど箕面校で働いてくれているスタッフひびちゃんが、

「これ、プレゼントです」

と袋をくれました。

「おおーっ、ありがとう!」

とありがたくプレゼントをもらい、袋の中を見ると、

そこには選んでくれたプレゼントといっしょに、つい数時間前に、仲居さんが心を込めて、きれいに袋詰めまでして1人ひとつくださった箕面ビールの瓶の蓋が……

仲居さんの好意……

昔々、好きではない男性からのプレゼントをすぐに質屋に売る女子大生などがいるという話をテレビで見たことがありますが、こういう女性のことなのか……と衝撃を受けました。

さて、スタッフひびちゃん本人は「いらなかったから捨てたわけではなく、間違えて入れてしまっていた」と弁明をしていましたが、相手に伝わる愛情表現の形ってあるんですよね。

保護者さまから、

「子どもには褒めたり、ハグをしたり、愛情をいっぱい注いできたはずなのですが、どうも、あまり伝わっていないみたいで……」

というご相談を受けることがありますが、そのお話を聞いていると、子どもが愛情を感じる形と、保護者さまが愛情だと思ってやっていることにズレがあるときがあります。

保護者さまが愛情表現だと思ってやっていることは、自分がされたらうれしいことだったり、自分がされてきた形だったりしますが、それが子どもの愛情を感じる形ではなかったりします。

(僕も、誕生日に「貴方を想って彫りました」と木彫りの人形をもらっても困ります。純金だと喜びますが)

兄妹などで多かったりしますが、受け取りやすい形が違っていたりすることって多いんですよね。

「同じように愛情を注いでいるはずなのに、どうも愛情が伝わっていない……」

そんなときは、どうされたらうれしいのかな? とちょっと子どもが喜んでいる時や嬉しそうな時を観察してみてください。

「ほめられたり、認められたりしたらうれしいのか?」

「2人きりでゆっくりする時間をつくってあげたらうれしいのか?」

「いっしょに遊んだり、ハグをしてあげたらうれしいのか?」

「何かプレゼントや、ちょっとしたご褒美をあげたらうれしいのか?」

「何か子どもがやりたいことや目指していることをサポートしてあげるとうれしいのか?」

いろんな形を試してみてくださいね。

子どもへの愛情がしっかりと伝わりますように。

発想の仕方から始めるから書けるし楽しい!すいすい作文講座

「作文っておもしろいな!」

「こうやったら書けるんだ……こんなに書いたのはじめて!」

「もう1個お話書いてもいい?」

以前、子どもたちの想像があふれ、手が止まらなくなり、出来上がった作品を読んだお母さんがおもわず、

「これ、うちの子が考えたんですか?」

と驚いたり、

「これは絵本でシリーズ化できるのでは?」

と感じるぐらい独創性あふれる物語が生まれた2日間のマインドマップ作文講座を、この冬開催します。

「作文」というと、苦手にしている子や、ぜんぜんおもしろくない!という子、きらいだ〜という子も多いですが、それは作文を書く以前の「発想の仕方」や「書き方」を習っていなかったりということがほとんどなのです。

みんなお話をするのは好きだし、漫画を読んだり、アニメを見たり、映画を見たりするのも好きなので、ほんとは表現したい気持ちや伝えたい気持ちがあり、頭のなかには発想の種もたくさんあるのですね。

この講座では、まずは、「日記の書き方」のような書きやすい話題を通して「発想の広げ方」や「頭の整理の仕方」、「作文の考え方」の基本からはじめ、

写真を見たりしながらディスカッションし、自分が書きたいな! と思った創作文の書き方も練習します。

書いたもののフィードバックをくり返しながら、読んだひとがわかるような、心に響くような文章になるように練習していきます。

□ 発想力を高めるための考え方を身につけてほしい

□ 書くことが苦手なので抵抗なく書けるようになってほしい

□ 言いたいことを整理し、相手に伝わりやすい形にできるようになってほしい

□ 文章を書くおもしろさにふれてほしい

そんな方におすすめの講座です。

この授業をきっかけに、子どもたちが書くことが、表現することが大好きになってくださいね!

【お申込はこちらから

申し込みフォームよりメールにて(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「冬期講習」と「ご希望の日程、教科(平日ー算数、理科、作文などをご記入ください)

お電話にて(火〜金14:00〜21:00)

※ただいま面談が多くなっており電話をお取りできない場合がございます。その際はご容赦くださいませ。

0120-485-899

【チラシはこちら】

 

 【日程と時間】

(土曜)12月21日(土)、28日(土)

(平日)12月26日(木)、27日(金)

※2日間の講座となります。どちらかの日程をお選びください

【対象】

小学校全学年

【受講料(1教科:120分×2日間)】

受講料(作文、算数、理科)

13,200円(RAKUTO生11,000円)

※1教科からでも受講できます

別途、各教科教材費として1,650円がかかります。

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにて(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「冬期講習」と「ご希望の日程、教科(平日ー算数、理科、作文などをご記入ください)

お電話にて(火〜金14:00〜21:00)

※面談中や授業中など電話をお取りできない場合がございます。その際はご容赦くださいませ。

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 【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

———————————————————–

今回も内容盛りだくさんな冬期講習。

たくさん頭を使い、手を、体を動かし、「たくさん勉強した!」と充実感を感じる冬にしてくださいね。

体感実験がたくさんだから楽しいしわかる!太陽・月・地球の不思議

今回の理科のテーマは「太陽・月・地球」などの天体。

「どうして昼や夜があるの?」

「季節って、どうやってできるの?」

「月が満ちたり欠けたりするのはなぜ?」

など、身近な疑問から始め、仮説を立て、話し合い、スライドで学びながら体感実験!

紙の上で勉強してもよくわからないものも、自分の体をつかって学ぶと納得!

毎回、人気の理科の体感講座です。

学んだ後は、三球儀の工作も。

好きな子とそうでない子がはっきりと分かれることが多い理科ですが、今回の講座で、理科を好きな子は、もっと好きに、得意に。

あまり好きでないという子は身近にある不思議のなぞを知り、おもしろく興味を持つように。

脳に合ったやり方で、たくさん体を使って学び、理科っておもしろい!もっと知りたい!

と感じられるようになっていきましょう!

※中学受験をお考えの4年生以下のお子さまは今回の算数、理科のご受講をおすすめします。

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開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

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今回も内容盛りだくさんな冬期講習。

たくさん頭を使い、手を、体を動かし、「たくさん勉強した!」と充実感を感じる冬にしてくださいね。

冬期講習のおしらせ

「こんなに楽しい勉強ははじめて!」

「次もぜったい受ける!」

と毎回、大好評のRAKUTOの特別授業!

子どもの脳と発達段階にあった学び方だから、楽しいし、記憶にも残ります。

中学受験をお考えの方も、

まずは算数や理科の内容を体感で学び、イメージをつくっておくことで、丸暗記ではなく、深く理解できるようになります。

勉強に夢中になる2日間を過ごしませんか?

 

【チラシはこちら】

 

 【日程と時間】

(土曜)12月21日(土)、28日(土)

(平日)12月26日(木)、27日(金)

※2日間の講座となります。どちらかの日程をお選びください

【対象】

小学校全学年

【受講料(1教科:120分×2日間)】

受講料(作文、算数、理科)

13,200円(RAKUTO生11,000円)

※1教科からでも受講できます

別途、各教科教材費として1,650円がかかります。

【お申込方法】

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お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

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開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

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今回も内容が盛りだくさんな冬期講習。

たくさん頭を使い、手を、体を動かし、「たくさん勉強した!」と充実感を感じる冬にしてくださいね。

中学受験漫画『二月の勝者』の黒木先生が地頭を育てる上で大事なことを言っていた件

『二月の勝者』という漫画をご存知ですか?
 
中学受験を題材にした漫画で、受験をする家庭内でどんなドラマが起こるのか、中学受験対策を行っている塾側ではどんなことを考えているのか、などがリアルに描かれていておもしろく、NHK「おはよう日本」やフジテレビ「ノンストップ」などでも取り上げられたりと人気の作品なのですが、先日、6巻が発売されたので読んでいたところ、たしかに! と思ったセリフがありました。
 
この漫画の主人公は東京の中学トップ校の合格者の6割を輩出するという「フェニックス小学部」の元・最上位クラス担当だった黒木蔵人先生。
 
その輝かしい経歴を捨て、前年は東京の御三家に合格した子がいなかった桜花ゼミナールという塾の校長になるのですが、新任の女性の先生が、その合格請負人である黒木先生に、
 
「あの子達を合格させるために今の私にできることを教えてください」
 
と尋ねます。
 
そこでの黒木先生の答えがこうでした。
 
「人にただ「答え」を教えてもらっているうちは「学習」とは呼べない」
 
「ジャイアントキリング(本来はスポーツなどで使われる「大番狂わせ」の意味。この漫画内では逆転合格などの意味)を成し得る可能性。それは、「自分の頭で考えているか」」
 
自分の頭で考えている子は、ジャイアントキリングを出来る可能性がある。
 
わからないなりにでも、質問に対して、自分なりの考えを模索しているような子は「思考」しているのでいいけど、返事だけで済ませているような子は「思考」していない場合が多い。
 
子どもに考えさせるような授業をすること、考える子を育てていくことが大事なんだというようなことをいっていたのですね。
 
ほんとにそうだよねと思いながら読んでいました。
 
受動的に授業を受けているだけ、ノートを写しているだけでは、残念ながら得られるものは少ないです。
 
「アクティブ・ラーニング」という言葉が知られるようになりましたが、能動的に参加するような授業でないと、自分で学んだことや考えたことを発話したり書いたりして考えないと、「わかった気」になってしまいます。
 
何となくわかったところで、それを適切にくり返さないと、「できる」という段階にはなかなか行けなくなってしまいます。
 
発話してもらったり、書いてもらったりして、きちんと考えているのか、を確認してあげることが大事なんですよね。
 
子どもたちに授業中に質問をすると、中には、すぐに「わからない」「できない」という子がいます。
 
まちがえること、自分ができないとバレることをおそれているマインドセットになってしまっている子も多いですし、自信がなく、心理的に最初からできないと思い込んでしまう子もいます。「考える」ということを面倒くさがるクセがついている子もいます。
 
ただ、できないというのは、できるまでやっていないというだけだったりします。
 
そして、やっているというときでも、そのやり方が、雑にな
ってしまっていることが多い。
 
考えること、
そして、小学生でも中学年以降は、論理的な思考ができるようになってくるので、やったことがきちんと身になるよう、脳にとって適切な学び方、考え方でやっていくことが大事です。
 
人間の脳が何かを習得するときには、
 
①脳内につながりをつくる
②くり返す
③感覚を身につける
 
という3つのステップを踏むのですが、やり方がまずいと、やっているのになかなかできないという残念なことになってしまいます。
 
まずは、全体像をつかみ、そのスキルを構成する細かい技術を知る。
 
そして、回路をつくるため、「正確さ」を重視し、一つひとつ「ていねいに」マネをしてみる。
 
この際に心がけておくのは、
 
「どれだけ早くできるかではなく、どれだけ遅く正確にできるか」。
 
この段階で適当なことをすれば、回路ができないので、「できている」と「できていない」の違いが認識できません。
 
天才研究の第一人者であるアンダース・エリクソン教授の言葉を借りると、
 
「能力の差は練習の差」
「上達しないのは生まれつき才能がないためではない。正しい方法で練習していないからだ」
 
で、退屈さを感じるかもしれませんが、ペースを落とし、じっくりと一つひとつの動作を身につけていきます。
 
次に「くり返し」。
ただし、「たくさんやらせる」のとは違っていて、太極拳のようなゆっくとした動き、「正確さ」が大事なので、なかなか疲れます。時間的にも、1日3時間ぐらいが限界です。
 
そして、くり返しを経て、ちがうやり方をしたときに、「あれ? なんか違う」「気持ち悪い」と感じる感覚を身につけていきます。
 
子どもたちを見ていると、この、「遅く正確に」「じっくりとくり返す」のは苦手な子が多いのですよね。
ぱっと目を離すと、雑に、「あ〜考えてないな」と一目でわかるやり方でやっています(笑)
 
「無理」「わからない」といって考えることから逃げようとする子もいます。
 
でも、わからないのではなく、わかろうとしていないだけで、一つひとつ、「次はどうするんだっけ?」といっしょにやってもらうと、きちんとできるんですよね。
 
先日も、算数は苦手と決めつけ、文章題を最初から「わからない」と考えていない子に、一つひとつプロセスを確認しながらやっていってもらうと、しっかりと、できていました。
 
本人も、あれ、できたやん…というような感じでしたが、やればできることってたくさんあるんですよね。
 
考えることから逃げず、また、簡単に「苦手」「自分はできない」なんて、自分の可能性にフタをしないでほしいなって思います。
 
そして、正しい勉強のやり方というのはあるし、正しい考え方というのもあるのでそれらを今のうちから身につけてほしい。
 
「試行錯誤する」というのは、「てきとうにやる」のとは違うのですよね。
 
イギリスの心理学者アラン・バドリーはいいます。
 
「勉強しようという意思は、適切な学習法の利用があってこそ役立つ」
 
ぜひ、やるにしても、適切なやり方を意識して、やっていってくださいね。

トイ・ストーリーを見たことない人が初めてトイ・ストーリー4を見に行ったらウッディの子どもへの関わり方がすばらしく感動した話

こんにちは。にいどめです。

3連休の最終日、梅田で『トイ・ストーリー4』を見てきました。

トイ・ストーリーは1から3まで見たことがなく、キャラクターについてもウッディとバズ・ライトイヤーという名前を知っているぐらい。

だったのですが、見てみると、教育や子育てに関してすばらしく参考になる映画だなと感動したので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

(以下、トイ・ストーリー4について若干のネタバレとエンディングについての記述がありますので、これから見ようと思っている方、まだご覧でない方は見ない方がいいかもしれません)

新しい持ち主のボニーという女の子を見守るウッディやおもちゃたち。

ウッディは「おもちゃの幸せは子どものそばにいること」と考え、持ち主のボニーが幼稚園に行くことをこわがっているなか、幼稚園でうまくやっていけるよう影ながらサポートしていきます。

幼稚園でボニーは話せる友達がいなく、さびしい思いをしているのですが、ウッディの助けもあり、工作の時間に夢中になることを見つけます。

そして、ボニーはその後、工作の時間に自分でつくった先割れスプーンの手づくりおもちゃ「フォーキー」のことが大のお気に入りに。どこに行くにも、いっしょに行く友達になります。

でも、フォーキーは自分のことをもともとの役目を果たしていない「ゴミ」だと思い込んでいるので、ゴミ箱を見つけては、そこに行こうと何度も脱出。その度に、「ボニーには君が必要なんだ」とウッディに連れ戻されます。

最初はつらかったけど、無事、楽しく体験入園を終えることができ、幼稚園入園を控えた週末、ご褒美として向かった旅行中に、連れて行ってもらっているウッディやおもちゃたちがたくさんのハプニングに見舞われて……という話なのですが、このウッディがボニーという女の子に対して、していた関わり方がすばらしかったのです。

ウッディはボニーのことを大事に思い、ボニーにばれないように、いろんなサポートをしていくのですが、そこには「やさしさ」と、やり過ぎない、あくまで、ボニーが自分でできるようにという「きびしさ」がありました。

心理学的に子育てには大きく分けて4つの分類があり、

それらは、「賢明な育て方」と「独善的な育て方」、「寛容な育て方」と「怠慢な育て方」という呼ばれ方です。

4つの特徴は、

①要求は高いのだけど、支援も厚いのが「賢明な育て方」

②要求は高いのだけど、支援はしないのが「独善的な育て方」

③要求は低く、支援は厚いのが「寛容な育て方」

④要求は低く、支援もしないのが「怠慢な育て方」

研究で、はっきりと、いちばんいいといわれているのは、もちろん①の「賢明な子育て」であり、この育て方をしている親を持つ子どもたちは、他の育て方をされた子たちよりも、学校の成績がよく、自主性が強く、うつ病などの精神的な症状に悩まされる確率が少なく、非行に走る可能性も低いことがわかっています。

②の要求は高く、支援は少ない「独裁的な育て方」をされた子どもは「行儀の良い子」になるかもしれませんが、親のルールに従い、親の言うことに従うことが中心になるので、自発性や自制心が育まれにくくなります。抑圧されたものが強くなると、隠れて悪さなどをする可能性も高くなってくるでしょう。

③は「寛容な育て方」と呼ばれ、親子仲も良いことが多く、やさしい子になる可能性が高いです。いい育て方だと思うのですが、反面、「甘やかす」ことと表裏一体だったりで、規律を嫌ったり、ルールを守らない子になったりする可能性があります。また、本人の自己評価が高い割に「GRIT(やり抜く力)」が弱かったりするので、何かを達成するという力は低く、成果などはあまり上げられない子になってしまう可能性があります。子どものいい面を引き出し、伸ばしていってあげるには、「線引き」をきちんとできるかがポイントになったりします。

④の「怠慢な育て方」は、関わり方が低いと、「ネグレクト」と呼ばれるものにもなります。期待もされていないし、サポートもないので、非行にも走りやすくなってしまいます。自信もつきにくいでしょう。

ウッディは、迷いながらも、この「やさしさ」と「きびしさ」のバランスが絶妙でした。

「主役」はあくまでボニー。そのサポートをし続け、見守ります。

そして、物語の最後には、たくさんの葛藤を抱えながら、相棒のバズ・ライトイヤーに、

「彼女は、もう大丈夫だ」

という後押しをもらい、自分の人生を歩き始めます。

100%の愛情を注ぐところから、やることとやらないことの規律をつくる段階、そして、信頼し、離れていく段階へ。まさに、サポートする側の成長物語だなと思い、見ていました。

いや〜、すごいですね。PIXER。1から3も見たくなりました。

『トイ・ストーリー4』。

おもしろいだけでなく、子育てや教育に関わる方にとって学びが多く、ぜひ見てほしいなと思った映画でした。見てみてくださいね。

追伸。

「賢明な育て方」は理想ですが、厳しくする部分も必要で、やさしいお母さんなどを見ていると、あまり向いていなかったりするな〜と感じることもあります。

自分が向いていないのにやると、できない→自己嫌悪→子どもに当たってしまう→自己嫌悪……のループにはまりやすくなってしまうので注意です。(よく、そういうご相談を受けます)

まずは、自分はいまどのタイプなのかな? 性格的にどのタイプに向いているのかな? というところから考えて、得意なところは活かし、苦手なところはまわりのサポートを受けるなどして、やっていってくださいね。

写真はこの前まで東京でやっていた「ピクサーのひみつ展」での1枚。

この写真を撮った後、スマホがこわれて写真はこの1枚のみ。。。