保護者さまから集中力についてご相談を受けたのでまとめてみると割と長くなってしまいました。

以前、保護者さまとお話ししているときに、

 

「先生が普段何気なく言ってるようなことをまとめて記事にしてください!」

 

とおっしゃっていただきました。

「わかりました!」と言いつつ、すっかり忘れており(すみません…)、先日ふと思い出し、ちょうど昨日、「集中力がないんです…」と別の保護者さまからご相談を受けたので、そこでお話したことをちょっとまとめてみようと思います。

 

こどもって集中の天才だと思うんですね、基本。

自分がおもしろいと感じたものはいつまでもやっていられる。

 

でも、やらなくちゃいけないもの(それらは大抵こどもにとっておもしろくないようにつくられている)はやらない。

 

やらされることがおもしろくないのが問題だと思うのですが、そういうわけにもいかない状況もあるかと思うので、普段、集中力をアップするためにお伝えしていることやこどもたちにやってもらっていることなど、ちょっとノウハウ的なものを3つ書いてみたいと思います。

 

 

1.時間を制限する

 

すごくカンタンです。

やらなくちゃいけないものなどがあるときはストップウォッチなどを使い、時間を制限し、やる。

昨日、保護者さまからは「以前、教えてもらったので25分で区切っています」と言われましたが、もっと短く、15分とかでいいのではないかなと思います。

やっているもののおもしろさにもよりますが、25分はなかなか持たないんじゃないかなと思います。

(逆に、こどもが夢中になっているときはトコトンやらせてあげるのが大事です。深い満足感と達成感を感じられます)

ポイントは、スキルとチャレンジ度のバランス。

何とかいけるか?と本人が感じるぐらいのレベルで調整してあげるといいと思います。

 

医学博士の築山節さんも、

「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要」とおっしゃっています。

 

 

2.時間割をつくる

 

時間割とは「何を」「いつ」「どこで」やるのかを決めちゃうということ。

「何時から何時まではどこどこでこれをやる」というのがあると自然にできたりしますよね(会社や学校などもそうです)。

すごくシンプルなものですが、実験によると、これをやるだけで達成率が2倍以上変わるそう。

僕も、「11時から、となりの駅のどこどこまで、走る」というのを決めてやっていますが、それをするだけで、10時までにはごはんを食べなくては…など、自然と計算などするのですね。

無意識でできるよう、自制心を節約できるような形をつくってあげることが大切です。

 

 

3.場所を整える

 

気が散らない環境をつくるということです。

たとえば、それは机の上を片づけるというようなことだったり、カーテンを閉めるということだったり、カンタンなことなのですが、こどもたちは好奇心いっぱいなのでいろんなことに興味を持ちます。

それはすばらしいことですが、集中するときはできるだけ環境はシンプルな方がいいです。視覚が強い子は目に見えるものに反応しやすいし、聴覚が強い子は音に敏感。

うちの子は…?と観察してみて、集中できる場所、集中する場所を用意してあげるのは大切かなと思います。

僕も授業中、1教科ごとに整理整頓について言っています。

 

これについて、アップルのジョブズやアインシュタイン、あとはワンピースの作者の尾田栄一郎など、天才の部屋は散らかっているが?という考えがありますが、これは「ちらかっている」というより、「アイデアやインスピレーションのタネがころがっている」と考えた方がいいのではないかなと思っています。

 

それに、このようなひとたちは環境に左右されないぐらいの自発性や自立性(自律性)、目的意識、情熱などが育っている、宿っているからそのような環境でも大丈夫なのだと思います。

 

そうでない場合(こどもの宿題などは大抵そうですよね)、大人側が集中できる環境を意図的につくってあげることが大事かと思います。

 

他にも、自分とこどもたちの感情を整えるや空間の広さなどもあったりしますが、すぐにできることではないと思うので、今回は割愛させていただきます。

 

最後に・・・

 

人が変わるには「考えを変える」「感情を変える」「環境を変える」の3つがあると思っているのですが、こどもの「考え」や「感情」を変えるより、「環境」を用意してあげるのがいちばんラクだと思います。

 

そして、集中は結局のところ個人差が大きいので、その子のリズムや特徴に合わせて用意してあげることが大事。

 

こどもたちがたのしいことやおもしろいことは何だろう?という意識を持ってあげる。

こどもたちが自分で選択できるよう(自分で選択すると責任が生まれます)、いろんな選択肢を大人や親が持ってあげる、そして、提案してあげる。

 

それが大事なんじゃないかなと思います。

 

集中力は意図的にかなりのレベルまでは上げられると思うので、よかったら、やってみてくださいね。

 

こういうのをお話するの大好き(書くのはね…毎日はね…)なので、どしどし聞いてくださいね。

 

ご意見やご感想などもいただけたら幸いです~。

 

(にいどめ)

応援される人になろう

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先日、リビングに載せてただいたこともあり、ありがたいことにこのところお問い合わせなどをよくいただいてます。

ご連絡を下さった保護者さまとお話をしているとき、

「どうしてRAKUTOに興味を持ってくださったんですか?」

と聞いてみたところ、

「興味を持ってホームページを見ていたら、こどものことをよく見て大事にしてくれるなっていうのを感じたのと、人間性を伸ばしてくれるなと感じたからです」

という声が。

人間性。

こどもたちには、自分の好きなことや得意なことを知り、磨き、才能や強みを活かして幸せに生きてほしいなと思っていますが、そのためには、自分を磨くだけでなく、応援される人であることが大事だと思い、そうなってもらえればいいなと思っています。

ひとりでできることは少ないし、誰かといっしょにやることで、できることは何倍にもなります。

そのために、大きくなってくるのが「人間性」かなと。

最近出た、『成功する子 失敗する子』(あんまりタイトルが好きじゃないのですが…)という本にも、

「いままで、世にいう「成功」の有無は、読み書き計算ができるなどの知能検査で測定できる「認知的スキル」によると思われ、長く受け入れられてきたが、ほんとうに重要なのは「気質」、やり抜く力、自制心、意欲、社会的知性、感謝の気持ち、オプティミズム、好奇心、などの「非認知的スキル」だ」

というようなことが書かれています。
(エリート教育の盛んなアメリカの本にこれが書かれていることがすごいなと思いました)

基本的に、こどもたちには、自分を制限せず、思いきり、自由に学ぶように、表現するように伝えていますが、

「ウソをつかない」

「約束を守る」

「大きな自慢話はしない」

「人のジャマをしない」

「ありがとうとごめんなさいをきちんと言う」

「目の前のことに集中する」

「まずは自分のアタマで考える」

などの、人と気持ちよくやっていくための基本的なルールだけは、守っていくようにしようねということはくり返し、くり返し伝えています。

(今日も、「ウソをつかない」という話を…)

きっと、みんなはこれからどんどん才能を伸ばし、活躍の場を広げていくのだから、だからこそ、その才能を活かせるように、応援されるような人になろうねと。

改めて、保護者さまから、人間性のことを言っていただき、ありがたいと同時に、身が引き締まり、
これからも、こどもたちの可能性を制限しないよう、芽をつぶさないようには気をつけながら、最低限のルールだけはしっかり守っていくように伝えていきたいなと思ったのでした。

ちなみに、今日、「ウソをつかない」という話をしていると、男の子が、

「でも、先生、時にはウソをついた方がいい時もあるよね~」と。

うーむ、鋭い…。

たしかに、みんながこれから大きくなり、彼女ができたとき、

「私のこと好き?」

と聞かれて、

「うーん…大島優子の次ぐらいに!」

とか言ったら、どつかれるか、泣かれるでしょう。

愛のあるウソ、人をしあわせにするウソは大切かも。

いっぱい試行錯誤して、学んでいってくれたらいいなと思います。

みんなが、たくさんの人に応援されるようになりますように!

写真は、小学3年生のマインドマップ。金子みすずさんの詩をセントラルイメージにしました☆

ゲームにしてたのしもう

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「ドリル」という言葉にはあまりワクワクしないけれど、「ゲーム」という言葉にはなんだかワクワクするから不思議です。

「ドリル」という言葉は、漢字ドリル、計算ドリルというように、やらされるもの、作業的なものを連想し、

「ゲーム」という言葉は、人生ゲーム、リアル脱出ゲームというように、自分から進んでやるもの、どうなるかわからないものを連想するからかもしれません。

僕自身は、大学生のときに、何かを学ぶってゲームみたいにおもしろいということに気づきましたが、こどもたちには、そのおもしろさにもっと早く気づいてもらえたらなと思っています。

昨日の授業後、5年生のYくんが、

「先生、残って社会の東北地方のマインドマップの書き直しやってもいいー?」

と言ったので、「もちろんいいよー」とやっているのを見ていました。

僕から見たら、いいものが書けているなと思っていたのですが、

「この線(ブランチ)がな、気に入らへんねん~」と、どうやら、マインドマップのブランチのバランスが気に入らないらしく、どうやったらきれいにまとめられるかなと考えながら、一から書き直しをしていました。

毎月、先月よりもいいものを書こうとしていて、前に書いた気に入ったものは何度も見直しています。そして、旅行先にも、もっと付け足したいな~とマインドマップを持っていったという逸話も(*^ ^*)

その意欲、すばらしいな~と思います。

RAKUTOでは、算数の計算ドリルみたいなものはやっていませんが、頭のウォーミングアップとしてやっている計算ゲームでは、こどもたちは飽きずに何十回でも「やろうやろう!」「先生、あと1回だけ!」と言います。

「先生、僕たちが先生に勝ったら休憩5分長くしてよ!」と言われ、いつも余裕で勝ち続けていたのが、毎週、あきらめずに何度でも練習し、くり返していると、びっくりするくらいの早さに…今では負けるときも(笑)

たし算、ひき算、かけ算、わり算を、自分でうまく使いこなせるようになりました。
高速リスニングや速読などをし、脳が活性化しているときなどは、頭の回転がかなり早くなっているので、こちらもかなり本気を出さないと…と緊張です。

「僕、このパターン得意~♪」と得意の答えの導き方なども発見したよう。

ある意味『型』を自分で見つけたもので、忘れにくく、応用も効きますのですばらしいなと思います。

「ゲーム」というのは上達するのに大切な要素でもあったりします。

イチロー選手は、小さいころ、車のナンバープレートを見て、たし算などをするゲームをしていて、それが目を鍛える効果があったとも言われていますし、

世界最高のサッカーチームとも呼ばれるバルセロナでは、ボール回しを積極的にゲームとして取り入れ、パスやトラップの練習をしています。

たのしいから続き、結果、伸びるんですね。

「社会やりたいから、理科は大きく枝を分けるところまでにしとこう~」と、自主的にスケジュールを考えたり、

「先生、2倍遅いから次のところからは4倍でいこう!」など、どんどん積極的に意見してくれるみんな。

これからも、ゲームのように学ぶことをたのしみ、どんどん才能を伸ばしていってくれたらいいなと思います。

負けないように毎週こちらも研鑚&トレーニングです!

写真は残ってマインドマップを書きなおしている様子。お母さま、いつも長い間お待たせしてすみません…

でこぼこを大切に

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でこぼこのある人、好きと嫌いがはっきりしている人、得意と不得意がはっきりしている人は好かれます。
それは、どんな人なのかわかりやすく、接しやすいからです。

まわりから見て、「これはあの人好きだな」とわかるので声をかけやすくなりますし、「これはあの人苦手にしてるよな」とわかるとまわりも助けてあげやすくなります。

また、本人がそのでこぼこをきちんと認められていたら、まわりの人のでこぼこも許せるようになるので、おだやかな人間関係がつくれます。

昨日、授業のあと、4年生のKくんが、

「冬休みにやった算数のオリジナル問題づくりを書きかえたい!」

とみんなが帰ったあとも30分以上残り、ひとり黙々と集中して取り組んでいました。

算数が大好きで、得意なKくん。普通だと、
「算数はできるから、他の理科や国語や社会をもうちょっと上げていこうね」

と言われます。

でも、でこぼこをなくすというのは、個性や魅力、才能を減らしていくということです。

また、

「そっちはいいから、こっちを」

と、すごく集中して取り組んでいるのを邪魔されると、不満がたまり、うっぷんを晴らそうと、だだをこねたり、すねたり、他の人にいじわるをしたりといったことになってしまうんですね。

そして、その不満が続くと、行儀が悪かったり、集中力がなかったり、不機嫌だったりという子に育つ。

決断力や忍耐力が弱かったり、恐れや不安の強い大人というのは、この何かに没頭するという状態、「フロー」を頻繁に妨害されるという経験を受けてきた子の可能性が高いとモンテッソーリは言っています。

でこぼこは個性であり魅力、才能。すばらしいギフト。

先日、授業中に1年生の女の子が言っていました。

「Yくんは勉強が得意だから先生になれるねー♪Tくんは運動が得意だからスポーツ選手になれるし、私は絵が得意だから画家になれる!みんなすごいねー!」と。

「ほんとだねー!」と教室の空気がほわっと明るくなり、みんなが笑顔になりました。
(僕は軽く泣いていました)

みんなちがって、みんないい。みんな最高。

そんな風に、ちがいを認められる場。

みんなすばらしい、自分の才能を伸ばして、活かしていこうと思えるようになる場をもっとつくっていけたらなと思います。

みんな最高!

写真はウォーミングアップ中の様子。めちゃくちゃ真剣です。

成長のジャマをしない

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成人式のニュースを見ていて、ふと、
きっと、RAKUTOの子たちのなかには、その頃、海外に出ていたり、在学中に何か自分で始めたり、友達といっしょに始めたりしている子もいるんだろうなと思いました。

そのときに、ふらっと遊びに来てくれたり、アツく、深く、対話したり、話してくれる興味深い専門的な話に

「何それ、教えて!」

と言ったりする日が来るのがたのしみだったりします。

そんな先のことを見ながらも、そのためにも、いま、こどもたちの発達段階を飛ばしてはいけない、

詰め込んだり、教え込んだりして「自分の経験から学ぶ」という段階を飛ばしてはいけないなと感じます。

身体で感じて、なぜなのかをいっぱい考えて、試行錯誤して、学ぶ。

心理学者のピアジェさんが、6歳~11歳は、「具体的操作期」といい、具体的な対象を離れると論理的に思考することができないと言ってましたが、発達段階を飛ばすと、その後の成長過程が不安定になり、知覚する力が弱まったり、成長を阻むのだそう。

ゲシュタルト心理学の創始者の一人、マックス・ヴェルトハイマーさんも、

「平行四辺形の面積がなぜ“底辺×高さ”なのかを理解している子どもは、それを機械的に暗記している子よりも、公式をよく覚えているし、他の幾何学系の面積の出し方も自分で出してしまう」

とおっしゃったそうですが、小学生の時期は、とにかく体感して、考えて、学ぶことが大事。

それにより、考える力が身につき、また、考え抜くという経験を通じ、自分を信頼してもらっているという満足感や、自分でできるという自信にもつながります。

明後日、学校でテストがあるという5年生のSちゃんに、

「テストどうー?」と聞いたところ、

「うん、まあやってるー今日も漢字やってた」と余裕。

勉強のやり方を聞いて、こういう風にやったらもっといいかもという話はしたとしても、みんな自分でちゃんと考えるようになっているので、安心感があります。

いっぱい考えるって経験を積み、結果も出て、自信がついたんでしょう。

たのもしい(*^ ^*)

どんどん成長し、たのもしいこどもたちを見て、自分もいっぱい勉強しよう、20歳になった子たちの話についていけなさすぎたらカッコ悪いぞと感じるのでした。

負けないよ、みんな…!!

すでに、5年生2人と6年生1人の協力チームには、先週、算数の計算で負けかけていましたが…

みんなが自分で学ぶ力をつけ、どんどん追い抜いていってくれますように☆

写真は5年生の女の子が描いている北海道地方のマインドマップの途中の様子。

RAKUTOに来て、絵がうまくなったと喜んでいます(笑)いろんなものに絵を描き、観察する目やマネするクセもできています。まさに、天才性の開花です♪

クリエイティビティを育もう

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こどもは元々クリエイティブです。

遊ぶものがないなら、まわりにあるものを遊び道具に変えたり、自分たちで新しいゲームを考えたり、新しいルールをつくって盛り上がるようにしたりします。

クリエイティビティ、創造性が失われるのは、いろんなルールや思い込み、ストレスなどにより、「こうするものだ」、「こうしなければいけない」という制限が多くなったり、新しい刺激が少なくなるためですが、こどもがクリエイティブなのは、制限がまだ少なく、知らないこと、行ったことのない場所など、毎日の刺激もたくさんあるためです。

今日はお正月明け1回目の火曜ホップクラス。

残念ながら、体調不良をおして来てくれた子が途中で早退ということはありましたが(ヘロヘロなのに来るのがすごい!)、

他の子たちは、まだ学校がはじまっていないこともあり、体力的にも、精神的にもエネルギーが有り余っているのか、みんなアタマのキレが抜群で、すばらしい集中力でした(*^ ^*)

1回目の授業ということもあり、授業の最初は、発想力と連想力のエクササイズからスタート。

「お正月」をテーマに、マインドマップを使い、脳をリラックスさせ、脳の力を解放していきました。

「うまくやらなくちゃいけない」

「まちがってはいけない」

という思い込みがあったり、慣れていなかったりしたので、はじめは少し戸惑っているところもありましたが、徐々に火が。

個人でミニ・マインドマップ、最後にみんなでアイデアを持ち寄り、大きなマインドマップにしましたが、ホワイトボードいっぱいまで発想が広がりました☆

しっかりあったまったので、そのあとの国語の授業では、見事な発想が!

今月のホップ国語の題材は、有島武郎さんの『ひと房のぶどう』ですが、マインドマップのセントラルイメージにみんなが描いたのは、

「色とりどりの絵の具とパレット、筆洗い用バケツ」(主人公が絵の具を盗む話だから)、
「大きな船と海、それを眺める主人公」(主人公が住んでいるのは横浜で、透きとおるような海の藍色を描きたいという場面があったので)

というようなもの。

どんどん膨らませたくなるセントラルイメージです。そして、この連想がまた記憶につながるんですね。

ホップクラスは土台づくり。

知識や用語のインプットと脳の回路づくりがテーマ。それを見事にやっていってくれています!

年初からワクワクするものを見せてもらいました(^v^)

今年もみんながどんなクリエイティブな力をつけていってくれるのかたのしみです☆

写真は、国語のマインドマップを描いている様子。集中しているので邪魔しないようにこっそりとパシャリ…

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申し上げます。

新年はこどもたちから届いた年賀状から。

かわいい写真にニヤッとしたり、誤字脱字にクスッとしたり、難しい漢字はまだ書けないけど一生懸命書こうと、ぜんぶひらがなで書かれたものを見てウルっときたり。

今年もすばらしいこどもたち、素敵な保護者さま方のおかげでいいスタートがきれそうです。
本当にありがとうございます。

この年末年始。2013年を振り返り、2014年をいったいどんな1年にしようかなとずっと書き出していました(書き出し方はもちろんアレで)

そして、今年を象徴する言葉は何だろうと出てきたシンプルなキーワード、『信』。

こどもたちの最高の姿、可能性、未来を信じ、
また、保護者さまとの信頼関係を育んでいこうと。

こどもたちが一見、問題に見えることをしたり、集中できたりしないときには、何か隠れている原因があるはずで、その目の前に起こっている現象の奥にあるものに耳を澄ませようと、そして、最高の未来につながるプロセスをしっかりと歩んでいるんだということを信頼していこうと。

教育は、学校や塾だけで行うものではありません。保護者さまといっしょに協力して行うものです。
人間的に信頼できるひとでなかったら、能力的に信用できるひとでなかったら、大切なお子さまを安心して任せられません。
保護者さまの信頼、信用に値する人間であるために学びつづけようと。

また、教育はこどもがしあわせになるため、家族がしあわせになるためにある、ということを信じつづけようと。

今年も、こどもたちが創造性やチャレンジ精神、集中力を発揮し、どんどん学べるよう、安全基地となる場をつくりたいと思います。

こどもたちにとっての『第2の家』になれるように。

そして、

「どんな石や大理石の塊の中にも美しい像があり、不要な部分を取り除いていくだけで内にある芸術作品が姿を現す」といったミケランジェロのように、
こどもたちの最高の姿、才能が現れるよう、不要な部分を取ってあげたい、

身分や年齢、経歴などで分け隔てることなく、「ともに学びましょう」といった吉田松陰先生のように、こどもたちといっしょに、こどもたちに負けないくらい学びつづけたいと思います。

みなさまにとって、最高の年になりますように。

今年も一年よろしくお願いいたします!

RAKUTO箕面校
新留裕介

冬の特別講座のお知らせ

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「江戸時代の数学レベルは世界一だった!・・その理由をひも解くたのしい和算」

江戸時代、数学は娯楽でした。

殿様から農民の子まで、歩いて何キロも数学を習いに行き、有名な数学者が来ると聞けば行列が。

そう、まるで人気のアーティストの歌を聞きに行くように。

数学書がベストセラーになり、大人たちやこどもが、問題を出し合い、神社には問題を書いた絵馬が。

そう、強いキャラクターを育て対戦するゲームのような存在だったのです。

そして、その当時の日本は数学レベルが世界一。

RAKUTO箕面校では、冬の特別講座として、そんな数学のおもしろさに触れ、公式に頼らない、考える力をつける授業を開催します。

こどもに考えるおもしろさに目覚めてほしい、考える力をつけてほしいと願う方のご参加をお待ちしております。

 

【当日扱う予定のテーマ】

□謎解きやパズル感覚でつるかめ算や油分け算、旅人算などについて学ぶ

□頭をやわらかく。裁ち合わせや盗人かくしなどの知恵あそび

□オリジナル算額づくり(希望者はコンクールに応募も!)

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「こどもの頃に教えて欲しかった!情報処理⇒情報編集⇒表現力をみんなで高めるオリンピック壁新聞」

先日、5年生の女の子が学校で

「すーばらしーいですね~」

と絶賛されたと報告してくれました(モノマネ付きで)。

国語の時間に、自分でしっかりと仮説を立て意見を発表し、理由も述べることができたからなんだそう。

「これから大事なのは、「情報処理力」と「情報編集力」」

義務教育初の民間人校長として、杉並区立和田中学校の校長に就任。[よのなか]科の普及に尽力されている藤原和博さんがおっしゃっていた言葉ですが、これからは、情報を集め整理するだけでなく、それを組み合わせて新しいものをつくったり、ひとに伝わるように整理する力が大切になります。

RAKUTO箕面校では冬の特別講座として、1年の最後にこれらの力をトレーニング!

前回、東京で行われた1964年のオリンピックについて学び、マインドマップを使い整理、時代がどう変化したのかをとらえ、そこから2020年の未来を想像し、最後は伝わるように、壁新聞の形にまとめます。

文章の基本である5W1Hや接続詞の使い方、比較の仕方など、文の書き方についてもトレーニング!

こどもに学ぶ力や表現力をつけてほしいと願うみなさまのご参加をお待ちしております。

【当日扱う予定のテーマ】

□1964年のオリンピックと当時の世の中について学ぶ

□短冊パズルを使って短い文章づくりの練習!

□型はめ作文を使って記事風文章づくりに挑戦!

□マインドマップを使って文章構成を学ぶ

□比較の仕方と因果関係について学ぶ

□マインドマップを使って発想力のトレーニング!

□未来を想像!

□学んだことを使って壁新聞まとめ

 

【対象学年】

小学校全学年

※各学年などにより、達成のゴールが変わってくるためどの学年のお子さまでも受講できます

※いろんな学年の子が、学び合い、教え合うことで深く理解するだけでなく、伝える力、聞く力も育まれます。

【日程】

日程:12月26日(木)、27(金)

(午前)和算10:00~12:10(2時間×2日間)

(午後)作文13:30~15:40(2時間×2日間)

【場所】

小野原多世代地域交流センター

【受講料】

1教科

12,600円(10,500円)+教材費1,050円→13,650円(11,550円)

※()内は通塾生料金となっております

※2教科同時受講の場合1,000円割引

2教科の受講料26,300円(22,100円)

【お申込み方法】

①お電話にて

0120-485-899(しあわせなこをはぐくむ)

②ホームページよりメールにて(件名に『冬の特別講座』とご記入ください)

こどもの才能の見つけ方。

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「言葉に対して真摯であろう」

僕の大好きな方が以前おっしゃっていたこの言葉は、僕の人生に大きな影響を与えつづけてくれています。
この言葉で、自分はあまり話をするのが上手ではないし、思ってもいないことを言うと言葉の力が弱まる気がするので言いたくない。
だから、その分、言葉を大事にしよう、本当に思ったことだけを言うようにしようと決めました。

こどもたちと遊んでいると、

「どめ君はどうして本気でやるの?大人はみんな何かするよと言っても口先だけだったりするでしょ?それに何かしてあげるのだって、結局は見返りを最初から期待してのことだったりするし」

ということを言われました。

(んっ?いきなり、どうしたんだ??)
と思いつつも、

「そんなことないよ。口先だけなのはみんなじゃないし、それは偏った見方だと思うよ。見返りなく、本気で誰かのことを応援している人も知っているよ。僕がこども相手でも本気でやるのは、手加減するのは失礼だと思うし、こどもだからって下に見たくないから」

と言いました。

すると、

「たしかに、どめ君はいつも本気で向き合うよね。こども扱いしないし、大人っぽくない」

と言う言葉が。

…どうやら、ほめてくれているようです。不器用ですが(笑)

その子は、何だかちょこちょこと(変化球で)ほめてくれて、その度に、その不器用さにクスッとなり、そのやさしい気持ちに心がほわっとあったかくなります。

すごく繊細で、ピュア。

才能はイビツさで、うまく表現できずにいると本人は不満を感じます。

また、まわりから見ると、不思議に見えたり、ネガティブに見えたりで、あまり認めてもらえることがなかったりします。

すごく繊細な子は、感じていることが多い分、うまく表現できなかったりすると、不満がたまりやすかったり、イライラしたりして、まわりに理解されず、表現するのをあきらめたりも。

でも、その高い感じる力や共感能力は、アーティストの才能だったり、カウンセラーの才能だったりします。うまく表現できずためこんでいた分、表現する方法や出し方を知ると、爆発的に開花したり、伸びたりもします。

波がある分、ハマったときの力は強く、力の使い方を知ると、すばらしい才能になります。

才能は誰かに見つけてもらえると現れるという側面が。

また、天才と言われる人は、天才と言われるまで続けている。通称「1万時間の法則」というものがありますが、こどもたちが、「よし、自分はこれを大事にしていこう!」、そんなふうに思えるものを一つでも見つけられるよう、「大丈夫、自分はこれでいいんだ」、そんなふうに思えるようサポートできたらなと思った出来事でした。
たくさんの人にそのすばらしい才能が届きますように (*^ ^*)

写真は算数の時間にかいたマインドマップ。6年生の男の子、算数、国語のマインドマップでスイッチが入り、アーティスト性を存分に発揮していました♪