子どもの能力の発達には、適切な時期と適切なやり方があります。
では、小学校入学前の時期、子どもにはどのようなことをしてあげればよいのか。
小学校の先取りで、ひらがなや漢字を書かせたり、たし算・ひき算を早い時期からできるようにすることでしょうか?
この時期、大事なのは「考える力」のもとになる「想像力」と「記憶力」を育むこと。
子どもの「考える力」がより大きく育つために、RAKUTOでは小学校の勉強の先取りではなく、土台づくりを行います。
考えるとき、私たちは頭の中で考えます。頭の中で「想像する力」があるから考えることができるのです。
たとえば、算数の図形問題を考えるとき、頭の中で図形のイメージを思い浮かべ、頭の中で動かしながら考えています。
文章を読むときや文章題を解くとき、頭の中で状況を想像したり、書いてあることを表す図やグラフを思い浮かべながら、問題を解いていっています。
また、難しい問題を考えるとき、頭の中で、一度にたくさんの知識をつかい考えています。
頭の中に置いてある知識や、いま見ているものを覚えていて、それらを組み合わせて考えているのですね。このとき必要な力が「記憶する力」なのです。
また、勉強には覚えることも必要です。
考えるもとになる知識がないと、問題を解くことはできません。
「記憶力」が良いと、勉強にかかる負担が大きく減ります。
これらの頭の中で想像して、記憶し、作業するスペースを大きくしてあげること。
そして、大量の情報を短時間で記憶する力をつけるのがキンダーコースです。
幼児期の子どもたちにとって、これらの能力はもともと非常に伸びやすいのですが、適切な働きかけをしなければ、その力はあまり伸びることなく終わってしまいます。
子どもがよく伸びる時期を逃さず、楽しく、適切な働きかけをしてあげることで大きく育ててあげることができます。
30枚のカードの内容とその並び順を3分で覚える。
大人だと、「えっ、そんなことできない」という方がほとんどです。
でも、キンダーコースの子どもたちは、覚えて、うれしそうに話してくれます。
はじめて見た図形の位置を写真のように覚えて正確に再現したり、言葉の意味を体で覚えたりもしています。
さまざまな記憶のトレーニングを行い、すばやく、大量に、空間的に覚えていき、イメージすることができる力を育てていきます。
算数や数学のできる子というのは頭の中に「数字の量」のイメージがあります。
研究でも示されているように、「数字の量」や「数字の大小」がわかるということと、算数や数学の成績には関係があるのですね。
キンダーコースでは、「かず」が増えていく規則を歌を歌いながら身につけたり、棒積み木を使って、くり上がりやくり下がりをイメージできるようにもしていきます。
積み木や糸通しといった、見た目にも美しい良質な教具をつかい、遊びのようにたのしく頭の中の図形をイメージする力を伸ばしていきます。
これができるようになることで、平面図形や立体図形を頭の中でイメージできるようにもなっていきます。
お話を聞いて、読んで、先生といっしょにあらすじを楽しく絵にして表現していきます。
読解力のもとになるあらすじをとれるようになり、頭の中でものがたりを再現・イメージできるようになります。
小学1年生で習う漢字も、なりたちからイメージして、絵を描きながら覚えていきます。
じつは漢字にはもととなるイメージがあり、子どもたちにとっては、ひらがなよりも覚えやすく、おもしろいものだったりします。
漢字に興味がわき、いつのまにか、読めるようにもなっていきます。そして、四字熟語も覚えていきます。
音楽に合わせて、体を動かしているうちに、むずかしいと感じる四字熟語 の意味が楽しくイメージできるようになっていきます。
※各コースは2年間となります
※無学年制です
授業時間/コマ数 | 50分 1コマ(年間43回) |
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月謝(税込) | ¥12,960 |
その他費用 | 入学金 ¥21,600 |
※ 表示の価格は全て税込価格です。