小さなアーティスト!

今月のステップ算数のテーマは『割合』。

先週から、こどもたちがハマっているパズルで、数の感覚づくりをしたあと、学習スタート!

いろんなところで見かける。
でも、あんまり深く考えることはないだろう割合。

まずは言葉の定義の確認と、いろんなところで使われていて、実生活に根差したものだというのを感じてもらうため、

「割合って何?どんなの?」
「実際にどんなところで使われている?」
「割合を使うメリットって?」

などをマインドマップを使い、ひとりブレインストーミングをしてもらいました!

そして、そのあとは、書き出したものを発表し合い、みんなでディスカッション。

みんなから出てきたものをひとつのマインドマップに。
「野球の打率!」
「○割引!」
「サッカーのボール支配率!」
「50%OFFは500円かける0.5の250円を引いて250円!!」

など、それぞれの個性の出る答えが(*^ ^*)

求め方も、こどもたちの中からしっかりと出てきました☆

まずは、学校のテストのために学んでいるのではなく、実生活に関係したものを学んでいるということの実感や、
親近感を感じたり、もっと知りたい意欲が出るためのきっかけづくり。

これこんな風に使えるな~、これおもしろいな~なんて感じてもらえればいいな。

理科の時間も、今月のテーマである『太陽』についてブレインストーミングやディスカッションをした後、速読で一気に情報をインプットしました!

みんな反応するところは様々。

マインドマップのセントラルイメージも様々です。

1か月かけて、どんどん興味を広げ、深めていってもらえたらなと思います。

授業後、「(地理の授業の時に)書いてない(授業で扱ってない)他の県のこともぜんぶ書きたい~!」と居残りでモクモクと調べながら自分のマインドマップにまとめていく子も♪

自分で考え、調べるおもしろさに目覚めてくれたらうれしいです☆

写真は、理科のひとりブレスト中の様子。
右上に見えるのは、みんなでアイデアを出した『割合』に関するマインドマップを「これは知ってることや連想したことを書き出しただけやから写さんでもいいよ~」と言ったのですが、「ぼく写す!」と言って、わざわざ写したもの。
短い時間のなか、一生懸命写してすごい♪(忘れて(置いて)帰ってましたが…)

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フィンランドin箕面

こんばんは。にいどめです。

ようやく暑い時期が終わったな~と思っていたら寒いぐらいですね。
こどもたちからは早くもクリスマスの話などもチラホラと出始めています。

「えんとつないから窓のカギあけとかなくちゃ!」

なんてかわいいセリフも(*^ ^*)
どんなプレゼントがもらえるのかな?

サンタさんの再訪を待ち望んでウン十年。今年は来て下さるのでしょうか…
RAKUTOの授業では、今週から11月のテーマに突入です。

ステップクラスの地理では、今月は『関東地方』がテーマ。

今日は、1回目ということで、4倍速での高速リスニングでのインプットとディスカッション、マインドマップのセントラルイメージ描きでした。

ちょっと学校帰りで眠たい、セントラルイメージの発想をパワーアップしたいということで、いつものようにすぐにセントラルイメージに向かうのではなく、一度『関東地方』、それもいちばん反応のあった『東京』について、まずはマインドマップを使い、アイデアのブレーンストーミングをしました☆
ブレーンストーミングは質より量。

時間を計って、数を数えて、一つでも多く、量を出すことを目的にトライ(^-^)
場所や好きなもの、有名なところ、などから連想し、出てきたキーワードには、嵐の櫻井くんや雷門、ダッフィー(ディズニーのキャラクター)などのおもしろいものも☆

発想というと、遊び心いっぱいなこどもたちだと特に、ふざけてテキトー、などになりがちですが、マインドマップを使うことで、数を大事にしながらも、「無秩序な発想」にならずに済みます。

(キーワードから連想していくので、ふざけて言った場合は、そのあと広がらないんですね)

そして、具体⇔抽象化の力や論理的思考力もつきます。

2009年のPISAで読解力3位、数学的リテラシー2位、科学リテラシー2位だったというフィンランドでは、小学3年生と4年生のときに、徹底的にこのカルタ(マインドマップ)の書き方、使い方を練習することになっているそう。

そして、授業中も「なんで?」とたくさん質問を投げかけられるので、強固な論理的思考力がつき、それがこの結果につながっているのかもしれません。

ちょっと話が脱線しちゃいました。

5年生のSちゃん。アイデアは出たのだけど、満足いくものがなかなか書けず…ということでお家で再挑戦してくることに。たくさんの中からどんなものをチョイスして描いてくるのか?たのしみです☆

今日の写真は先日ホップの授業で撮ったもの。
小学3年生のYくんが算数の時間に使ったモールで作成しました☆

「先生ーマインドマップみたいでしょ??」

こんな風に立体版マインドマップをつくるのが夢なんだそう。おもしろい発想です~(*^ ^*)

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こちらのルーキーも負けていません

こんばんは。

いよいよ日本シリーズ開幕。楽天はルーキーが初戦先発で話題ですが、箕面校は年長さんが大活躍な土曜ホップです☆

今日の算数は『小数』の最終週。
ニガテな子の多い、小数のかけ算やわり算。かけると減る、割ると減る、という???となっちゃいがちな分野ですが、ピザシートや折り紙、モールを使いながら学習♪

2×0.3は0.6!
1÷0.2は5!

なんていう風にひらめいていました(*^ ^*)

やっていることは目で見て、手で確認し、イメージをつくることですが、そこで育まれているのは、
大きな方向性を定め、細かい方策を考える、
まずは大きく数字を見積もったり、直感的に数字におかしいところがないか判断し、細かく見ていく。まさに経営者アタマ。

…こどもたちはそんなことはつゆ知らず(* ̄m ̄*)遊びのように回路をつくっちゃいます。

国語や社会では、他の曜日の3年生や4年生のお兄ちゃんたちが4倍、6倍に挑戦中だということで、3倍、4倍、6倍と挑戦。

「もう1回3倍で聴く!」

というアンコールの声で、合計5回も聴いちゃった歌も。

すごい挑戦する力、粘り強さです☆

難しい問題や新しい問題にもどんどん取り組んでいっているみんな。学ぶたのしさをたくさん味わえますように(^-^)

来週からは新しいテーマに突入~こどもたちのどんな反応が見られるのかたのしみです♪

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写真は小学1年生の国語のマインドマップ。雲の上にあるのはお話に出てきたサンタさんのお家☆

普段とちがうというウワサ

今日は金曜ホップ。

普段、ちがう曜日に通ってくれている女の子が振替で金曜日に。いつもよりも盛り上がった1日でした☆

1年生の男の子と女の子。会った瞬間に仲良しに(^-^)

こどもたちはほんとにオープンで、すぐに仲良くなるから素敵です。

保護者さまとお話していると、一人っ子の子は、お兄ちゃんや同じ学年の子やいろんなお友達ができるのがうれしいんだそう。

こどもたち、保護者さま同士でいろんなつながりができるたびに僕もうれしい気持ちになります。

そして、こどもたちは仲良くなるだけでなく協力、仲間がいるからこその成長も。

同じ学年の子が4倍速の高速リスニングを聴ける子を見て、

「あっ、自分はいつも2倍だと思ってたけど、4倍でもいけるんだ!」と気づいたり、

算数でみんなで同じ問題を解いているときに、どんどん紙に絵や式を書いていく子を見て、

「よーし、負けないぞー!」と意欲を燃やしたり。

学校も年齢もちがう子たちが協力して、アイデアを出し合ったり、一人の力じゃ解けないような問題の答えを考えたりします。切磋琢磨し、時には衝突もしたり。

大人の世界を今から体験しているんですよね。

きっと、みんな、いいリーダーになって、いろんな世界で活躍していくんだろうなと、こどもたちの姿を見ていて感じます。

後半の授業の最初、はじめて会い、緊張している1年生の女の子同士。探り合っていたので、

「Hちゃん、今日はえらいおとなしいね~」と言うと、

「ふだんはおとなしいのー!!!」と怒られました( '∇')

基本的にみんなのにぎやかな姿ばかりを見ているので想像ができません(笑)

今日もいい笑顔してました(*^ ^*)これからも、たくさんの友達や仲間ができますように♪
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写真は1年生の女の子の地理のマインドマップ。今月は日本の半島と岬について勉強。本州には新幹線が走っていて、九州には飛行機で飛んでいます☆

脳を鍛えるには運動しかない!

脳を鍛えるには運動しかない!

そんなタイトルの本(ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマン著、日本放送出版協会)が出ているくらい、運動は脳にとって大事と言います。

とにかく、人間の脳は歩くようにできていて(なんと、1日20キロメートルも!)思考力を高めるには動け!とおっしゃっている方もいます(分子発生生物学者のジョン・メディナさん)。
そんなことを意識してかしなくてか(確実に後者)、今日は木曜ステップのマドンナの女の子がお休みだったのもあってか(これはあるかもしれません)、大暴れな1日でした(*^ ^*)

今月の算数は『倍数と約数』がテーマでしたが、「数の感覚」を鍛えたいな~と感じていた木曜クラス。
週末、RAKUTO豊田校にお邪魔させていただき、伊藤先生に教えていただいたゲーム(名古屋にコーチングの勉強会に参加する前にお会いしてきました)を早速、実行しました。

すると、こどもたち大ハマリ。

「これ1時間やろうよ!」

「いや、算数、理科2教科で70分だから…(゚_゚i)」

うれしいぐらいに反応してくれました☆
これはたのしみながら数の感覚を鍛えられそう。

理科の時間には、『血液の循環』がテーマなので、心臓や血液の流れなどをイメージを使って勉強。

「さー、肺静脈から左心房に入ってきたよー、そして左心室にー…」

まるで催眠術のよう。

そして、脈拍についても学んだので、

「平常時と運動をした後の脈を測ってみよう!」

と、まずは平常時を測り(11~14歳で大体80~90回)、そのあと、

「さあ、走れー!!」

と1分間ダッシュ!!

「ぜー…ぜー…」

とみんななりながら(ほんのり汗も笑)計測。イメージや体感で学び、最後はマインドマップにまとめました。

後半は運動のし過ぎもあり(休憩時間中も走り回っていたこどもたち)、眠気が…。

ということで、国語の時間は音読などをたくさんし、最後まで走りきりました(ついでに言うと、授業後も走り回っていました笑)。

脳だけでなく、運動部??というくらい身体も動かした木曜日。きっと、今日は帰ってから熟睡でしょう(^-^)

どんどん負荷をかけながら脳も身体も動かして、いっぱい寝て整えて、強化して。
ドラゴンボールの悟空や悟飯のように成長していくみんながたのしみです☆
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写真は小学5年生Yくんの理科のマインドマップ。運動後、眠りそうになりながらもしっかりまとめていました♪

アツい火曜日

「女心と秋の空とこども心」

そんな言葉があるのかないのかわかりませんが、こどもの調子というのは毎回、毎時間、大きくちがいます。

前半の算数、理科の時間。

算数ではピザや折り紙を使い、小数の勉強。
「はっ!」と開眼し、小数のかけ算やわり算のイメージがつかめた3年生の男の子。

お菓子タイムをはさみ、

さーて、と後半の国語、社会の時間。メンバーもすこしチェンジ。

国語の物語を4倍の高速リスニングで聴き、「もっといけるかも!?」と感じた何人かの子。

「先生、6倍もいきたい!」

すごい集中力で没頭し、終わったあとには、

「よーし!4分の3ぐらいいけた!」
「ちょっと気を抜いたら、すぐに置いていかれるけどいけそう!」

でも、みんながいけるわけではなく(何と言っても6倍は早い)、あんまりいけなかった子はショックだったのか、集中力がダウン。

ノリノリの子は、

「ちゃんとやれよ!」
「なんやねん~」

とイライラ。みんなで言い合い。

「できひんし!」
「できる!」
「みんなで成長していくねん!」

火曜日は男の子ばっかりなのでアツい(笑)

ノッテる日。ノッテない日。
できる日。できない日。できるはずなのにできない日。

いろんな日があるけど、こどもたち、そして自分にとっても、ほんと全部、毎回が学びだな~と思います。

僕も毎回が学び。次はどうしようかと考えるのがたのしいです。

6倍に挑戦したり、読み合わせに今までやらなかった子が挑戦したり、みんなすごい成長!

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写真は小学4年生Kくんの国語のマインドマップ。
「先生、これ絶対撮って!」という2枚組の自信作。入学からまだ2ヶ月、たのしみです☆

記録を残そう

「比べるのは他人(ひと)とやない、過去の自分とやで」

そんなカッコいいセリフを、少し遠くを見ながら30度の角度で45歳ぐらいに吐いてみたいにいどめです。こんばんは。

今月のステップ社会は『中部地方』について勉強。ちょうど1年前の12月、ホップの地理で扱ったテーマです。

ホップのときは、歌や高速リスニングでたのしみながら用語や知識をインプット、ディスカッションで広げ、マインドマップでまとめました。

そして、ステップでは、物語仕立てになったテキスト(なんと43ページ!)を高速リスニング。登場人物といっしょに探検し、学び、深め、最後はマインドマップに。

去年はホップ、今年はステップと、両方で中部地方を勉強した女の子。

成長を感じてもらおうと、去年かいたマインドマップと今年かいたマインドマップを並べてもらい、いっしょに眺めました。

「字は変わらないけど、ぜんぜん情報量がちがう!」

自分の成長を目で確認し、実感。満足感と自信。

よし、この方法でやっていけばいいんだ!というのを感じました。

自分の成長って、自分がいちばんわからないもの。セルフイメージと自己評価には、たいてい開きがあります。

過去の自分の記録をとっておくのは、『記憶』という意味だけでなく、『成長の確認』という意味でも、大事。

ぜひ、これからも記録を残し(目に見える形に)、自分の成長を実感し、自信を深めていってもらいたいなと思います。

1年後はさらに成長した自分に出会えるはず。どんな風になってるのか、いい意味で期待を裏切ってくれるんだろうなと僕もたのしみです!

ちなみに、記憶ということを考えた場合、マインドマップの発明者、トニー・ブザンさんによると、復習のサイクルは、

①学習の直後
②1日後
③1週間後
④1か月後
⑤3ヶ月~半年後

がいいと言われています(トニー・ブザン『マインドマップ記憶術』より)

よかったら、テスト前の復習時期のご参考になさってください☆
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写真は小学5年生Sちゃんのホップ時代とステップ時代のマインドマップ。まだ2枚を1枚にまとめるというのは残っているけどぜんぜんちがいます

本当の理解とわかったつもりの間。

こんばんは。
すっかり朝晩は寒くなりましたね。人生がときめく片づけをした結果、冬服がなくなり怯えているにいどめです。

今日は木曜日のステップクラスでした。

算数の時間には『倍数と約数』について勉強。
「今日は倍数と約数やるよ~」と言うと、学校で習っている子もいるので「知ってる知ってる~」「もう、やった~」の声。

ふふふ。

「それじゃ、倍数と約数ってどんなのだっけ?みんなにわかるように説明してみて~」
「よーし、じゃあ、僕から!えーっと…」
「んっ、どういうこと??」
「……うわーっ、わからん!」

よく見られる「わかったつもり」。
それを防ぎ、きちんと理解しているかをチェックするためには、その情報について説明してもらうのがひとつの方法(ただし、なごやかな雰囲気で)。

最近話題の本、TEDxTokyoにも出演した狩野みきさんの『世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業』には、本当に理解できているのかをチェックする方法として「5歳児に説明するつもりで話してみる」とあります。

5歳児(25歳サバ読み)にいどめや他の子たちに向かって説明し、みんなでじっくりと考え、曖昧だった知識を確認していきました☆

じっくり考え、逆に社会の時間には6倍の速さで学習、マインドマップにまとめるなど、みんなかなりアタマを使い、「疲れた~~!!」と授業終了。

授業前には宝探しゲームをしたり、休憩時間には、昨日誕生日だった6年生のお祝いをしたりとテンコ盛りだった一日。

こどもたちにとって、遊びの秋、そして、大きな学びの秋になればいいなと思います(*^ ^*)

先週から始まった宝探しゲーム、先週は素直すぎる隠し場所に「ふふふ、素直だな~かわいいな~」と思っていると、今日は「何とこんな盲点をつくとは…」というような隠し場所に。

「先生、僕、隠して帰るから帰ったあと見つけてね~!」と言い残し帰ったYくん。

ぜ、全然見つからなかった…完敗です。人間の視覚が捉えにくいところや盲点など、考える力が育ってきています。(ちょっと困りましたが)
写真は倍数や約数などを説明しようと前に集まったこどもたち。みんなホワイトボードが大好きです( ̄▽ ̄)

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