クリエイティビティを育もう

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こどもは元々クリエイティブです。

遊ぶものがないなら、まわりにあるものを遊び道具に変えたり、自分たちで新しいゲームを考えたり、新しいルールをつくって盛り上がるようにしたりします。

クリエイティビティ、創造性が失われるのは、いろんなルールや思い込み、ストレスなどにより、「こうするものだ」、「こうしなければいけない」という制限が多くなったり、新しい刺激が少なくなるためですが、こどもがクリエイティブなのは、制限がまだ少なく、知らないこと、行ったことのない場所など、毎日の刺激もたくさんあるためです。

今日はお正月明け1回目の火曜ホップクラス。

残念ながら、体調不良をおして来てくれた子が途中で早退ということはありましたが(ヘロヘロなのに来るのがすごい!)、

他の子たちは、まだ学校がはじまっていないこともあり、体力的にも、精神的にもエネルギーが有り余っているのか、みんなアタマのキレが抜群で、すばらしい集中力でした(*^ ^*)

1回目の授業ということもあり、授業の最初は、発想力と連想力のエクササイズからスタート。

「お正月」をテーマに、マインドマップを使い、脳をリラックスさせ、脳の力を解放していきました。

「うまくやらなくちゃいけない」

「まちがってはいけない」

という思い込みがあったり、慣れていなかったりしたので、はじめは少し戸惑っているところもありましたが、徐々に火が。

個人でミニ・マインドマップ、最後にみんなでアイデアを持ち寄り、大きなマインドマップにしましたが、ホワイトボードいっぱいまで発想が広がりました☆

しっかりあったまったので、そのあとの国語の授業では、見事な発想が!

今月のホップ国語の題材は、有島武郎さんの『ひと房のぶどう』ですが、マインドマップのセントラルイメージにみんなが描いたのは、

「色とりどりの絵の具とパレット、筆洗い用バケツ」(主人公が絵の具を盗む話だから)、
「大きな船と海、それを眺める主人公」(主人公が住んでいるのは横浜で、透きとおるような海の藍色を描きたいという場面があったので)

というようなもの。

どんどん膨らませたくなるセントラルイメージです。そして、この連想がまた記憶につながるんですね。

ホップクラスは土台づくり。

知識や用語のインプットと脳の回路づくりがテーマ。それを見事にやっていってくれています!

年初からワクワクするものを見せてもらいました(^v^)

今年もみんながどんなクリエイティブな力をつけていってくれるのかたのしみです☆

写真は、国語のマインドマップを描いている様子。集中しているので邪魔しないようにこっそりとパシャリ…

みんなできるようになりたいと思っている。

先週より今週、今週より来週、こどもたちは毎回、成長しています。

寒さの厳しかった今日も、こどもたちは風邪をひいたり、風邪気味だったにもかかわらず、みんな元気に授業へ。学校は休んだけど、塾は来たという子も(笑)

算数でやってきてね~と言っていた調べ学習(今回は身の回りにある「かさ」の単位を見つけてくる)もいっぱいやって来て、誇らしげに発表してくれました☆

しかし、授業中には、楽しい時間や集中している時間だけじゃなく、イライラしたり、集中できない時間も。
せっかく楽しくいっていたのに~なんてことも起こります。楽しい時間や集中した時間だけを願ったりもしますが、なかなか現実はそうはいきません。

でも、あとで振り返ると、こんな発見があったな、こどもたちのこんな成長が見られたなという風に感じます。

今日は「○○のせいで集中できない!」ということで、途中からこどもたちが口論に。
トラブルは成長する絶好のチャンスだと思っているので、まずはそれぞれが意見やどうしたいのかを言い合うのを見守り、出てきたアイデア通り、席替えなどを実行。やってみての感想などを話し合いました。

「どうしたいのか、どんな自分たちになりたいのか」

それを見つけ、トライ&エラーで学んでいってくれています。

「何かを学ぶためには体験する以外によい方法はない」とは、アインシュタインの言葉ですが、聞いて、言われて直すのではなく、自分たちで体験し、考え、学んでいってくれています。

「百聞は一見にしかず、百見は一体験に如かず」

僕の大好きな言葉ですが、こどもたちが、全部をたのしみ、たくさんの学びと思い出を得ていってくれるといいなと思います。

最後、教室に残った2人は、
「ほな、4日後!」
「それじゃあ、土曜日に遊びに行くね~」

と言ってそれぞれ帰宅。

※注、2人は同じことを言っています。(別々に帰ったので、おたがい、相手がそんなことを言っていることは知らず)

「散々、口論していたのにかわいいな~どれだけ仲良いねん!」と思わず心のなかでつっこんだ火曜日でした。

表面的なイライラした部分や、感情を感じないようにしていた部分から、情熱へと火がついてきたこどもたち。これからがたのしみです。

写真は、たくさんのドラマがあった11月ですが、それを乗り越え、「歴代ナンバー2!」と3年生のYくんが自画自賛した足利義政のマインドマップ。すごい☆

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学ぶことは愉しい。考えることはさらに愉しい。

どんどん伸びていくなと感じる子の特徴は、勉強をたのしむ天才だということです。
算数でも、理科でも、国語でも、社会でも、どんな教科でも、たのしんでいます。
難しいとかできないとか含め、たのしんでいます。

難しいのははじめてやったから、できないのはまだできないだけと考えているので、何度でも挑戦し、最終的にはできるようになります。
みんな得意なものはちがうし、他の子ができていて自分はできていないとしても、それは自分が他の子に比べて劣っているのとはちがうということをわかっているので、人と比べて落ち込むこともありません。

RAKUTOに来てくれて1年になる女の子。元々、勉強はキライじゃなかったけれど、いまではほんとに勉強が好きなんだなと感じ、ぐんぐん伸びている子の一人。いつも笑顔で登場し、どの教科もたのしんでいます。遊ぶときは遊び、食べるときは食べ、そして、帰るときは投げキッス(笑)

算数は、3年生くらいでも難しいと感じるような考える問題をやっていますが、お家に帰って、お母さんといっしょにもう1回やってみたり、ノートに書き写したりしているそう。それだけじゃなく、テキストを学校にも持っていっていたそう。

学ぶおもしろさに目覚めたら、あとはどんどん自分でアンテナを広げ、学んでいってくれるので、積み重なりで、知らないうちに大きく変わってくんですね。

今日も、日本の湾についての勉強をしているとき、歌詞に出てきたものを当てっこクイズ。

「宮城ケーンには?」
「せんだいワーン!」
「しずおかケーンには?」
「するがワーン!」

とノリノリで叫んでいました(*^ ^*)

終わったあとは、お友達といっしょに走り回り、また来週ねー!と言いながら、アメちゃんを手に、元気に帰っていきました。

「学ぶことは愉しい。考えることはさらに愉しい」

とは、「キリンさんが好きです。でも、ゾウさんの方がもっと好きです」のパクリではなく、

フィールズ賞を受賞された、広中平祐さんの言葉。

学ぶこと、考えることが大好きなこどもたちが増えますように!

写真は国語のマインドマップ。「これも撮って~」とHちゃんお気に入りの1枚。魚の子どもが凍っている水面に頭をぶつけて痛いと言っております(笑)

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レッテル、貼ってる?

レッテル、はってる?

火曜日は男だらけのホップ授業。

算数の時間、トランプ13枚が出てくる難問。

「これは2年生の子とかがアタマだけで考えるのは難しいよな~実際につくってみたらわかりやすいと思うけど…さて、こどもたちどうするかな?」

と問題文を読み、観察しようとすると、すぐに、目の前にあった紙をトランプに見立てての切り分けスタート!

「はやっ!!(゚ロ゚屮)屮」

想像を超える早さにびっくり。

それならと、

「いいね~!じゃあ、せっかくやから、いままでやったわり算とか分数のことを思い出して、同じ大きさのものをつくれるか挑戦してみ~」

というと、3年生の男の子は、ものさしで大きさをはかり、

「縦は3等分でしょー、えっと、横は13だから…」と、丁寧にオリジナルトランプを作成。

そして、実際に、モノを使いながら、動かしながら、問題に取り組み始めました!

最近やっているのは、「もう私はムリ」とお母さんが言ってしまうような一筋縄ではいかない問題ばかりですが、クリエイティブに取り組んでいます。

「ないならば、つくってしまえ、RAKUTOっ子」

ではないですが、たのもしい(*^.^*)

そして、男の子ばかり、毎週ドラマがあるのが火曜日(サスペンスではありませんが)。今日もたくさんの気づきが。

こどもたちから話を聞き、話し合い、関わっていく中で、「自分はこどもたちにレッテルを貼っていないかな?」と考える機会をもらいました。

レッテルを貼ると、こどもはその通りになってしまいます。

たとえば、「この子は悪い子なんだ」と思っていると、いつか悪さをするんじゃないかという目で見ているので、良いところは見逃します。
そして、ちょっとでも悪いところが目に付いたときは「ほらね!」としたり顔。こどもは言語化できるかできないかは別にして、無意識に、信頼されていないことを感じます。

これでは、やる気も出ない。

それに、「この子はきっといつか悪いことをするから…」そんな風に疑いの目で見られていたら、マジメにしたり、良いことをするのがバカらしくなります。

「悪い子」と見えるのは、自分のことを見てほしい、かまってほしい、という訴えかもしれない。何かおかしいよ!というのを教えてくれているのかもしれません。

至らないように見えるのは、才能の裏返しかもしれない。
ひょっとしたら、こちらが色メガネをかけて見ているということを教えてくれているのかもしれない、そんなことを改めて気づかされました。

「落ち着きがない」というのは、好奇心が旺盛ということの裏返しだし、たのしんでいこうよ!ということを教えてくれているのかもしれない。

「考えない」というのは、感じることを大事にしているのかもしれないし、考える機会をこちらが奪っているのかもしれない。

「ちょっかいをかけてくる、悪口を言ってくる」というのは、仲良くしたい!という愛情表現の裏返しかもしれないし、あなたにはすごい魅力があるんだよというのを教えてくれているのかもしれない。

本当に相手が感じてる気持ちは何なのか?色メガネをかけて相手を見ていないか、ネガティブなレッテルを貼っていないか?

こどもたちに気づかされ、改めて、クリアな目でこどもたちのことを見られるよう、気持ちを、心を整えようと思いました。

まわりは鏡。

こどもたちはほんとにピュアで、たくさんのことを教えてくれます。感謝ばかり。

授業後、最近のことを振り返り、週末、友達が話し出したとき、

「きっと、オチがないんだろうな…」とレッテルを貼り、クリアな心で聞いていなかったことを思い出しました。

反省…まだまだです。
いつもこどもたちの光を見てあげられるよう、精進いたします。

写真は算数の時間、実際にトランプをつくり考え中の様子。すごいです!

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しなやかマインドセットが決める

アンテナ、拡大中?

今日は午前中はホップ、午後はステップ授業の振替でした。

「先生、見てみて~!!」とニコニコしながら入ってきた女の子。

「ジャジャーン!」と大事そうに、うれしそうにあるモノを披露。

それは…電子辞書。

先日、誕生日だったKちゃん。プレゼントに、勉強のコンテンツが盛り沢山(教えてもらったところ、参考書なども入ったすごいスグレモノ!)の電子辞書をもらったそう。

気になることをいっぱい調べたからか、すっかり使いこなしているだけでなく、自分で調べたものを書き留めたノートまで見せてくれました(*^ ^*)

やってみたらおもしろかったことや、ムリだろうと思ってやってみたらできたりハマっちゃったことってあったりしますが、Kちゃんの場合は、理科が大好きに。

すごく繊細でやさしい子ですが、ノートを見ると、血液のことや病気のこととかを調べていたり…将来はお医者さんや看護師さん!?

以前、ホップの授業にて、歌で勉強した「植物」や「星」などについても、自分で調べて深めていっていました。

そして、理科と言えば、小学1年生のHちゃんも。

授業後、保護者さまとお話していると、Hちゃんは、最近、若田宇宙飛行士の影響もあったのか、宇宙に興味津々なんだそう。

「なんだか、娘と話していると、いっぱい知っているので、RAKUTOの授業で宇宙のことってやりましたっけ?」と質問されました。

「太陽」や「月」、「星」についてはこの夏、勉強しましたが、宇宙についてはやっていないので、自分で、どこかで見たことや聞いたことがHちゃんのアンテナに引っかかっていったんでしょうね(#^ ^#)

物知りさんなだけでなく、たくさんのこうしたいな~なんていう妄想も聞かせてくれました☆(想像は創造のモトです!)

お母さんが「寒いから、もうそろそろ帰ろうよ~」というくらいまで(笑)

すごくしなやかで、好奇心の強い子がいっぱい。

「努力しても人は変わらない」ではなく、「努力すれば人は変われる」
Can I do it?「できるかどうか?」ではなく、How can I do it?「どうやったらできるかな?」
という心の持ち方を、しなやかマインドセット(グロウス・マインドセット)と心理学者のキャロル・S・ドゥエックさんは言いましたが、

RAKUTOには、そんな子たちがいっぱい。

これからも、そのしなやかなマインドセット、感度のいいアンテナの子たちがどんどん育まれますように☆

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写真は年長さんの男の子がセントラルイメージに描く絵の練習中。
白いところがなくなるくらいまで塗るこだわり☆

しなやかマインドセットの話にご興味のある方は、キャロル・S・ドゥエックさんの『やればできる!の研究』(草思社)がオススメです。

よかったら、ご覧になってみてくださいね。

にいどめ

こどもはみんな天才で、アーティスト

運動会が終わったあとは音楽会や参観日の季節。

箕面校に通ってくれている子たちの学校でも参観日がはじまりました。すると、保護者さまからうれしいご報告が。

参観日などで、終わったあとにひと言感想を発表する機会などがあるそうなのですが、何も言わない、紙に書く場合は白紙、という状態だった子が、短いけど、きちんと自分の言葉で感想を述べたそう。

そして、他のお友達とどうやって接しているのかを観察していると、以前は距離感をつかめていなかったように感じていたのが、きちんと距離をとり、お友達と接していたそう。

うちの子成長したんだな~とすごく喜んでいらっしゃいました。

「こどもが何を考えているのかわからない」

「何も言わなくて困っている」

保護者さまからそういうお話を聞くことが多いです。

僕も、

「あんたは何考えているかわからない!」と母親に言われたことがありますし、

「何を考えているの!?ちゃんと言ってくれなきゃわからないよ!」と彼女に言われフラれたこともあります。(あああ…)

自分の考えていることや感じていることを言葉にしたりするのって難しかったりします。

それ以前に、何を考えているか、感じているかをつかむのが難しかったりも。

コミュニケーションって、自分が何を考えているか、感じているかをつかむのがスタートで、それを伝えることにより、まわりがどう接していいかわかったり、逆に相手も思っていることや感じていることを伝えたりしてくれるんですよね。

そして、伝えあうことにより、絆が深まったりします。
マインドマップを見ているとわかるのですが、最初は小さな、色も抑え気味のものを描いていた子が、ハートがオープンになったり、表現する楽しさ、うれしさを思い出したり、考えが深まってくると、どんどん、見た目にも鮮やかで、目を引かれるようなものを描くようになります。

「こどもはみんな天才で、アーティスト」

僕はそう思っていますが、その才能が見ていると、どんどん目覚めたり、開いていくのを感じます。

「人はみんなアーティスト。人生は表現活動。どれだけ多くの時間をステュディオスに過ごしたかで人生は決まる」

これは、歌手の絢香やSuperflyなどをプロデュースした四角大輔さんから、先日お話を聞いた時に受けとった言葉ですが、

※ステュディオスとは、好き!楽しい!自分にはこれが必要なんだ!と感じている状態を指す語

保護者さまからそんなご報告を受け、
こどもたちがどんどん自分の天才性とアーティスト性に気づき、表現し、友達と深くつながっていけるよう、もっとサポートできるようになりたいなと思いました。

その自分のことを表現できるようになってきた子。

実は先日も、RAKUTOから帰ってくるのが遅いな~とお母さまが心配されていたそうなのですが、残ってマインドマップをかいたり、お友達とたのしく話したりしていたからなのでした(*^ ^*)

人と関わることで見つかる才能もあります。

どんどん発表し、考えや理解を深めるだけでなく、コミュニケーションもたのしんで。

こどもたちのどんな才能が開いていくかたのしみです☆

写真は1年生のNちゃんの国語のマインドマップ。見ている人を引き込む作品です!

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こっそり日野富子

段々と寒くなってきましたね。

しかし、こどもたちは寒さなんてへっちゃら。「風邪気味で学校しんどかった~」なんて言ってた子も、授業前から暴れまわり(数分前にはしんどいと言ってたような…)暑い、暑いと連呼しておりました(*^ ^*)
今日は火曜ホップ。

最近、火曜日クラスでは《目的に集中》がテーマ。

みんな2年生や3年生、4年生という遊びたい盛りの子たちですが、集中するときに茶化す子がいると「いまはちゃんとやろうよ!」と自分たちで注意し合ったりし、集中するときと遊ぶときのメリハリを学んでいっています。

難しい問題に挑戦し、答えに近づいていくときのワクワク、
考えることのおもしろさ、
何かに集中し、やりとげたときの気持ちよさ。

ゲームなどの刹那的なたのしさもいいかもしれないけど、それよりももっとワクワクすること。

何かを知るうれしさや学びを深めていくおもしろさに目覚めてきたな~と感じる子たちもいて、すごくうれしいです(^▽^)

僕自身は学ぶことっておもしろい!と気づいたのが大学生なのでうらやましいぐらい…(笑)

歴史の時間には、今月は8代将軍『足利義政』を通して、室町時代について勉強中ですが、

「日野富子(義政の奥さん)知ってるー!お金にめっちゃうるさかってんでー!」

「先生、日野富子って頼朝の奥さんの北条政子みたいな人やったんかな~?」

「ぼく、義政けっこう好きだな~。なんか将軍なのに、政治じゃなく、文化に興味持ってるのが、人間味があって!」

など、積極的に発言や質問をしてくれる子が(^-^)

保護者さまによると、お家にある歴史の本やDVDなどをコッソリ見て(なぜか、コッソリなのだそう)勉強をしたりしているんだそう。

義政に共感したのか、マインドマップのセントラルイメージも気合が入っています。

終わったあとは、みんなで元気に遊びタイム。走り回ったり、

「なぁなぁ~この近く住んでるん?」
「週末何したー?」

なんて言いながら、たのしく残ってしゃべっていました(^-^)

(学年でクラスを分けるのではなく、学び方でクラスを分けているので、ちがう学年の子たちが混ざり、また、遠くからいらしてくださる方が多いので、全然ちがう学校や学年のつながりができ、いつも素敵だなと感じます)

先週末、大学生が100人くらい集まるイベントに出席したのですが、そこにゲストとしていらっしゃった政治家の方が、

「この中で日本の未来は明るいと思う方はどれぐらいいらっしゃいますか?」

というご質問をされました。

結果は、何人だったでしょうか?

なんと、驚きの「0人」。

びっくりしたのですが、僕個人としては、思いきり遊んで、学んでいるRAKUTOのこどもたちの姿を見たらどう思うかな?なんて、ワクワクしました。

エネルギーと才能あふれるこどもたち。

どんどん引き出してあげたいなと思います☆

写真は、小学3年生Yくんの足利義政のマインドマップ作成中の様子。

「セントラルイメージを仕上げたい~!」と残ってひたすら色ぬりをしていました♪

義政が持っているのは「馬蝗絆(ばこうはん)」という義政が愛したという茶器。マニアックです(笑)

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こちらのルーキーも負けていません

こんばんは。

いよいよ日本シリーズ開幕。楽天はルーキーが初戦先発で話題ですが、箕面校は年長さんが大活躍な土曜ホップです☆

今日の算数は『小数』の最終週。
ニガテな子の多い、小数のかけ算やわり算。かけると減る、割ると減る、という???となっちゃいがちな分野ですが、ピザシートや折り紙、モールを使いながら学習♪

2×0.3は0.6!
1÷0.2は5!

なんていう風にひらめいていました(*^ ^*)

やっていることは目で見て、手で確認し、イメージをつくることですが、そこで育まれているのは、
大きな方向性を定め、細かい方策を考える、
まずは大きく数字を見積もったり、直感的に数字におかしいところがないか判断し、細かく見ていく。まさに経営者アタマ。

…こどもたちはそんなことはつゆ知らず(* ̄m ̄*)遊びのように回路をつくっちゃいます。

国語や社会では、他の曜日の3年生や4年生のお兄ちゃんたちが4倍、6倍に挑戦中だということで、3倍、4倍、6倍と挑戦。

「もう1回3倍で聴く!」

というアンコールの声で、合計5回も聴いちゃった歌も。

すごい挑戦する力、粘り強さです☆

難しい問題や新しい問題にもどんどん取り組んでいっているみんな。学ぶたのしさをたくさん味わえますように(^-^)

来週からは新しいテーマに突入~こどもたちのどんな反応が見られるのかたのしみです♪

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写真は小学1年生の国語のマインドマップ。雲の上にあるのはお話に出てきたサンタさんのお家☆

普段とちがうというウワサ

今日は金曜ホップ。

普段、ちがう曜日に通ってくれている女の子が振替で金曜日に。いつもよりも盛り上がった1日でした☆

1年生の男の子と女の子。会った瞬間に仲良しに(^-^)

こどもたちはほんとにオープンで、すぐに仲良くなるから素敵です。

保護者さまとお話していると、一人っ子の子は、お兄ちゃんや同じ学年の子やいろんなお友達ができるのがうれしいんだそう。

こどもたち、保護者さま同士でいろんなつながりができるたびに僕もうれしい気持ちになります。

そして、こどもたちは仲良くなるだけでなく協力、仲間がいるからこその成長も。

同じ学年の子が4倍速の高速リスニングを聴ける子を見て、

「あっ、自分はいつも2倍だと思ってたけど、4倍でもいけるんだ!」と気づいたり、

算数でみんなで同じ問題を解いているときに、どんどん紙に絵や式を書いていく子を見て、

「よーし、負けないぞー!」と意欲を燃やしたり。

学校も年齢もちがう子たちが協力して、アイデアを出し合ったり、一人の力じゃ解けないような問題の答えを考えたりします。切磋琢磨し、時には衝突もしたり。

大人の世界を今から体験しているんですよね。

きっと、みんな、いいリーダーになって、いろんな世界で活躍していくんだろうなと、こどもたちの姿を見ていて感じます。

後半の授業の最初、はじめて会い、緊張している1年生の女の子同士。探り合っていたので、

「Hちゃん、今日はえらいおとなしいね~」と言うと、

「ふだんはおとなしいのー!!!」と怒られました( '∇')

基本的にみんなのにぎやかな姿ばかりを見ているので想像ができません(笑)

今日もいい笑顔してました(*^ ^*)これからも、たくさんの友達や仲間ができますように♪
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写真は1年生の女の子の地理のマインドマップ。今月は日本の半島と岬について勉強。本州には新幹線が走っていて、九州には飛行機で飛んでいます☆

アツい火曜日

「女心と秋の空とこども心」

そんな言葉があるのかないのかわかりませんが、こどもの調子というのは毎回、毎時間、大きくちがいます。

前半の算数、理科の時間。

算数ではピザや折り紙を使い、小数の勉強。
「はっ!」と開眼し、小数のかけ算やわり算のイメージがつかめた3年生の男の子。

お菓子タイムをはさみ、

さーて、と後半の国語、社会の時間。メンバーもすこしチェンジ。

国語の物語を4倍の高速リスニングで聴き、「もっといけるかも!?」と感じた何人かの子。

「先生、6倍もいきたい!」

すごい集中力で没頭し、終わったあとには、

「よーし!4分の3ぐらいいけた!」
「ちょっと気を抜いたら、すぐに置いていかれるけどいけそう!」

でも、みんながいけるわけではなく(何と言っても6倍は早い)、あんまりいけなかった子はショックだったのか、集中力がダウン。

ノリノリの子は、

「ちゃんとやれよ!」
「なんやねん~」

とイライラ。みんなで言い合い。

「できひんし!」
「できる!」
「みんなで成長していくねん!」

火曜日は男の子ばっかりなのでアツい(笑)

ノッテる日。ノッテない日。
できる日。できない日。できるはずなのにできない日。

いろんな日があるけど、こどもたち、そして自分にとっても、ほんと全部、毎回が学びだな~と思います。

僕も毎回が学び。次はどうしようかと考えるのがたのしいです。

6倍に挑戦したり、読み合わせに今までやらなかった子が挑戦したり、みんなすごい成長!

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写真は小学4年生Kくんの国語のマインドマップ。
「先生、これ絶対撮って!」という2枚組の自信作。入学からまだ2ヶ月、たのしみです☆