「いつやるか?」の話

こんにちは。

新留です。

中学受験を控える子の保護者さまとの面談がひと段落しました。

今回のテーマは「時間の使い方」。

今、どんなことに、どれぐらい時間を使っているかを書き出してもらい、

客観的に見てみて、

今後、目標のためにどうしていったらいいのかをいっしょに確認していきました。

このところの天気の悪さでちょっと体が重いな〜と感じている方も多いと思いますが、

気候がパフォーマンスに影響を与えるように、

学習面においても「タイミング」や「いつ」というのがパフォーマンスに与える影響は大きいのですよね。

早朝の太陽が登っていく時間に気分的にどんよりするのはなかなか難しいというのは実感として感じる方は多いと思うのですが、

午前中は体温が上がっていくこともあり、集中力や実行力、論理的思考力などは上がります。

感情的にも午前中というのはポジティブに過ごしやすくなります。

そして、徐々に上がっていった調子はお昼頃にピークを迎え、

午後になると下降していき(お昼ご飯の後は眠い時間です)、

また夕方ごろになり上がっていきます。

体のリズムというのは波のように、上がったり、下がったりしていくのですね。

また、その人により、固有のリズム、「クロノタイプ」というものもあり、1日のパフォーマンスに大きく影響を与えます。

(僕個人でいうと、「フクロウ型」と呼ばれる夜型の中でも、5%に入るぐらいのかなりの夜型でした)

子どもは基本的には朝型ですが、

中高生に近くなると夜型に移行していき、

20歳以降はまた徐々に朝型になっていきます。

(なので、子どもは朝から元気で、高校生のときは朝がしんどい人が多く、おじいちゃん、おばあちゃんは朝が早いことが多いのですよね)


・生物のリズムを知る

・自分固有のリズムを知る

・環境を整える

・集中する、休憩する、運動する、の適切なリズムをつくる


こういうことって、子どもたちのパフォーマンスを大きく左右します。

今回、お話したことなどを元にこれから調整していき、

子どもたちがよりいいサイクルになっていけばいいなと思います^^