遊んでいるようなのに頭がいい子がやっていること

先日、授業終わりにお迎えにいらっしゃったお父さまとお話したときのこと。

もう教室に4年以上通ってくれていて、いつも笑顔。勉強以外のことにもたくさんチャレンジし、実力だめしに受けに行った模試の成績などもすごくよかったりする子なのですが、

「いっつも遊びに行ってるみたいなんですがうちの子って勉強してます!?」

といわれました。

たしかに、世間話をするように教室にきて(いつも「あんな〜今日な〜」と報告を受けています)、授業中はむずかしいことをやってはいるけどどんどん質問をしながら取り組み、ツッコミをいれ(言葉の発達により年々鋭さを増してきています)終わった後もみんなを巻き込んで遊び、時間になったら「じゃあね〜」と帰っていく。

先生たちみんなが、「こんな風になってもらえたらいいよね」と思ってやっていることを見事に体現してくれている子だねといっている子ですが、客観的に見ると、遊んでいるようにも見えるのかなと思いました。

でも、社会で活躍する子、リーダーになるような人って、眉間にしわを寄せてがんばっているというよりも、それが好きで楽しんでやり続けているうちに影響力を持ち、まわりを巻き込んでいっているような人なのですよね。

「頭のいい子」というと、どんな子を思い浮かべますか?

集中力が高く、やるべきことをさっと終わらせられる子

優先順位をつけるのが上手で、必要なこととそうでないことを見分けられる子

パッと解決策やアイデアが浮かぶ子

計算や決断が早い子……

じつは、これらはぜんぶ「ワーキングメモリ」という能力によるもの。

「IQ」を賢さだと思われている方もいますが、IQはあくまで「知っていること」。

お金をかけ、いろんなことをやれば伸ばすことができたりします。そして、将来の成功にはほとんど相関性はないということがわかっており、情報自体は探せば見つかる21世紀の将来の成功を測る物差しとしては最適ではない、とアメリカの心理学者などもはっきりと言っています。

21世紀型の賢さ、「知識を使って何かを生み出す」というのは「ワーキングメモリ」のやることなのですね。

ワーキングメモリの強さにより成績を95%の確率で予測できるという研究もあります。

低学年のクラスだと、とくに「ワーキングメモリの強化」というのを大きな目的のひとつとしてやっていますが、それらが育っているのをみると、これからどんな風になっていくのかなと楽しみにさせてもらっています。

低学年〜中学年のホップクラスを長くやっている子の中には、すごく明るくなったなと感じる子もいますが、ワーキングメモリには感情の切り替えがうまくなり、楽観的になりやすくなる、という研究も。

こんなすごいことだらけのワーキングメモリ。鍛えない手はありません。

お家でも、

・充分な睡眠(10〜11時間を目安)

・ 毎日の読み聞かせや音読、読書

・ 歩く、走るなどの運動

・ 数独などのパズル

・ ゴールから逆算して考える

・ メモをとる

・ 部屋や机の整理整頓をする

などで鍛えることができます。

ぜひ、やってみてくださいね^ ^

使い方注意!子どもの才能と学力を伸ばすためのテスト活用法

9月8日の日曜日に、MOTHERHOUSE(株式会社マザーハウス)さんが毎年行っているサンクスイベントに参加してきました。
 
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
 
とバングラデシュやネパール、インドなど、それぞれの国の個性あるすばらしい素材を活用し、「途上国のものだから」ではなく、「商品として素敵だから」買ってもらえるものをつくられていて、その理念と、商品のすばらしさにファンの1人なのですが、
 
その会のなかで、チーフデザイナー兼代表取締役社長の山口絵理子さん(情熱大陸やカンブリア宮殿などで特集されたりもしているのでご存知の方も多いかと思います)のお話の後にQ&Aの時間がありました。
 
語学留学をしようかと考えている方だったのですが、
 
「山口さんはどんどん新しい国に工場をつくったりしていますが、どうやって言葉の勉強をされているのですか?」
 
というようなご質問をされました。
 
さまざまな国に活動を広げ、各地を飛び回りながら、現場でデザインをしながら、経営もされている多忙な中、新しい国にいくときにはその現地の言葉を学んでいくという山口さんですが、
 
その質問への山口さんの答えが、
 
「いまでも朝と夜に1時間ずつ語学の勉強をしているんですよ。ドリルとか解いて」
 
でした。
 
より良いものをつくるためには、現地の職人さんたちに自分の感情を伝えなくてはいけない、自分の言葉で伝えなくてはいけない。
 
そのためにも現地の言葉を勉強されているということに、モノづくりへの情熱を感じ、胸が熱くなったのですが(すぐ泣く)、そこで同時に思ったのが、圧倒的な努力と同時に、やり方もすごくすばらしいなということでした。
 
(感動しながらも、すぐにその方法はその人に合っているのか、そのやり方は脳科学や心理学的に適切なのかとかに目がいってしまう辺り、職業病だなと感じます)
 
「ドリルをやる」
「問題集をやる」
「テストをする」
 
これらって、子どもたちはあまり好きじゃない子も多く、
 
「テストをするよ」というと、「え〜、いやだ〜!」という子も多いです。(先週もブーブーいわれました)
 
小さい時から「マルバツ勉強」をくり返してきたような子や、「お直し」という名の苦行や修行などをたくさんさせられてきた子だと、「バツはダメなこと」だというマインド(「Fixed Mindset」といいます)になっていたり、「バツは罰」につながっていると思っているような子もいます。
 
でも、問題集をすることやクイズ形式で学ぶこと、テストすることって、「テスト効果」といいますが、とても有効な手段なのですよね。
 
テストは地図のように目的地と現在地を知るための「計測ツール」であり、ウェイトトレーニングのように特定の箇所を強化し、学びを促進するための「学習ツール」。
 
テストは、認知心理学の分野で研究が進み、「覚えるために受けるもの」であったり、「覚える前に受けた方がいいもの」だということもわかっています。
 
イリノイ州のある中学での数年にわたる実験でも、たった数分のテスト(クイズ)をするだけで成績が上がり、「89%」の子が自分の成績の向上を実感しました。
 
さらに、勉強や暗記などの「インプット」的なものと、テストや発表などの「アウトプット」的なもの理想的な比率というのは、アーサー・ゲイツら心理学者の研究で、
 
「インプット1:アウトプット2」
 
が理想だといわれています。
 
「3分の1をインプット」に使い、「3分の2をアウトプット」に使うことで、「30%」近く優れた成績を残せるそう。
 
事前にテストを受け、「わからないことを明確化、意識化」することで、あとで脳が学ぶため、思い出すためのきっかけをつくるのですね。
 
発達心理学の世界的権威、キャロル・S・ドゥエックは
 
「努力の大切さを強調すれば、子どもはすばらしく変われる」
 
といいますが、
 
山口絵理子さんのお話を聞きながら、子どもたちにも、
 
「テストの目的は成果ではなく成長」だと知ってもらい(もちろん、成果にこだわらなければいけないテストもありますが)、
 
「覚えたらテストではなく覚えるためにテスト」の感覚でどんどんトライして、山口さんのおっしゃるKeep Walkingならぬ、Keep Learningしつづけてもらえたらなと思ったのでした。

知識があるから興味が出る

夏休みも終わり、新学期が始まりましたね。

 

子どもたちからは「友達と会えるのうれしい!」という声や「学校つまらん〜しんどい〜」などという声も聞こえています(笑)

昔とちがって、子どもも大人もやらなくてはいけないことは多いですが、本来、新しいことを知ること、できるようになること、「学ぶ」っておもしろいもの。

学ぶおもしろさを思い出し、新しいことに出合ったり、難しいことに出合ったときに楽しめる感性を身につけていってほしいなと思っています。

先日、歴史の授業中にこんなことがありました。

織田信長から豊臣秀吉の時代をへて徳川家康が天下を取る時代、その大事なきっかけとなった関ヶ原の戦いにおける東軍と西軍の配置図を見ながら、

「どっちが有利だと思う?」

「どっちが勝つと思う?」

という話をしていたのですが、5年生の男の子が、

「そういえば、昔はわれこそは〜って名乗ってから戦ってたんやんな〜」

と言い出しました。

鎌倉時代、元が攻めてきたときに、竹崎季長の「蒙古襲来絵詞」の絵を見たりしながら、日本の当時の戦い方である一騎打ちと元の集団戦法のちがい、「てつはう」などの使っていた武器や防具のちがいについて話したのを覚えていたそうなのです。

そこで、これはチャンス!と、

「なんで、その当時、日本ってそんな戦い方してたと思う?名乗るより、いきなり攻撃した方がいいよね?」

と聞いてみました。

「たしかに、何でだろ?」

と考えていました。

じつはこれ、1993年の東京大学の日本史の問題になっているもの。

その当時、鎌倉幕府と御家人というのは、「御恩」と「奉公」という主従関係で結ばれていて、将軍から戦いにおける活躍の恩賞、「御恩」として土地などを与えられていました。「だれの功績なのか」というのを明確にしないと、せっかく活躍しても、「御恩」が受け取れません。ですので、名前を名乗るし、一騎打ちを好んでいたのですね。

そういうことを伝えると、

「おおっ、なるほど〜」

と、つながりが見えたようでした。

きっと、彼のなかで、今回学んだことは忘れないんだろうなと思います。

低学年の子だと、丸暗記のようなものもできたりしますし、実際、幼稚園クラスの子たちを見ていると、驚く速さで言葉や知識を覚えていっています。でも、中学年になると、なかなか丸暗記するということはきびしくなります。

単純なくり返しを「維持リハーサル」、意味を考えたり、関連付けたりすることを「精緻化リハーサル」といいますが、記憶の定着を良くするためには、精緻化リハーサルの方がもちろん効果的。

それに、何より、丸暗記というのは、ほとんどの人にとってはおもしろいものではありませんよね。論理的・数学的知能の強い子だと、とくに、理由や理屈がないものはおもしろくないので、「何でこんなことをやらなくちゃいけないんだろ?」と思ってしまいます。

中学年からは「考える勉強」が大事。

そして、その前には興味や関心の種である知識を蒔く時期があります。

勉強が作業のようなものではなく、考えるという知的な活動、おもしろいものだというふうになっていってもらえたらなと思います。

これからも、ますます、たくさんのことに興味や関心を持ち、探究すること、考えることを楽しんでいってくれますように!

真剣に何かに取り組んでいる姿は尊いですね…

夏休み明け!力が入りすぎて空回りしないためのルール

こんにちは。夏休みがおわり、今日から学校がはじまる子も多いですね。

保護者さまからは「やっと…ありがとう…!!」という声も聞こえてきそうです。

 

暑さが和らいだとはいえ、夏休み明け、ひさしぶりの授業などで疲れやすいと思いますので少しずつ慣れていってもらえたらなと思います。

 

今年も夏の暑さはきびしかったですが、幼稚園クラスの子や低学年の子たちは元気いっぱい!

にぎやかに学び、言葉や知識をどんどん吸収し、力もつけていってくれています。

 

幼稚園クラスの子どもたちの成長スピードを見ていると、学びってこうしたらいいんだよね、ということがよく見えてきます。

 

「たのしんで、いろんなことに興味を持ち、気になったことはすぐ質問したり調べたりし、失敗を気にせずにたくさんチャレンジする」

「加速学習」といわれるものや、脳科学やNLPなどの心理学を活用した学習法の講座で最初にいわれるのが、

 

「リラックスすること」

「たのしむこと」

「完璧主義を捨てる」

 

ことの大切さ。

 

先日も授業後の雑談や面談で保護者さまからご相談されたのですが、先生がきびしい方だったりすると、漢字のとめ・はねに細かったり、算数の答えの書き方や、線の引き方などにも親がこんなところまで!? 間違え探しをしているの!? というところまで見つけ出し、印をつけたり(子どもにとっては「ダメ出しされている」と感じることが多いです)、お直し、点数を引いてきたりもします。

 

もちろん、発達段階や目的によってはそういうことが大事だったりもします。きれいに書くためだったり、中学受験を控えた5・6年生の子がもったいないミスを防ぐためだったりには大事だったりしますが、

幼稚園や小学校低学年の子のような「好奇心」を広げる段階の子、まだ、論理脳がこれから発達していく段階、衝動的だったり正確に何かを行うということが難しい成長段階の子にとっては、窮屈でしかなく、マインドセットが「まちがえてはいけない」というものになってしまう可能性が高いのですね。

 

(それに、文字の「とめ・はね・はらい」に関しては、文化庁が「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」と発表しています)

 

このマインドセットというのは本当に心の健康度や学習スピードに大きな影響を与えます。社会心理学や発達心理学の世界的権威であるキャロル・S・ドゥエック博士がおっしゃるように、

 

「マインドセットが固い人は、自分が他人からどう評価されるかを気にして、反対に、マインドセットがやわらかい人は、自分が成長していくことに関心がある」

 

ので、マインドセットが固い人は、

 

 「まちがえてはいけない」

 

→「まちがえそうなもの、難しいものは自分ができないのがばれるのがイヤだから最初からやらない」

 

→「やらない、やってみないので力がつかない」

 

ということになってしまいます。

 

もちろん、「正確であること」が好きな子もいるのですが、そうでない子も多いです。

 

以前、僕自身も、10年近く前、心理学やカウンセリングを学びに行っていたとき、先生に「落ち込みやすくて、なかなか立ち直れない」ということを相談したら、

 

「きみはイチローよりすごいことをやろうとしてるんやな〜」

 

といわれました。

 

「イチローでも3割、7割は失敗しているのに、きみは8割ぐらいはできているというのに2割の失敗を責めてるんやからな〜」

 

ということで、その言葉に衝撃を受けると同時に、すごく肩の力が抜けたのを覚えています。

 

先日、6年生の男の子が、

 

「学校始まったら放課後は疲れてできる量が減るだろうから、夏休みに毎日やってた勉強は朝のうちにやるようにする」

 

といい、1日5時間の夏休みの自習計画を、学校が始まってからの計画につくりかえていて、「すばらしい…!!」と感動したのですが、

 

夏休み明け、疲れから集中力が低いなと感じたり、モチベーションが低いな、ダラダラしているなと感じるようなことがあるかもしれませんが、子どもにも、何より、自分に対して、あまり完璧主義にならずにお過ごしくださいね。

幼稚園クラスの子たち、かわいすぎます(笑)

7月夏期講習2日目の様子

こんにちは、新留です。

夏期講習2日目。大いに盛り上がり、最後は涙でした。

午前中の算数では、学んできた数列などの規則性を使い、自分でDNAの設計図をつくり、作品に。

いちばん下の1年生の女の子がさくさくと作品をつくり、高学年の男の子たちが意気消沈、落ち込む、なんてかわいい姿も見られました(笑)

できたあとはみんなで写真撮影(ほんとに素敵な笑顔!載せられないのが残念です…)

自分で考えた、自分だけのDNAの設計図と作品ができ、みんな充実感のあるいい顔をしていました(*^ ^*)

午後からはジオラマ地理。

交通や産業の中心でもある関東地方について知識のインプット&ディスカッション、マインドマップで整理。

最後は、実際にジオラマをつくり体感で記憶しました。

東名、中央、関越、東北…高速道路をつくっていると、交通網などが東京を中心に広がっていることを実感、人口統計図や時間帯別の人口の表なども読み解き、東京から離れるほど人口が少なくなっていっていること、ドーナツ化現象などの仕組みを理解しました。

成田国際空港やスカイツリーなど、自分の興味のあるもの、つくりたいもの位置を自分で調べつくったりする時間もとり、こどもたちもオリジナルなものがどんどん出来上がっていくのがたのしく、夢中でした(作りたりず、延長する子がこの日も!)。

そして、授業後にはサプライズが…

今回の夏期講習を最後に8月からアメリカに引っ越す3年生のYくんをお祝い。実は以前から、こっそりと計画。こどもたちの中には自分でプレゼントをつくり渡す子も。その姿がほんとに素敵でした(T_T)

みんなでケーキを食べたり、お菓子を食べたりして大盛り上がり。

最後、Yくんからプレゼントと手紙をもらい、あいさつをされたときには涙腺崩壊寸前。みんなでうるうるとなりました。

ほんとに最高の2日間。

Yくんには、アメリカに引っ越しても、いっぱいたのしんで、いっぱい学んでほしいなと思います。

みんなのアツい想いと友情、最高です☆

 

写真はジオラマを作成中の風景。東京にはタヌキが多いという話を知り、お家でタヌキをつくって持ってきた子も☆

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夏期講習1日目の様子

昨日は夏期講習1日目でした!

午前中はマジカル算数ワールド、午後はジオラマ地理。

午前中の算数の時間では、数列などの規則性について、パズルのようなものから親しみ、数のおもしろさを体感なども取り入れ実感。

こどもたちから、
「うおーっ、すげー!これお母さんに言おう!」
「ぜったい、うそだー!…(実際にやってみる)…ほんとだー!えー!!」

などびっくりする姿、夢中で問題に取り組む姿が見られました(*^ ^*)

午後の地理では、関東地方の地形や人口について、画像でイメージのインプット、クイズなどで親しみながら話し合い、マインドマップで整理。

その後、ジオラマづくりをし、地形に親しみ、つながりで理解していきました。
粘土を使い、

「この山の高さは何メートルで、ここの平野は何メートルだから…」
「ああっ、湖埋めちゃった!」

など、用語やつながりが見えないと、なかなか親しみが感じられず記憶に残りにくい地理を、たのしみながら理解していきました。

最後、人口密度について勉強し、資料を作成したときには、終了の時間が来たのだけど、集中力が切れず、最後までやりたいと時間ぎりぎり、お母さまに30分以上待っていただく子たちも。

午前、午後、両方受けていた子たちは、10時から4時半までみっちりやったにも関わらず、延長し5時を過ぎてもやっていて、勉強が遊びになったときのこどもたちの集中力のすごさを感じました。

いっぱい考えて、いっぱい集中して、いっぱい遊んで。きっと、いい睡眠がとれただろうな~と思います(^-^)

明日は2日目、仕上げの日です。どんな笑顔、作品が見られるのかたのしみです☆

写真は午前中の算数の時間の1コマ。1年生から5年生まで、みんな夢中です。

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【おしらせ】ぎゅぎゅっと入学準備

RAKUTO箕面校では、この春、2日間の『ぎゅぎゅっと入学準備コース』を開講します。

ちょっと先取りしたい新年長さん、小学校入学を控えた新1年生さん、この機会にのんびりとたのしみながら勉強をしたい現1年生さん、RAKUTOのホップコースに興味があるお子さまなど、勉強が好きになってほしいとお考えのみなさまに、

高速学習教材やマインドマップなどを使った、オリジナルの授業を通して、国語や算数の土台づくり、脳の回路づくりを体験していただける機会となっております。

タイミングの合うみなさまとお会いできるのをたのしみにしています(^-^)

~コース概要~

【目的】

☆勉強に対する意欲と自信を育てる

☆国語

→お話を的確にとらえてイメージしできるようになる

→国語力の基本となる、「あらすじをとる力」「心情をつかむ力」を身につける

→漢字の成り立ちを知り、漢字への興味をふくらませ、楽しく書けるように

 

☆算数

→低学年で育てたい量感、数の法則性、図形のセンスを養う

→たしざんをたのしく暗算できるように

→計算練習を数字で考えるのではなく、量感をイメージしながらできるように

→数をカタマリとしてとらえる力、空間認識力を高める

 

【当日扱う予定の内容】

国語

①新美南吉の名作を高速リスニングを使ってインプット!

②あらすじの理解、登場人物の心情を想像!

③色ぬりをしながら、物語のイメージを鮮やかなものに♪

④たのしく漢字の理解、練習♪

 

算数

①たしざんの歌を聴きながらインプット♪

②棒積み木を使って繰り上がりの法則の理解!

③シーソー、点つなぎ、積み木などを使ってたのしく量感、空間認識力の養成!

 

【日時】

①3月26日(火)10:30~11:30(国語30分、算数30分)

②3月27日(水)10:30~11:30(国語30分、算数30分)

 

【ご準備いただくもの】

①筆記用具

②カラーペン、または色えんぴつ

 

【受講料】

6,455円

※オリジナルノート代630円、漢字テキスト575円を含みます

塾生以外のお子さまでも、入学金なしで受講できる講座となっております。

まだ年長や1年生だし、いきなりレギュラーコースは…とお考えの方にもオススメです。

 

☆3ヶ月じっくりコース(週に1回)もあります

【時間】

週に1回1時間(週に1回。算数30分、国語30分)

【受講料】

9030円/月

※オリジナルノート代630円を含みます

 

お問い合わせ、お申し込みはお電話、もしくは受付フォームより承っております。

RAKUTO(らくと)箕面校
電話番号→0120-485-899(しあわせなこをはぐくむ)
受付フォーム→こちら

微妙にひっかかるようなひっかからないような言葉。

こんにちは、にいどめです。

暑いのか寒いのか、まだまだ読めない日々が続きますが、春っぽさは日に日に増してきて、うれしいなと感じる今日この頃。

みなさま、花粉などは大丈夫ですか(僕は大丈夫です。たぶん)。

 

土曜日の午後は、体験に4名のお子さま、お母さまが来てくださいました。

なんと、池田から。

たまたまRAKUTO箕面校のホームページを見つけてくださったそうです。

みんな新年長さん、元気いっぱいで登場。

自己紹介でもすぐに打ち解け、可愛い絵を描いてくれたり、お手紙を書いたり、お母さん大好きというメッセージを書いたり、とかわいさ全開でした。

2倍の高速リスニングでは「はやいー!」となり、国語の心情描写ではおもしろい答えが出たり、にぎやかにたのしませていただきました。

「○○くんは△△ちゃんと、□□ちゃん、どっちと結婚するの?」

「うーん…両方(*^_^*)」

という微笑ましい(そして、モテモテで微妙に羨ましい?)場面にも遭遇できたり。

いっぱい勉強し、遊んで、帰るとき、

「おじちゃん、また来るね!ばいばーい」

という、うれしいのだけど、何だか前半に微妙に1箇所ひっかかるような、ひっかからないような部分がある言葉をくれました。

(あと、「おじちゃん、今度、いっしょに水飲みにいこう~」という新しいお誘いも。どんな名水なのでしょう)

マインドマップに興味を持ってくれたり、勉強ってたのしいんだ~なんて感じてもらえたらいいなと思っています。

今週からRAKUTO箕面校の子たちにも、卒業式や卒園式が控えてたり、たのしみな日がつづきます。

みなさまにとっても素敵な出会いがたくさんの春になりますように。

RAKUTO箕面校運動部の活動が盛んです。

「あつーい!」

寒い日がつづきますが、RAKUTO箕面校はアツいです。

授業前のドッヂボールが毎回ヒートアップ。

なんと、30分以上前に来て準備万端。

いつもは「がんばれ~」と応援しながら見ているだけなのですが、「先生もやろうよ~」と言われ、運動好きの血がメラメラ。

(さて、ここは圧倒的な力の差を…)

王者の貫録で臨み、結果、

負けました…(T_T)

 

小学2年生の男の子いわく、

「先生、でかいから当てやすい」

リベンジを誓いました。

 

授業前にたくさん動き、「先生あつーい!」

ということで、暖房をつけずに授業。

こどもたちはほんとに元気です。

(勉強するのにはちょっと寒いぐらいがいいのですが)

そして、授業前には運動、授業中は3倍速の歌を歌う(最近3倍でも歌える子が!!)、でっかいマインドマップをかく。休憩中もお菓子を食べてちょっとしたら運動…と身体も脳もフル回転。休む間がないくらい動いています。

すごい。

みんな、入ってきた頃に比べ、ハートのオープンさも、脳の持久力も、回転の早さも段違いです。

こどもたちに負けてられないな~と刺激を受け、自分も修業を(ドッヂボールの)しようと思った新留(にいどめ)なのでした。

ちなみに、運動の効果ですが、アメリカの分子発生生物学者(長いですね)のジョン・メディナさんも、著書『ブレイン・ルール』のなかで、「思考力を高めるには、とにかく動け」と書いています。運動をすることにより、体内の血液量が高まり、たくさんの組織に栄養が与えられ、廃棄物も取り除くことができるそう。

花まる学習会の高濱正伸さんが外遊びを奨励していたり、教育学者の齋藤孝さんも身体のことをいつも著書で取り上げてらっしゃったり、身体と脳というのは密接な関係があり、おもしろいなと思います。

個人的に掘り下げていきたいなと思っている分野です。

ジョン・メディナさんの『ブレインルール』、DVDもおもしろいですし、大人が脳の力を引き出すため日常に使えるヒントも満載ですので、よかったら読んでみてくださいね。

それでは。

(おしらせ)

3月25、26、27日にRAKUTOの入学準備コースを開催予定です。

小学校入学前の準備として、ホップに入る前の準備として、対象は新1年生がメインですが、ちょっと先取りをしたい年長さんや1年生で習った漢字のふり返りなどをしたい新2年生にもおすすめのコース。

詳細が決まり次第、お知らせいたしますね。

おたのしみに。

ごあいさつ。

はじめまして。

RAKUTO箕面校(らくとみのおこう)室長の新留裕介(にいどめゆうすけ)と言います。

ホームページ、ブログに訪れてくださり、ありがとうございます。

この度、ご縁があり、箕面小野原にRAKUTO箕面校を開校させていただくことができました。

 

「こどもにしあわせな大人になってほしい」

自分の大好きなことをやり、才能を伸ばし、仲間と協力して仕事をし、大好きな友人に囲まれ、仕事も遊びも最高にたのしむ。

こどもたちには、そんな大人になってほしいなと思っています。

そのためには、

自分の大好きなことがわかっていること。

自分の才能を知り、その伸ばし方、学び方がわかっていること。

そして、ひとの心に共感し、自分のことを伝える力、コミュニケーション力が必要なのではないかと思います。

 

「あったかい雰囲気で、たのしくやりながら、一過性の知識じゃない、一生使える力やスキルを育むことができたなら…考える力や学ぶ力を身につけることができたなら…」

そんなとき、東京の自由が丘でRAKUTOに出会いました。

そこにあった、こどもたちの笑顔、やさしさ、そして、才能の輝きに驚きました。

高速で歌を聞きながら、歌いながら学び、難しい知識や用語を知っている。

マインドマップで、たのしくまとめながら、覚えている。

年齢のちがう子たちが、同じ教室で話し合いながら、助け合いながら、知識を深めている。

高速で読み、質問をすると、それに対して答えられている。

 

「これは、すごい…ここで学んだ子たちは、将来どうなるのだろう?」

可能性にワクワクしました。

勉強すること、学ぶことがたのしいことだと感じられ、

ラクに知識を吸収し、整理し、覚える方法を知っていて、

人の気持ちをわかり、友人と協力する、仲良くすることができたなら。

それは、きっと、最高にしあわせで、ワクワクして、豊かさに溢れた人生だろうと思います。

そんなすばらしい可能性を秘めたRAKUTOに出会うことができ、それを伝えることができ、ほんとにうれしく思っています。

そして、箕面小野原という、豊かさに溢れた素敵な土地でそれを始めることができたことをうれしく思っています。

まだまだ至らない点がたくさんあり、日々、学ぶことばかりですが、

こどもたち、親御さん、関わるみなさんがたのしい気分になり、しあわせや安心感を感じられる場所、

こどもたち、親御さん、関わるみなさん、地域に愛される場所にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

最後に、今回、RAKUTO箕面校の開校、そして、今、ご覧になっていただいてるホームページなどを作成するにあたり、たくさんの方に助けていただきました。

今回、お話をくださった代表・長井さん、そして、そのご家族さま。

いつも、たくさんの知識や知恵を与えてくださっている、RAKUTO代表福島先生、前田先生、そして、他の先生方。

すばらしい環境を用意してくださっている箕面こどもの森学園のみなさん。

最高のホームページを形にしてくださった、オフィスこれからの海堀芳弘先生。

大学時代働いて塾のときから、ずっと仲良くやっていて、今もよきライバル、友人であるみんな。

塾と同時に、サービスを学ぼうと働いていたレストランで出会い、不器用で、怒られていてばかりだったけど、いまでも見守り、応援してくださっている先輩。

神戸メンタルサービスで出会ったみなさん。

いつも支えてくれている、友人や知人。

血はつながっていないけど、姉さんのような存在のみなさん。

今まで出会った、たくさんのこどもたち。

そして、女手一つで僕を育ててくれた母親。

みなさんのおかげで、今の僕があります。

ほんとにありがとうございます。

みなさんに今まで教えていただいたことを大切に、

たくさんの方に愛される場所になるよう、やっていきます。

これからも、よろしくおねがいします。

 

RAKUTO箕面校室長

新留裕介