本当の理解とわかったつもりの間。

こんばんは。
すっかり朝晩は寒くなりましたね。人生がときめく片づけをした結果、冬服がなくなり怯えているにいどめです。

今日は木曜日のステップクラスでした。

算数の時間には『倍数と約数』について勉強。
「今日は倍数と約数やるよ~」と言うと、学校で習っている子もいるので「知ってる知ってる~」「もう、やった~」の声。

ふふふ。

「それじゃ、倍数と約数ってどんなのだっけ?みんなにわかるように説明してみて~」
「よーし、じゃあ、僕から!えーっと…」
「んっ、どういうこと??」
「……うわーっ、わからん!」

よく見られる「わかったつもり」。
それを防ぎ、きちんと理解しているかをチェックするためには、その情報について説明してもらうのがひとつの方法(ただし、なごやかな雰囲気で)。

最近話題の本、TEDxTokyoにも出演した狩野みきさんの『世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業』には、本当に理解できているのかをチェックする方法として「5歳児に説明するつもりで話してみる」とあります。

5歳児(25歳サバ読み)にいどめや他の子たちに向かって説明し、みんなでじっくりと考え、曖昧だった知識を確認していきました☆

じっくり考え、逆に社会の時間には6倍の速さで学習、マインドマップにまとめるなど、みんなかなりアタマを使い、「疲れた~~!!」と授業終了。

授業前には宝探しゲームをしたり、休憩時間には、昨日誕生日だった6年生のお祝いをしたりとテンコ盛りだった一日。

こどもたちにとって、遊びの秋、そして、大きな学びの秋になればいいなと思います(*^ ^*)

先週から始まった宝探しゲーム、先週は素直すぎる隠し場所に「ふふふ、素直だな~かわいいな~」と思っていると、今日は「何とこんな盲点をつくとは…」というような隠し場所に。

「先生、僕、隠して帰るから帰ったあと見つけてね~!」と言い残し帰ったYくん。

ぜ、全然見つからなかった…完敗です。人間の視覚が捉えにくいところや盲点など、考える力が育ってきています。(ちょっと困りましたが)
写真は倍数や約数などを説明しようと前に集まったこどもたち。みんなホワイトボードが大好きです( ̄▽ ̄)

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