タイムパフォーマンス

こんばんは。

新留です。

今週の思考養成クラスの「新聞」時間は、

「タイパ」(タイムパフォーマンス)についての記事を読みました。

東海道新幹線、

洗濯機、

iPhone、

ルンバ、

TikTokなどの発明や時短の歴史を知り、

(途中、ジョブスの伝説のiPhoneのプレゼンも見ながら…何度見ても痺れます)

「倍速で学んでも成績は変わらない」などのデータ、

そして、最後は、

昨日(4/27)総理大臣官邸で行われた「第6回教育未来創造会議」で配られた参考資料などを見て、

日本の生産性の低さなどにもふれました。

たくさん遊び、学ぶときは集中して学ぶ。

遊ぶのも上手に、

学ぶのも上手に。

タイムパフォーマンスを意識するところ、

タイムパフォーマンスを意識せず、非効率に過ごすところ。

そんなことを意識するきっかけになればいいなと思います^^

さて、

明日4/29(土)から5/5(金)まで、

RAKUTO箕面校はお休みとなります。

「やらなくちゃいけないこと」や「やるべきこと」は、

タイムパフォーマンスを意識してやりつつ、

ぜひ、非効率に、豊かさを味わう時間もつくってみてくださいね。

みなさまにとって、

素敵なゴールデンウィークになりますように!

上の文章でも触れた「教育未来創造会議」に興味のある方はこちらから

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/kaisai.html

資料ってどんなのだろうと興味を持った方は、なかなかおもしろいのでよかったら見出しだけでもザッと見てみてくださいね。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/dai6/siryou3.pdf

良い環境、悪い環境。

こんにちは。

新留です。

昨日のこと。

去年は1月3日に奈良県の春日大社に初詣に行っていたのですが、今年は1日遅れ、1月4日に春日大社に初詣に行ってきました。

3が日を過ぎたからか人も少なく、さくさくと本殿まで向かうことができ、参拝。

お参りをして去年に引き続き、おみくじを引いてみたところ……

なんと、「凶」……!!

今年初めてのおみくじで出鼻をくじかれ、去年からのおみくじ5連続「大吉」記録も途絶えてしまいました(笑)

焦らず、コツコツやっていくんだよというメッセージを受け取った初詣でした。

さて、

神社に行くと気持ちがいいなと感じることが多いのですが、なぜかなと思ったとき、それらは毎日きちんと掃除がされ、ムダなものなどもほとんど置かれておらず、置かれているものもきれいに整理されているからというのもあるのかなと思いました。

初詣のような人の多い時期はあまり感じられませんが、人の少ない時期や、早朝などだと、とくに整っていて、そう感じるのですが、

おもしろいのは、学習環境ということでいうと、必ずしも、「ムダがない」というのがいいというわけではないというところです。

心理学者のクレイグ・ナイトとアレクサンダー・ハスラムが2010年に行ったこんな研究があります。

被験者を「ムダなものを置かないようにしたオフィス」と「少し絵や観葉植物などを置いたオフィス」に分け、課題をこなしてもらいました。

すると、少し飾り付けをしたオフィスのグループの方が生産性が15%ほど高かったのです。

流れ作業のようなものをするにはムダなものがない環境はいいのかもしれませんが、クリエイティブなことをするには少し遊び心や豊かさを感じるようなものがあった方がいいのですね。

そして、もう一つ。

3つ目の「被験者自身に絵や植物を飾らせて自分の好みの環境にしてもらうグループ」をつくってみたところ、パッと見では環境にそんなに違いがないのにも関わらず、そのグループが生産性がいちばん高く、

「ムダなものがないグループ」より約30%ほど、

「少し遊び心や豊かさを感じる環境グループ」よりも15%ほど高かったそうなのです。

これは「自分で選べた」、「自律性」といわれる要因が大きいといわれています。

人って、自分で選ぶとやる気が出るものなのですよね。

受験生などでも、そうなる時期、火がつく時期はいつであれ、ほんとに自分の目標になったとき、こちらが感心するくらいがんばっているのも「自律性」が働いているからなのですよね。

「効率性」や「ムダがないこと」、「早くやること」、「急ぐこと」が重要視されることが多いですが、

ひょっとしたら「豊かさ」や「遊び心」、「自律性」というものの方が、長い目で見たとき大事なのかもしれませんね。

近鉄奈良駅前の商店街で食べた「若草カレー」。写真よ。。。

ROLAND様かく語りき

こんにちは。

新留です。

ゴールデンウィーク初日。

Twitterを覗いていたら見逃せないニュースが。

プロテインなどを販売するVALXとROLANDさんがコラボし、新しいプロテインを発売するというのです。

サイトを見てみると、好みなシンプルなデザイン、味も「あまおう風味」「カシス&オレンジ風味」とおいしそうではありませんか……値段もめちゃくちゃ安い。

3分後には購入しておりました。ええ。

しかも、3kg(あまおう2kg +カシス&オレンジ1kg)も……

いったい、いつ飲み終わるのでしょうか。

ひょっとしたら、夏頃にはテリーマンのようになっているかもしれません。

ROLANDさんと言えば、

著書『俺か、俺以外か。』のなかで、

「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か」

「この部屋が汚いの? それとも俺が綺麗すぎるから汚く見えるだけ?」

「寝てません。まぶたの裏見てただけです」

などの名言を

Twitterでも

「生きてることが社会奉仕。」

「俺が行けば麻布一番。」

「ローランドは名前じゃない、概念だ。」

などのすばらしい言葉の数々を発していて、いつも素敵だなと見ています。

(YouTubeの『THE ROLAND SHOW』もおもしろいのでぜひ)

そして、出演しているのを見ていると、ROLANDさんといるとき、まわりのひとがすごく笑顔なんですよね。

「ローランドという存在でみんなを幸せにすること」

が使命だと著書にもありましたが、それを有言実行されているのもカッコいいところだなと思います。

さて、

ROLANDさんといると、まわりのひとが幸せそうなのですが、いつも楽しそうにしているひともいるし、いつも楽しくなさそうなひとや、いつも不幸そうなひともいます。

物事を良い方にとらえるひともいれば、悪い方にとらえるひともいます。

どうやってそれが決まるのかなと、昔から不思議だったのですが、どうやら残念ながら、およそ半分くらいは遺伝子的に決まっているようです。

生まれつき幸せになりやすいひとと、なりにくいひとがいるようなのですね。

ば、博打……?

という感じがしますが、残念ながら、そのよう。

逆に、人間関係や金銭状態、健康かどうかなど、どんな環境にいるかが大事な気がしますし、

それらをよくするために日々がんばっているひとも多いと思うのですが、それらが与える影響は「10%」ほどしか関係ないのだそう。

衝撃的な数字ですよね。

ご機嫌でいるのが良い、楽しんだ方が良い、というのは頭ではわかっていても、なかなかうまくいかないとき、遺伝的なものの可能性があるんですね。

かくいう僕自身も、昔、全然うまくいかなくて悩んでいたとき、「楽しもう!」といわれても、なかなかそうは思えませんでした。

(なんだか最近はご機嫌なことが多いですが)

以前、面談でそんなお話を保護者さまにしたところ、

「い、遺伝で決まっちゃうんですか……」

とショックを受けていた保護者さまもいらっしゃいましたが(笑)大丈夫です。

残りの40%は「行動」によって決まるのだそう。

「自分から」「積極的に」いろんなことをやっていくことで、「40%」が効いていくのだそうです。

「40%だけか.…..」と感じられるかもしれませんが、「40%」ってけっこう大きいですよね。

「40%引き」って見ると「安い!」「買う!」となること多いんじゃないかなと思います。

(僕は服や靴なら買っちゃいます)

また、「動く」だけで、幸福度が上がるのもわかっています。

筋トレが流行っていたり、筋トレをやっているひとはポジティブだっていうのもそういうのが関係あったりするんですね。

うちの先生のなかにも筋トレやってポジティブになったって先生がいますが、たしかに見ていてその影響は大きいなと感じます。

「幸せなひと」の方が、

・37%パフォーマンスが高く
・300%(!!)クリエイティブで
・寿命が長く
・友達は多く、結婚率も高く
・収入も高い

のだそう。

もう何度目? というような緊急事態宣言で外出しにくく、心もふさぎがちかもしれませんが、そんなときは意識的に体を動かしていくといいかもしれませんね。

ROLANDさんは出会うひとを笑顔にしながら、ひょっとして日本の生産性やクリエイティビティも上げているのかも知れません。

うーん、偉大。

安全なたこ焼きパーティー

先週の土曜日、家でたこ焼きパーティーをしました。

 

たこ焼きというと、好きといえば好きだけど、年に数回食べるかぐらいの食べ物。それも、家でたこ焼きとなると、数十年ぶりのことです。

 

たまたま数日前にTwitterで「おいしいたこ焼きの作り方」の記事を見かけ、おいしそうだな……作ってみたいな……たこ焼き機買って作ってみようかな……と思っていたタイミングでのお誘い。

 

これは運命だ……と、その記事の中に出てきたガス式の火力の強い機械を買い、材料も書かれていたものを用意。お酒も用意してと準備万端でのぞみました。

 

実際に作ってみると、完全においしいたこ焼きのお店のクオリティ。

 

駅前や商店街にあるチェーン店などの味とは違うレベルの職人の味でした。

 

ふわふわで、濃い目に煮出した出汁の味がしっかりと感じられ、中までアツアツ。

 

味付けも、お好み焼きソース、たこ焼きソース、塩と、いろんな味を楽しめるという何とも豪華な時間で、1人で30個以上も食べてしまいました(笑)

 

たこ焼きの後はたこ焼き機の中にオリーブオイルを入れ、アヒージョの元を入れてタコ、ブロッコリー、キノコなどのアヒージョも堪能。

 

もう動けない…今すぐ寝たい…となるぐらいまでお腹いっぱいになりました。

 

お酒も手伝ってか、会話も弾み、とても楽しく、幸せな時間でした。

 

さて、この場合は、完全に遊びの時間でしたが、子どもに学んでほしい、成長をしてほしいという時も、実はこのような、リラックスして、何でも言い合える雰囲気が大切になってきます。

 

Googleも研究していることで注目されている「心理的安全性」というものですが、これを作り出すことが学習の際にはとても大事です。

 

「RAKUTOは塾だけど、塾じゃない」と、子どもたちや保護者さまから言われることが多くありますが、おそらく、その一つは、その雰囲気なのかなと思います。

 

学校ではあまり話さないという子や、おとなしい子(と言われているらしい……学校での様子を見たことがないのでわからないのですが)たちが、授業中、「ちょっと静かに!」というぐらい話したり、発表をしたりしています。

 

それらは、先生たちが出す雰囲気だったり、教室の内装だったりで(風水なども見てもらいデザイナーさんに設計してもらいました)、「心理的安全性」というのを感じてもらっているからなのかなと思います。

 

「心理的安全性」を感じてもらうにはいくつかポイントがあります。

 

①先生や親が失敗は恥ずかしいことではなく、チャレンジにつきものだと思っていること

(もちろん、回避可能な失敗はただの怠慢だという認識も必要でその場合は、僕たちも注意します)

 

②先生や親が気さくで話しやすい雰囲気であること

(眉間にシワを寄せている人には寄ってこないし、自由に話してくれません)

 

③先生や親が自分自身が完璧ではないと認めていること

(自分が完璧ではないとわかっているから、間違いを認められるのですね)

 

④子どもの話をしっかり聞くこと

(聞いてくれると思うから、話してくれるのですね)

 

⑤何か言ってくれたときには感謝の姿勢を示すこと

(子どもも自分の意見が通っていると感じたらうれしいです)

 

⑥常に今だけでなく、未来に目を向けていること

(子どもの今だけを見ていると、厳しくなってしまいます。未来は良いものだと思っているから、寛容になれます)

 

⑦明らかな違反には罰をしっかりと与えること

(これがないと、グダグダになってしまいます)

ぜひ、お家でも、そんな風に学習や成長が促進される雰囲気をつくってあげてくださいね。

 

みんなすばらしい才能を持っているし、本当は学びたがっているし、勉強は楽しいものだと思うんですよね。

(ほんと、おいしかった^ ^)