【イベント】RAKUTO代表・福島美智子「最強の子育て」講演会レポート

【RAKUTO代表・福島美智子「最強の子育て」講演会レポート】

10月8日(日)、
RAKUTO代表・福島美智子の『最強の子育て』出版記念講演会を開催しました。

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場所は箕面駅前の「いい一日のカフェ」さん。

先日、リニューアルオープンをされ、スイーツをメインとしたカフェに。

スイーツあり、おいしいコーヒーあり、北欧風の内装、雑貨もあり、お水はただの水ではなく「デトックスウォーター」…もはや、女性のみなさまにとって、「いい一日」を送るのに「最強」の場所ではないでしょうか…!?

そんな思いがあったのか、なかったのか、選んだ今回の会場。

来ていただいた方にも、

「会場すごくよかったです。リラックスできました」
「ここ、前から来てみたかったんです」

という声をいただきました。

講演会の最初は、

「子どもの才能がどんどん伸びているお家は『日々の声がけ』がちがう」

という話からスタート。

とくに、「教えるのではなく、『どういうこと?』と質問してあげる」という話に保護者がふむふむと頷いておられました。

1年弱の受験勉強で、東京の「筑波」や「渋渋」と呼ばれる名門中学校に軒並み合格した子のお母さまは、じぶんはよくわからないので、子どもに、

「これって、どういうことなの?お母さんにわかるように教えて」

と口ぐせのように言っていたそう。

そんな習慣があると、子どもはじぶんで考えるクセがつきます。そして、それがあらゆるところに伝播し、何でもじぶんで整理し、「あ〜つまり、そういうことか!」と理解する力がついた、ということ。

親が教えても、「わかったつもり」になるだけで、本人は理解はしていなかったりしますよね。

『ステップ期(9〜10歳)』になると、「理屈」をこねくり回す練習が始まり、形にしたいのですが、まだまだ、まとめるのは苦手。

でも、ここで、変に口出しをしてしまうと、考えるのが面倒くさくなり(親が子に教えるというのは本当に難しいものです…)、本人が「試行錯誤をして学ぶ時期」なのに、考えるのをやめてしまいます。

ステップ期は、「試行錯誤をして学ぶ」「考えたら覚える」時期なので、「できなくても気にしないこと」が大事という話でした。

この時期、男の子は、まだまだ言語的に発達していない子や、女の子でふわっとしている子もいます。
「遅咲きの子」もいるので、言葉にする練習を手伝ってあげ、何かを始めて最後までできないこともあるかもしれませんが、気にせず、「やっていること」が大事ということでした。

それから、これから先、子どもたちが大人になった時の世界の話がありました。

10年前、15年前の世界はどんな世界だったでしょう?

いまでは当たり前のようにスマホを使っていますが、初代iPhoneが発売されたのが2007年、10年前なのですね。それまでは、携帯電話でしたが、あっという間に世界が変わり、その時代よりはるかにすごいことや、パソコンと同じようなことが、モバイル端末でもできるようになりました。

それぐらい、子どもたちが大人になる10年、15年後の世界は変わっています。「いまの大人の常識は非常識」になるのですね。
人口がどんどん減っていき、働き手もいない時代。そして、AIが人間の仕事を代わってくれる時代。

今とは「幸せの方法論」が違っているので、いまの世界で物事を考えず、社会がどう変わっているのか?を見て、想像して、いまの子育てのやり方を考えていきましょうという話でした。

そして、「学歴」から「学習歴」の話へ。

「あなたはどこ出身ですか?」から、
「あなたは、何を、どのように学び、どんなことを習得してきましたか?」へと変わります。
(すでに変わってきていますよね)

学生でも「起業」が当たり前、優秀な人は、ネット上に発信さえしていれば、フリーでもいくらでも仕事が集まり、大手企業からも引き抜かれる時代です。

どんなことが得意で、どれぐらいの能力があるのか。

「12歳まで」に、神経回路の多くが、道路でいうと「基幹道路」がつくられます。
それまでは身についていたものが、それ以降は、クセになってしまっていて変わりにくい。なので、それまでに、きちんとした習慣を身につけましょうという話でした。

学習は「体感、体感、体感」で

そのあとは、「突き抜けていく人は体感学習」という話。

プリント学習は最初は伸びます。何度もくり返し、パターンで処理しているので、できるようになるのですね。でも、それだけだと5、6年生で止まってしまいます。
それは、「イメージができない」から。体感で学んでいないと、学んでいることがイメージできないのですね。

これは、子どもたちを見ていて感じることであり、僕自身も、図形の力などで痛感すること…。
イメージのある子はスーッと解けるものが、イメージのない子は理屈でコツコツと考えるしかないのですね。

プリント学習は、「ジャンプ期」でできるので、ホップ、ステップ期は、とにかく、「枠を広げましょう」ということでした。

ジャンプ期は「分類と整理、くり返し」

『ジャンプ期(11〜12歳)』になると、また、学習方法が変わってきます。「理解できるものが好き、納得しないものはできない」となってきます。

「納得できないと言うこと聞かない」にもつながり、この辺り、年頃のお子さまを持つ保護者さまはピンとくるものがあるのでは?と思います(笑)

じぶんで考えて、分けて、理解し、まとめていくのが好きな時期なので、「図解化」や「マッピング」などを活用するといいですね。
そして、基本をしっかりやったものは、じぶんで応用を考え始める時期でもあります。

評価されるのも好きになってくる時期でもあるので、この時期から、テストを受けてみるのもいいでしょうという話でした。
ただし、「数字」で示されると、親としてはいろんな不安を抱いたり、足りないものが目につきやすくもなります。そういう人は、最初から見るのをやめましょうという注意もありました(笑)

「あくまで、小学生期は『他の人と比べて』という時期ではなく『自己に勝つ』という時期」

という言葉が印象的でした。

他にも、

「できる子は雑学好き」
「多種類の体験をさせてあげる」
「ホップ期は五感を使って勉強する」

など、本では丸々省いていたり、さらっと書いていることの説明なども盛り込んだ、濃い時間となりました。

最後のQ&Aの時間では、終了後、福島が、

「みなさま教育熱心だね。あんなに質疑応答で手が上がるとは思わなかった」

と言うぐらいの質問の嵐。
東京では、最初はちらほらという感じが、最初からドドドドッと…関西のノリを感じたそうです(笑)

そして、1年生の保護者さまからの、

「うちの子、3年通わせているのに1回もRAKUTOに行きたくないって言ったことがないんですよ…」

「RAKUTOはむずかしいのにおもしろい。何でなのかお母さん聞いてきてって言われてきました」

という言葉に感動して、スタッフが泣くという一幕も…(笑)

ありがたい言葉もたくさん頂戴し、本当に、こちらもあたたかい気持ちになりました。ありがとうございます。

講演会後、いただいた感想では、

「お母さんは太陽」

という言葉が響いている方も多く、

「なりたいけど、なれないんです…」というお声もうかがいました。

そうですよね。
「言うは易く行うは難し」ですよね(笑)

そんなとき、ドラえもんの「あんなこといいな、できたらいいな」ではありませんが、
「そんなママいいな、なれたらいいな」で、うまくいかなくても自分を責めず、「次はこうやってみよう」と切り替え、やっていってもらえたらなと思います。

そして、

「すごくおだやかな気持ちでいられました。こんな気持ちで毎日を過ごせばいいんですね」

というお声もいただきました。

お母さんが、おだやかな気持ちでいれば、ちょっと余裕を持って、子どもを見守っていられたりします。失敗したときも、笑って見過ごしたりできたりします。

「片目をうっすら開けておくぐらいでいい」という話がありましたが、子どもの失敗もそうですが、じぶんがやってしまったな…というときも、じぶんを責めず、「次、できたらいいな」ぐらいの気持ちで、じぶんを大事にしていただけたらなと思います。

「最強の子育て」とは、厳しくしつけるのではなく、「子どもにも、じぶんにも」愛を持ち、やさしく育ててていくことなのですね。

「講演会の様子が知りたい!」という声を多くいただき、当日の様子が、少しでも伝わればいいなと思いまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

今回、残念ながら参加できなかった方も多かったのですが、みなさまのお子さまも、

「勉強って楽しいね」

と感じ、学びつづける大人になっていくことを心から願っています。そのために、『最強の子育て』が参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(にいどめ)

【Amazon1位!】著書が発売されました

この度、RAKUTO代表・福島の初の著書『勉強が好きになり、IQも学力も生き抜く力もグングン伸びる 最強の子育て』が発売になりました!

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Amazon新着ランキング1位になったり、一時、在庫切れになり2〜4週間待ちになったりなど、ネット書店だけでなく、現在、大阪、神戸の大手書店でも平積みにされているなど大きく展開していただいており、本当にありがたい限りです。

 

・子どもの才能や学力を伸ばすための心構え

・それぞれの年代がどんな時期で、どんなことをやっておけばいいのか

・才能を伸ばす習慣や環境の作り方

・おすすめ本やおすすめ教材

・子どもの力を伸ばすために本当に必要なこと、じつは必要ないこと

・世の中で言われていることのウソ

など…知っておいてほしいことが盛り沢山の内容。

 

保護者さまからも、

「先生、本読みました!とてもとても勉強になり、この時期に読めた事がとても嬉しく感じます!!私自身、反省するべき点が沢山あり、本当に教えて頂いて良かったです」

という、アツいメールをいただいたりなど、うれしく思っています。

タイトルは「最強」と強い言葉を使っていますが(笑)内容は難しい言葉は極力抜きにして、大事なことを、できることから取り入れられるよう書かれた読みやすい本となっております。

お母さんが、自分のことを責めるのではなく、

「そうか、こうやったらいいんだ」

「焦らなくてもいいんだ、イライラしなくてもいいんだ」

「いまはこういう時期だからしょうがないんだな」

とちょっとほっとするような、そんな本。

よかったら、ご覧になってくださいね。

 

みのおキューズモール、イオン箕面店の「未来屋書店」さんでも、聞くところによると、なんと「30冊」も仕入れていただいたそう…(ありがたい限りです)

お近くの方や、直接、手にとって中身を見てみたいという方は、ぜひ、行ってみてくださいね。感想などもいただけるとうれしいです。

 

2学期に入って運動会の練習もはじまりましたね。

まだまだ学校に慣れずお疲れの子や、ふわふわと浮き足立っている子も多い時期ではありますが、みんな、勉強だけでなく、運動も、全力で楽しんでくれますように^ ^

 

(にいどめ)

春期講習2017〜考え、話し合い、つくって学ぼう!〜

※あとは後期のみの受付です

※お電話がつながりにくくなっております。メールでのお申し込みの方がスムーズです

この春の講習の国語のテーマは「語彙力」。

『ことばのわざ、ことわざ!』という題で2日間、集中して学んでいきます。

学び方は、「英語」と同じ。

「インプット」し、「言葉のイメージ」をつくり、

「ディスカッション」しながら意味を味わい、

言葉を使いながら「遊び」、自分でつくってみたり、「演習」も行います。

2日間で、「200語近く」の言葉にふれ、国語力と語彙力のアップを目指し、何より、言葉のセンス、言葉のおもしろさにふれてもらう予定です。

教育者の齋藤孝さんは著書『語彙力こそが教養である』の中で、

「より多くの語彙を身につけることは手持ちの絵の具が増えるようなもの」、

「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」

とおっしゃっています。

この春、子どもたちが言葉を大好きになってもらいたいと思います。

その他、

算数は「規則の魔法、大発見!」、

理科は「電気のふしぎ大研究!」となっております。

合わせてお待ちしております。

ぜひ、この機会をご活用くださいね。

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【日程・時間など】

スクリーンショット 2017-03-08 20.18.17

 ※前期と後期は同じ内容です

【受講料】

1教科12,960円

(RAKUTO生価格10,800円)

※各教科、別途教材費1,620円がかかります。

※2教科同時受講で1,000円引き、3教科同時受講で3,000円引き

【対象】

小学校全学年

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにて

(お問い合わせ欄に件名「春期講習申込」と「ご希望の日程、教科、時間」をご記入ください)

②お電話にて

0120-485-899(担当:にいどめ)

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間〜2日前まで:事前に準備をしておりますので、教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:やむを得ない状況を除き、受講料、教材費全額を頂戴いたします。

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【春期講習2017】ことばのわざ、ことわざ!

「うおーっ!読んでなければよかったー!!」

 

授業中、5年生の男の子が叫びました。

国語の時間に、宮沢賢治の名作『注文の多い料理店』を読み込んでいたのですが、おもしろくて、結末を知っているのが悔しかったそう(笑)

 

以前、読んだときは、特に何とも思わなかったのに、授業で、「主語や述語」、「文のつくり」、「指示語」など文法的なこともしっかり学びながら、細かく読み込み、みんなでディスカッションをしながら、先を想像したり、自分だったらどうなるだろう? どうするだろう? と考えると、文章の奥深さ、おもしろさがわかってきたのだそうです。

 

途中、

「この後、どうなるのかな…? 」

「……!! 知ってる…!!」と(笑)

 

芥川龍之介、宮沢賢治、太宰治など、授業中、古典作品を多く読みますが、これらの作家の作品には、長く読まれている理由、愛され続けている理由があり、「名作」と呼ばれる理由があると、子どもたちと毎年読み込みながら感じます。

太宰治など、ちょっと暗い話なのに、大笑いしながら読んでいたり。

 

日本語って、ほんとにすばらしい言葉だなと感じます。

 

でも、最初、RAKUTOに来た子のなかには、「国語っておもしろくない」、「国語が苦手」という子も多いです。それが、徐々に、おもしろさに目覚めていっているよう。

 

そこには、いくつか理由があるのですが、一つは、「読めるようになったから」というのがあります。

 

日本語なので、ほとんどの子は、音読をしたりと「字面は追える」のですが「内容は追えていない」のですね。そして、読めるからか、「読み方」もあまり習っていない。

 

きちんと読み方を習い「読解力」をつけ、そして、ものすごく大事な要素である「語彙力」をつけることで、文章の構造が、その作家の色がわかり、おもしろさがわかります。

 

この「語彙力」というのがものすごく大事。

 

ステップクラス以降は、「漢字」「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「反対語」など、「語彙力」をつけるために時間を使いますが、そうすると、「読解力」をつけるのと両輪で、説明文などの、あまり好きな子がいないものも「読める」ようになります。

 

いま、英語がこれだけ流行っていて(RAKUTOでも英語クラスがあります)、英語では、「単語を覚えましょう」と言われるのに、日本語だと、何となく、言葉として「読める」ので、わざわざ覚えようと、意味を考えようとしなくて、後回しにされがち。

 

でも、説明文や論説文、意見文などに出てくる言葉は、普段の友達や家族との会話では使わないような「言葉」(英語で言う「難しい単語」)がたくさん。

意識して覚えないと、たとえ、「読解力」があったとしても、

 

「要点がつかめているのに、要点に書いてあることの意味がわからない」

「筆者の言っていることや筆者の言いたいことを、自分の言葉で言い換えができない」

 

となってしまいます。

問題を解く際にも、選択肢から選ぶだけなら、何とかなったりしますが、「記述はできない」となったりするんですね。

もちろん、「何となく」なので、相性のいい文章や、馴染みのあるテーマの文章だったら解けたりしますが、実力があるわけではないので、成績は安定しません。

 

「語彙力」、「言葉力」というのは、「読解力」と同じくらい大事で、ついていくと、おもしろいもの。

 

そこで、この春の講習の国語のテーマは「語彙力」。

『ことばのわざ、ことわざ!』という題で2日間、集中して学んでいきます。

 

学び方は、「英語」と同じ。

 

「インプット」し、「言葉のイメージ」をつくり、

「ディスカッション」しながら意味を味わい、

言葉を使いながら「遊び」、自分でつくってみたり、「演習」も行います。

2日間で、「200語近く」の言葉にふれ、国語力と語彙力のアップを目指し、何より、言葉のセンス、言葉のおもしろさにふれてもらう予定です。

 

教育者の齋藤孝さんは著書『語彙力こそが教養である』の中で、

 

「より多くの語彙を身につけることは手持ちの絵の具が増えるようなもの」、

「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」

 

とおっしゃっています。

 

この春、子どたちが言葉を大好きになってもらいたいと思います。

そして、世界がより彩り豊かに見えるようになれば最高です。

 

この講座をきっかけに、子どもたちが、より、自分自分、自分の思いを表現できるようになりますように。

そう願います。

そんなお子さまのご参加お待ちしております。

 

その他、

算数講座「規則の魔法、大発見!」、

理科講座「電気のふしぎ大研究!」も。

合わせてお待ちしております。

13日(月)までのお申し込み(13日はメール受付のみ)で、

外部生も「RAKUTO生」価格でお申込みいただける「早割」、

RAKUTO生には「複数受講割引」もあります。

ぜひ、この機会をご活用くださいね。

 

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【日程・時間など】

スクリーンショット 2017-03-08 20.18.17

※前期と後期は同じ内容です

【受講料】

1教科12,960円

(RAKUTO生価格10,800円)

※各教科、別途教材費1,620円がかかります。

※2教科同時受講で1,000円引き、3教科同時受講で3,000円引き

※「早割」と「複数受講割引」はどちらかのみです

【対象】

小学校全学年

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにて

(お問い合わせ欄に件名「春期講習申込」と「ご希望の日程、教科、時間」をご記入ください)

②お電話にて

0120-485-899(担当:にいどめ)

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間〜2日前まで:事前に準備をしておりますので、教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:やむを得ない状況を除き、受講料、教材費全額を頂戴いたします。

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【2016年冬期講習】1年の最後に、2日間集中の充実した学びを

リンク

【RAKUTOの2016年冬期講習】

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RAKUTOの季節講習は、2日間集中のワークショップ形式!

一つのテーマに対して、普段より、たくさんの体感ワークやグループワークを通して、深く、にぎやかに学んでいきます。

子どもたちが、いっぱい考えた充実感や、にぎやかに学んだ満足感で笑顔になって帰ってくれている季節講習。

今年の冬は、国語、理科、算数の3教科で開催です。

普段じっくりと取り組むことができない学びを、1年の最後に2日間おこない、

「勉強っておもしろいな!」と感じてもらえたらと思います。

 

【国語—マインドマップ作文】

今年の国語は、「書く」「話す」の「伝える力養成講座」。

「5W1H」や「接続詞」などの基本知識を確認、体感ワークなどで親しみ、まずは土台づくりをした後、

短かな題材を使って発想し、整理、文章にする練習をしていきます。

今回は、「心に残る物語の構造」、「ヒーローズ・ジャーニー」などの「ストーリーテリング」の手法にもふれ、物語を「分析する目」の養成にも少し取り組んでいきたいと思っています。

構造について学んだ後は、マインドマップを使って「発想」と「整理」、自分で「構成」を考え、ひとに伝わる文の書き方の練習をします。

「書く」「話す」はこれからの時代「必須」の技術。

「作文が苦手」「書けない」という子がいますが、

「書けない」のは「書き方を知らない」から。

そして、「表現するたのしさ」を忘れてしまっているからなのですね。

子どもたちは、本当は表現することが大好きです。

そして、そのために必要なインプットも、小さな頃から、絵本を読んだり、映画を見たりして、たくさんしています。

この講座で、リラックスして、ワークやディスカッションを通して「表現するたのしさ」を思い出し、マインドマップを使って「伝わる形にする」練習をしていきます。

全員の受講をおすすめします。

 

【理科—虹をつくろう!】

今回の理科のテーマは「虹」。

「虹ってどうしてできるの?」

そんな疑問から、「光の3原色」や「光の進み方」について学び「虹がどうやってできるのか」を理解していきます。

授業では、「予想して」「実験をして」「ディスカッションして」「学習して」と「仮説思考」を育むサイクルを、何度も何度もくり返し、最後に「工作」をして体感でイメージと理解。

子どもたちの「疑問を持つ心」や「知りたいという意欲」、「解き明かしたいという探究心」を刺激し、理科が大好きな子になってもらえたらと思います。

低学年の子には「たのしく」、高学年の子には「おもしろい」だけでなく、「整理されわかる」ようになり、中学受験にも役立つよう学んでいきます。

「どうしてだろう?」と疑問を持ち、

「何でか知りたい!」と意欲が出てきて、

みんなで話し合い、実験し確かめながら、

「そうか!だからなのか! 」と理解していく。

そんな、本来の「学習」にふれ、「学び方」を体感する講座です。

 

【算数—立方体】

今回の冬期講習は「図形づくし」。

正方形や長方形、三角形、台形、ひし形、五角形、六角形…

さまざまな図形の基本を確認し、

実際に、作図したり、実験したり、動画を見たりしながら「イメージづくり」をし、「空間認識力」を育んでいきます。

低学年の子たちは、たくさんの図形にふれ、平行線や見取り図をかけるように練習し、

高学年の子たちは、図形になじむだけでなく、理解した後、面積や体積を求める問題にも挑戦していきます。

中学受験だけでなく、高校受験、公務員試験などにもよく出題される分野でありますが、「空間認識力」と「イメージ力」が試され、苦手としている子も多い分野です。

この講座で、図形にどんどんふれ、苦手意識を払拭し、図形のおもしろさを知ってもらえたらと思います。

 

【日程・時間など】

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【受講料】

1教科12,960円

(RAKUTO生10,800円)

※別途、各教科教材費1,620円がかかります。

 

 

【残席情報】

(前期)

国語→受付中

理科→受付中

(後期)

国語

午前→受付中

午後→受付中

理科→受付中

算数→受付中

【対象】

小学校全学年

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにて

(お問い合わせ欄に「夏期講習申込」と「ご希望の日程、教科、時間」をご記入ください)

②お電話にて

0120-485-899(担当:にいどめ)

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、教材費全額を頂戴いたします。

 

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自分の頭で論理的に考え、クリエイティブに発想し、

たくさんのひとに協力し、応援され、自分の夢をかなえていく。

そんな大人になってほしいと願うみなさまとの出会いをたのしみにしています。

 

「時間がない!」を卒業するための3つのステップ

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こんにちは。

RAKUTOのにいどめです。

 

最近では、きちんと休みをとり、映画を見たり、小説を読んだり、大好きな温泉に行ったりという時間をとれるようになったのですが、

じつは去年の秋頃までは、

 

「どうして、仕事が終わらないんだろう…」

「どうして、こんなに時間がないんだろう?」

 

と思っていました。

そして、毎日、睡眠時間を削ったり、夜中まで長い時間、仕事をしていたのに、仕事も遅れていて、結果も伴っていませんでした。

休みはきちんとあるのに、休みの日も勝手に出勤し、仕事をしていました。しかし、そこまでしても、いつまでも終わりが来ない…。

よく、お世話になっている先生にも、課題として「時間の使い方を見直し」と言われていました。

 

今までも、「時間管理」や「時間の使い方」、「仕事術」のような本は50冊以上は読み、やっているつもりだったのに、ぜんぜん結果は変わらず…

尊敬する先生たちは、仕事を人並み以上にやられていながら、旅行にも1週間や2週間など行ったり、休みもきっちりととられていて、時間も、お金も、人間的な余裕もあるのに…

なぜ自分は…そこまで仕事ができないのか…!!と落ち込んでもいました。

 

ところが、去年、頭痛が続いたり、体調が思わしくなかったことをきっかけに、

 

このままではいけない…

このままのやり方では、年をとっていったら、ますますしんどくなるだけだ…

 

と思い、本格的に「時間の使い方」を練習し、意識しだしてから2年ぐらいかかりましたが、今年になって、かなりリズムが、余裕ができ、メリハリの効いた時間の使い方ができるようになりました。(大好きな読書の量もかなり増え、温泉にも毎週のように行っています)

 

今回は、そのためにやったことを、心理学や行動科学、脳科学の見地からも解説しながら、書いていきたいと思いますね。

よかったら、参考にしてください。

 

『「時間がない!」を卒業するための3つのステップ』

 

①自分の時間の使い方を知る

②理想の時間の使い方を決める

③集中!集中!集中!

 

まず1つ目は、「自分の時間の使い方を知ること」。

当たり前なのですが、時間って、誰にとっても「24時間」なのですね。

学生時代、僕の数倍賢かった子たちが僕の数倍勉強していたかというと、そんなこともなく、どちらかというと、勉強もクラブも、あまつさえは、恋愛なども(!!)している…。

今でいうと、僕の軽く数十倍は成果を出されている先生が、僕の数十倍働いているわけではないんですよね。

 

自分の、「時間の、脳の使い方が下手」だっただけなのですよね。

 

「時間」って形のないものですが、形のないもの、見えないものは変えようがありません。

ですので、最初に、自分の時間の使い方はどうなっているんだということを見えるようにしないといけません。

 

「家計簿」をつけるようなもので、「なんで月末にこんなにお金が減っているんだろ…??」と思っても、「出費」の記録がないと、どこの予算がオーバーしていたのかわからないですし、来月、どうしたらいいのかということが計画できないのですね。

わからないと「来月は節約しよう!」という精神論になってしまいますし、なんでないのかわからなくて気持ち悪い。

 

お化け屋敷に行って、

 

「この先、前方右下より貞子が出てきます」

 

という表示やナビがれば、心と体の準備ができます。(お化け屋敷としておもしろいかどうかは別として)

わかると、準備ができるんですね。

 

時間の使い方を調べてみるとわかるのですが、かなり「何をしているのか謎」な時間が多かったりします。

 

大人でいうと(最近は子どももですが)「スマホ」に費やしている時間が大きかったりします。

いま、「なんとなく」の時間のほとんどがスマホにとられているんですね。

調査によると、なんと、平均的な人が、1日にスマホをチェックする回数は110回だそう。。。

一度、注意がそれると戻るのに時間がかかりますので、「ぜんぜんやるべき時間にやるべきことに集中していない」ということがわかったりします。

 

 

②理想の時間の使い方を決める

 

現状がわかったら、「固定されている時間」や「睡眠時間」を埋めていきます。

子どもだと、「学校に行っている時間」や「必要な睡眠時間」があるので、それらを埋めていきます。

 

脳のためにも睡眠時間は絶対に削らないようにしてくださいね。

子どもは、脳と体の成長のためにも8時間ぐらいは欲しいところです。

 

そして、「子どもがどうなりたいのか」、「家族でどうなっていきたいのか」に合わせ、残っている時間を割り振っていきます。

 

「旅行のプランを練る」ようなものなので楽しい時間です。

移動時間やホテルにいる時間を除いた残っている時間を、「自分の理想」や「なりたいもの」に合わせ埋めていく。

 

おいしいものを食べることが好きなら、おいしい店がある場所をたくさんまわれるように計画を立てる。

買い物が好きなら、ショッピングモールをまわれるように計画を立てる。

旅行って、3泊4日など、「時間の制限」があるから楽しいんですね。

クリスマスプレゼントも、「年に一度」だからワクワクするんです。

365日旅に出られる時間と財力があれば…毎日がクリスマスなら…なんて妄想をしちゃいそうになりますが、

おそらく、旅は1ヶ月くらいで飽き、毎日がクリスマスプレゼントなら、欲しいものも尽き、欲しいものを考えることが苦痛になり、サンタさんには労働基準法を守っていないブラックバイト(?)だと、訴えられるでしょう。

 

「何も制限がない、自由なことがクリエイティブなことだ」という誤解がありますが、

制限があるから、反対に、自由を感じられ、発想もわき、クリエイティブになれます。制限の中で試行錯誤する中で、力も、自制心などの心も鍛えられます。

 

「自制心は筋肉のようなもの」と言われていますが、制限をかけず、何でも子どもの自由にさせていると、「自制心」が弱ってくるので注意です。

 

「自分のなりたいもの」に合わせた「時間割」をつくっていくのですが、

この「理想の時間の使い方」にはコツがあります。それは、「自分のタイプ」や「エネルギー」「処理能力」を考慮してつくること。

 

「朝型や夜型」

「ショートスリーパーやロングスリーパー」

「自分の部屋の方が集中できるか、カフェや図書館などの公共の場所の方が集中できるのか」に合わせて、計画することが大事です。

そして、自分の「調子のいい時間帯」というのがあります。

 

子どもですと、学校から帰ってきた後は、疲れているので、帰宅後すぐに勉強をする、などはなかなか厳しいです。処理能力もかなり落ちています。

ですので、「まだ疲れていない朝」にその時間を取るか、「仮眠をとってやるか」を決める。

 

「夜型」の僕にとっては「朝活」というのは地獄なように、その子にとってベストな時間と場所というのがあります。それを考慮し、「いつ、どこで、どのように、なにをするか」の具体的な計画を決めます。

 

(この記事も、「月曜日」「神戸のスターバックスで」「1セット45分のリズムで」「大橋トリオのベストアルバムを聴きながら」つくっています)

 

行動科学では、この具体的な計画のことを「実行意図」というのですが、

人間というのは、心理的に、一度決めたことは、守りやすくなっています。

(「おれは海賊王になる!」と大きな声で言ってしまったら、途中で「もういいかな」と思っても、なかなか辞めにくいです)

 

また、人間は「できるだけ考えない」ようにできていて、考えることはたくさんのエネルギーを使います。あらかじめ決めておくことで、「脳のエネルギーのムダな消費」を防げるのですね。

 

先延ばしとモチベーション研究の第一人者、ピアーズ・スティール教授によると、

エネルギーを補充し、賢く使うためには、

 

・午前中や、お昼前後の時間に、難しい課題を行う

・空腹にならないようにする

・規則正しい睡眠をとる。そのため、就寝前の行動を決めておき、同じ時間にベッドに入る

・週に何日かは身体を動かす

 

ことなどが大事だそう。

自分の目的や理想に合わせ、自分のタイプやエネルギーに合わせ、計画してみてくださいね。

 

 

③集中!集中!集中!

 

大事なのは「シンプルタスク」。

「一度にひとつのことをする」です。

 

「時間がない」「忙しい」というのが口ぐせの子は基本的に集中していません。

算数の授業中に、理科のことを考えていたり、明日あれイヤだな〜なんて考えていたり、残り時間何分かな、なんて考えていたり、言ったりします。

 

カリフォルニア大学の研究によると、注意は、3分に1度それるそう。

「マルチタスクができる」、「マルチタスクが得意」という子もたまにいますが、残念ながら、スタンフォード大学の最近の研究によると、自称「マルチタスカー」は、関係のない刺激にも影響されやすく、タスクの切り替えにも時間がかかるそう。

また、ユタ大学の研究でも、「強力なマルチタスカー」と自称している人たちは、「もっとも能力の低いマルチタスカー」「注意力散漫」だったそう。

 

「マルチタスク」ということは「一つのことに集中していない」なのですね。

 

僕のまわりの学校の成績の良かった人たちにインタビューをしてみたところ、学校にいる時間は、しっかり学校でやることをやっていたそう。

「宿題などは学校の間に済ませていた」

「あとでテスト勉強をやるのがイヤだから授業中はしっかりメモを取りながら話を聞いていた」

と言うんですね。

 

「か、賢い…!!」

 

と感動したのですが、無意識に、脳にとって最適なことをしていたのですね。

授業中、ぼけーっと窓の外を見ていた僕とは大違いです。

 

大切なのは「シンプルタスク」。

そのために、

集中し、関係ないことを忘れるために「いらない情報を出す」、

集中を途切れさせないように「いらない情報を入れない」ようにすることが大事です。

 

やることがたくさんあるなら、一度、書き出してリストをつくり、見えないところにしまう。

ちがう教科の本はしまう。

パソコン画面やスマホ画面は見えないようにする。

制限をつけるため、タイマーをかけ、一気にやる。

 

 

そうすることで、「時間の質」を高めることができるんですね。

 

 

ちょっとしたことで、時間はつくれますし、かかる時間を減らすこともできます。充実した時間を増やすこともできます。

最初は、ちょっと慣れるまで練習がいるかもしれませんが(僕は2年近くもかかりました)、段々とうまくなってきます。やってみてくださいね。

 

子どもたちが勉強も、遊びも、自分のやりたいことも全部たのしめるように、

そして、保護者さまが、子どもの夢を応援しながら、自分の時間も大切にし、ゆとりを持ち、やさしくなれますように。

この知識が参考になれば幸いです。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました^ ^

 

(新留裕介)

子どもの才能を伸ばすために10歳までに始めたい5つのこと

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前回、記事を書いたところ、たくさんの方に読んでいただいたようで(ありがとうございます!)、その続きを書いてみました。

前回の「特徴編」につづいて、今回は「方針編」とでもいうもの。

よかったら、参考にしてみてくださいね。

 

①型を学び、守る

 

才能には、「能力」「スキル」、「努力することができる」など、様々な形がありますが、どんなものを身につけるのにも、研究し、磨かれていっている「型」があります。

 

「型」というと、「堅苦しい」(ダジャレではありません)というイメージを持たれるかもしれませんが、何かを学習するには、「最適な(と現在考えられている)手順」というのがあり、それは脳科学的にも理にかなっていることがほとんどです。

「型」というと「定石」というものがある将棋が思い浮かびますが、棋士の羽生善治さんは「型」について、

 

「将棋の差し手を決める時の大事な要素の一つに、型の美しさがあります」

「美しい手順がつくり出せた時には、それは強さも兼ね備えています」

「将棋のルールを覚えたての時には、どの形がよい形で、どの形が悪い形かはまったくわかりませんでした。しかし、少しずつこれはバランスのよい形とか、修正のしようのない悪い形とかがわかるようになりました。そして、それと共に上達をしたのです」

 

と成長における「型」の大事さと美しさをおっしゃっています。

 

将棋の「型」の強さを示すエピソードに、「欽ちゃん」で有名な萩本欽一さんが、若い頃、いろんな将棋の名人と呼ばれる方と対戦をし、ハンデがありながらも勝っていたりしたのですが、ある日、今でも現役の棋士である加藤一二三さんと対戦した時に負け、

 

「欽ちゃん、定石を覚えてください。プロは定石以外では負けないですから」

 

とアドバイスをされたそうです。

 

「型」には「無駄のない美しさ」と「強さ」があるのですね。

 

「才能」が磨かれるには、「どんな環境で育っているか?」という部分とともに、「時間の質」と「時間の量」のかけ算で育まれていくものがありますので、できるだけ小さいうちに「時間の質」を上げる「型」を学び始めることが大切です。

 

子どもたちは、

「読解力」や「論理力」、「問題解決力」などの「能力」、

マインドマップを使っての「考え方」や「整理の仕方」、「発想の仕方」、速読などの情報収集の「スキル」、

力がついていくための脳に合った「習慣」を学びますが、その際、「独学」や「自己流」に走らず、先生に言われたことを、素直に守っていくことが大事。

素直にそのままやるのか、何となくやっているかで、基礎が固まり、きちんと積み重なっていくかが決まります。

 

 

②家でも「意図的な練習」をする

 

「能力」や「スキル」、「習慣」は、地味なくり返しでしか身につきません。

そして、そのくり返しも、何となくやっていてはほとんど意味がありませんし、頻度も週に1回や2回などではなく「毎日」のことです。

長年にわたり「超一流」と呼ばれるひとの研究をしている、心理学者のアンダース・エリクソン教授は、「どれだけ知識があっても技能がなければ意味がない」と言い、まず、「知識」(何を知っているか)と「技能」(何ができるか)を区別し、特定の分野で能力を向上させたいと思うひとは、「毎日1時間以上」、「完全に集中して練習する」ことが必要だとおっしゃっています。

そして、「成長の初期段階」、「能力」や「正しい習慣」を身につけていく間、興味ややる気を維持することが何より重要だと言います。

 

この学習の「量」について、有名なジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が提唱した『一万時間の法則』というものがあります。

これは、「たいていの分野で達人と言われる域に達するには一万時間の練習が必要だよ」というもので、覚えやすく、「定説」と呼ばれるぐらいになっていますが、この説について、エリクソン教授は、

一万時間練習すると、だれでも特定分野のエキスパートになれると思われるが、それには「意図的な練習をすれば」という注がつき、また、それも完全に肯定できるまでの研究結果は出ていないとおっしゃっています。

 

しかし、「意図的な練習」と「時間の量」は大事。

それらを重ねていくことで「習得のプロセス」のイメージとでもいうようなものが自分の中にでき、他のものを学ぶときもこうすればいいのだということがわかってきます。

家や学校、塾だけではなく、家でも、「どの能力、スキルを身につけるか」を考え、「意識して」「毎日一定時間」練習していってくださいね。

 

 

③難しいこと、新しいことをする

 

脳には、身体と同じように適応性(「可塑性」とも言われます)があります。

身体の適応性というと、1980年にヨシダ・ミノルさんという方が、「連続腕立て伏せ」の世界記録10,507回という、どうしてそんなにできるようになるのか意味がわからないデータがありますが、脳も、限界はありますが、大きな負荷をかけるほど、大きな変化をしていきます。

また、脳の適応性は、子どもの方が高いと言われていて、トレーニングの効果も高いです。

 

夏期講習など、通常より長い時間勉強する機会などによく見られるのですが、普段、2時間の勉強に慣れている子が、講習会で4時間、6時間と勉強をすると、夏が終わったときに、普段の2時間の勉強では疲れなくなっていて、「もう、終わり?」と言っている光景をよく見かけます。

通常の授業でも、幼稚園の子たちが、小学校の高学年でやるようなことを2時間など平気で笑顔で勉強している姿を見ると、子どもの可能性は無限だなということを僕自身も確認させてもらっています。

 

「インターリーブ」といい、練習では古いものをくり返すだけでなく、新しいものを混ぜるといいことがわかっていますが、新しいものを学ぶことで「違いを見分ける力」もつきます。

研究では、すでにできるようになっているものの練習を続けるより、新しい能力を獲得する方が、脳内の変化を引き起こすのに効果的であることもわかっています。

 

できることを続けるだけでなく、「望ましい困難」とでもいうような、自分にとって少し難しい(ここどポイントで、難しすぎると「フロー」という集中状態に入れません)、自分の限界を広げる、脳のなかに新しいつながりをつくり、脳を変えるための負荷をかけていくことが大事です。

 

もちろん、ただ難しいことをやればいいのではなく、長期的な目標から逆算した小さな具体的なステップになるものを、全神経を集中させ行い、どの部分ができていて、どの部分がまだ未熟かを教えてくれるフィードバックがあるといいです。

 

 

④学習、実践、復習、練習のサイクルをつくる

 

「息をするように勉強しようね」と子どもたちによく言いますが、勉強するということを特別なことではなく、普通のこととしてほしいなと思います。

よく伸びている子は、ただ、毎日勉強をしています。

難しいと言いつつも、できないことを自分がダメだからと思わず、今はまだできないだけと淡々とやっています。

息を「がんばって吸うぞー!吐くぞー!」と思うひとは(おそらく)いないでしょうし、息を「失敗した!」と思うひとも(おそらく)いないと思います。それと同じように、ただ、生活のリズムの一つとして、自然とやっていて、そこには力みも、ムリもない。

 

NLPでは、学習には4段階のプロセス、

「①無意識的、できない」「②意識的、できない」「③意識的、できる」「④無意識的、できる」があると考えられているのですが、

この②の段階、意識的にやっているのだけれども「できない」というときにはストレスがたまります。③の「できる」ようになってくると楽しみも感じてきますが、その段階に行くまでは、ちょっとしんどいですが、意識した、地道な練習が必要です。

 

学習習慣のない子、やり遂げた経験の少ない子は、この段階に行くまでに、「おもしろくない」「やめたい」と言い出すこともありますが、この裏には、できない自分に向き合いたくないだけということもあり、親やまわりが、その表面的な言葉に踊らされることなく「やめさせない」ということが大事になってきます。

残念ながら、うまくいくことばかりではなく、失敗や落ち込むことなども起こります。

そのときに、子どもが「やめたい」と言っても、自分でやると決めたからには、一定期間、どのレベルまでという区切りに到達するまでは続けさせることが大切です。

 

心理学者のベンジャミン・ブルームさんが、さまざまな分野のエキスパートを集め、その子ども時代を調べる研究を実施したところわかったのは、

「未来のエキスパートたちは、幼い頃、やめさせないように親がさまざまな手を尽くしていた」ということでした。

スランプに陥ったり、イヤなことがあったり、病気やケガなどで練習できないことがあっても、「やめたければやめてもいいが、まずは元のレベルに戻るまで練習すること」というようなことを言っていたそう。

愛情と自由を与えることと同時に、責任や限度をきちんと示すことが大切なのですね。

 

一つの目安として、「1年以上の継続」、「その間に進歩していること」というのがあります。

さらに、これに、「2年以上の継続」、「1週間当たりの時間、頻度を上げる」ということを加えると、より将来的な成功の確率が高いという結果もあります。(「やり抜く力」が育っているので当然といえば、当然なのですが)

一度、サイクルができると楽になりますし、安定感も出てきます。

よかったら、続ける期間などの目安の参考にしてみてくださいね。

 

⑤難しいことをたのしむ心を身につける

 

いよいよ、最後です。

自分の限界を超える練習は、楽ではありませんし、自分の弱点に気づかされる、向き合わされることもあり、楽しくなかったりもします。

「よくできる」(と言われている)子にも、できないことはたくさんあり、できそうでできなかったことに「くそー!」と悔しさをあらわにしたり、悔しさに涙を流したりしながらもしています。

でも、全体的にたのしそうで、ニコニコしています。

 

それは、何かを発見する感覚や、新しい自分、新しい現実に出会う創造的な感覚(「フロー体験」と呼ばれるもの)を今までに経験していることや、きっと、「いつか、自分はできるようになる」ということを心のどこかで知っていたりもするのだと思います。

ひとは働いているときに、テレビを見ているときの約4倍のフロー体験を得ているという研究もあるように、働く、子どもたちにとっては、勉強するということは、つらいこともあるかもしれないけれど、気持ちいいものでもあります。

 

それを体感として知っている。

そうなると、しめたもの。成長が加速します。

上りのエスカレーターに乗ったように、自然と力がついていきます。

 

そんな、高い意欲、「自分はやりたいからやる」というものと同時に、

子どもたちに、間違えてもいいという「成長思考」、これからやっていくなかで自分はできるようになるという「楽観主義」が育まれるようなサポート体制がたくさんあるといいなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

たくさんの子どもたちが、成長するおもしろさを感じられますように^ ^

 

【夏期講習】考えて、話し合って、作って学ぼう!

【子どもの好奇心と考える力を育てたい方へ】

〜RAKUTOの夏期講習のご案内〜

毎年、いっぱい考えた満足感と、作品を作った達成感で、子どもたちが笑顔になって帰っていくRAKUTOの夏期講習。

考えて、ディカッションして、学んで、実際につくって体感して…

今年も、4教科開催いたします。

 

<作文:整理力と表現力アップ!マインドマップ作文>

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(今年の春期講習マインドマップ作文の様子)

<算数:速さと図形のイメージを作ろう!回転!算数世界旅行>

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(去年の夏期講習算数の様子)

<理科:実験と工作で太陽・月・地球のイメージづくり!理科>

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(今年の春期講習理科(火山)の様子)

<社会:考えて、つなげて、つくって理解!ジオラマ地理>

DSC05088 (去年の夏期講習ジオラマ地理(関西地方)の様子)

 

【日程と時間】

(前期)7月29日(金)、30日(土)

(後期)8月23日(火)、24日(水)

※2日間連続の講座となります。前期、後期どちらかの日程をお選びください

スクリーンショット 2016-07-01 20.12.13

【受講料(1教科:120分×2日間)】

受講料(作文、算数、理科):12,960円(RAKUTO生10,800円)

受講料(地理):16,200円(RAKUTO生12,960円)

※別途、各教科教材費1,620円がかかります。

 

【残席情報】

(前期)

理科→満席になりました

算数→満席になりました

作文→満席になりました

地理→残席4(後期が残席1のため新しく講座を増設しました)

(後期)8月20日(土)15:00締切

作文→(午前の部)残席1

   (午後の部)残席2

理科→満席になりました

地理→残席1

算数→残席4(前期が満席になったため新しく講座を増設しました)

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦くださいませ。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:教材費を頂戴いたします。

前日・当日でのキャンセル:受講料、教材費全額を頂戴いたします。

【場所】

RAKUTO箕面校

【対象】

小学校全学年

【お申込方法】

①メールにて

(『夏期講習申込』とご記入ください)

②お電話にて

0120-485-899(担当:にいどめ)

———————————————————–

自分の頭でクリエイティブに考え、仲間と協力し、自分が生きたい未来をつくっていく。

子どもに、そんな大人になってほしいと願うみなさまのご参加をお待ちしております。

充実した、思い出に残るすばらしい夏になりますように。

 

RAKUTO箕面校

【お知らせ】たのしみながら学習脳を育てよう!RAKUTO箕面校夏季特別講座のご案内

【この夏、たっぷり遊び、たくさん考え、勉強が大好きになってほしい!という保護者さまへ】

—RAKUTO箕面校夏の特別講座のご案内—

 

早くも、夏休みまで1ヶ月を切りましたね。

いよいよ、夏のお申し込みがスタートしました!

 

今回は4教科。

体感で、理論で、たのしみながら、普段の授業よりもたっぷり時間をかけ、じっくりと脳をつくっていく2日間。

最後には、自由研究や読書感想文として提出できる作品づくりも。

興味のある方は、ぜひ、お早めにお申し込み下さいね。

お待ちしております!

 

【このような方にオススメです】

□    きちんと自分の頭で論理的に考えられるようになってほしい。地頭を鍛えてほしい

□ 自分の考えだけでなく、相手の気持ちになり文章を書けるようになってほしい

□ 整理する力、図解化する力を身につけ、伝える力、プレゼン力を身につけてほしい

□ 暗記ではなく、きちんとつながりを理解し記憶し、未来を予測する力をつけてほしい

□ ワークや工作、ディスカッション、発表などを通じ、体感で、五感で学んでほしい

 

理解度や集中力、思考の体力に大きな変化をもたらし、お子さまの長期的な成長に役立つ特別講座。

ぜひ、この機会にご受講ください。

お待ちしております。

【各講座で行うこと】

【算数】

「算数脳を鍛えよう!「算術忍者の算数パズル修行!」

パズルを使い、ゲーム感覚で「イメージ」、「ロジック」、「地頭」の3つの力を体感で鍛えていきます。整列の術、図形の術、数の術、論理の術。子どもたちは、算数忍者になり、それぞれの術を習得。最後には、4種類の算数パズルを自分でつくります。

 

【理科】

「知って興味、比べて理解!ボクらの体大研究!」

人と動物の比較、体の中にある不思議を通じて、自分たちの体、そして、不思議への理解と興味を引き出します。空気の冒険号に乗って、食べ物や血液、心臓など、体の中を冒険。

最後は、自分たちの体の模型を作成。学んだことを形に、記憶の定着をはかります。

 

【国語】

「たくさん感じて、考えて、表現力を磨こう!プレゼン感想文!」

自分の大好きな1冊を持ち寄り、マインドマップを使い、内容を整理し、相手目線で伝える力を。

相手の気持ちに共感し、伝わるよう論理的に組み立てる力、コミュニケーション力、

プレゼンテーション能力などの表現力を磨きます。

最後は、紹介ブックを作成。読書感想文も。

*こちらの講座では、あらかじめ、1冊の本を選び、読んできてくださいね

 

【社会】

「なんで?どうやって?どうなる?つながりを理解し、未来を想像する力!ジオラマ地理」

今回のジオラマ地理は「近畿地方」。

歴史を学び、地理を知り、つながりで現在を理解します。そして、そこから学んだことを活かし、未来を想像する力を。たくさんのワークを通し、考えて、つくって、暗記ではなく、理解、記憶します。最後は、ジオラマをつくり完成!

 

□ 日程と時間

7月24日(金)、25日(土)

【算数】10:00~12:10*満席になりました

(ランチタイム)

【理科】13:30~15:40*満席になりました

(おやつタイム)

【地理】16:20~19:30(90分)*満席になりました

 

8月20日(木)、21日(金)

【算数】10:00~12:10*満席になりました

(ランチタイム)

【理科】13:30~15:40(残席2)

(おやつタイム)

【作文】16:20~18:30*満席になりました

 

□ 受講料(1教科:120分×2日間)

RAKUTO生価格:10,800円(一般生価格12,960円)

教材費: 1,620円

合計:12,420円(一般生価格14,580円)

※ RAKUTO生には、複数受講割引があります

2教科→1,000円引き、3教科→3,000円引き、4教科→5,000円引き

 

□    場所:RAKUTO箕面校

 

□ 対象:小学校全学年

 

□ お申込方法

① メールにて(『特別講座申込』とご記入いただけると助かります)

② お電話にて 0120-485-899(担当:にいどめ)

講座の構成上、人数に限りがあるため、興味のある方は、お早めにお申し込み下さいね。

お待ちしております。

 

写真は、今年の春の講座の様子。

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保護者さまから集中力についてご相談を受けたのでまとめてみると割と長くなってしまいました。

以前、保護者さまとお話ししているときに、

 

「先生が普段何気なく言ってるようなことをまとめて記事にしてください!」

 

とおっしゃっていただきました。

「わかりました!」と言いつつ、すっかり忘れており(すみません…)、先日ふと思い出し、ちょうど昨日、「集中力がないんです…」と別の保護者さまからご相談を受けたので、そこでお話したことをちょっとまとめてみようと思います。

 

こどもって集中の天才だと思うんですね、基本。

自分がおもしろいと感じたものはいつまでもやっていられる。

 

でも、やらなくちゃいけないもの(それらは大抵こどもにとっておもしろくないようにつくられている)はやらない。

 

やらされることがおもしろくないのが問題だと思うのですが、そういうわけにもいかない状況もあるかと思うので、普段、集中力をアップするためにお伝えしていることやこどもたちにやってもらっていることなど、ちょっとノウハウ的なものを3つ書いてみたいと思います。

 

 

1.時間を制限する

 

すごくカンタンです。

やらなくちゃいけないものなどがあるときはストップウォッチなどを使い、時間を制限し、やる。

昨日、保護者さまからは「以前、教えてもらったので25分で区切っています」と言われましたが、もっと短く、15分とかでいいのではないかなと思います。

やっているもののおもしろさにもよりますが、25分はなかなか持たないんじゃないかなと思います。

(逆に、こどもが夢中になっているときはトコトンやらせてあげるのが大事です。深い満足感と達成感を感じられます)

ポイントは、スキルとチャレンジ度のバランス。

何とかいけるか?と本人が感じるぐらいのレベルで調整してあげるといいと思います。

 

医学博士の築山節さんも、

「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要」とおっしゃっています。

 

 

2.時間割をつくる

 

時間割とは「何を」「いつ」「どこで」やるのかを決めちゃうということ。

「何時から何時まではどこどこでこれをやる」というのがあると自然にできたりしますよね(会社や学校などもそうです)。

すごくシンプルなものですが、実験によると、これをやるだけで達成率が2倍以上変わるそう。

僕も、「11時から、となりの駅のどこどこまで、走る」というのを決めてやっていますが、それをするだけで、10時までにはごはんを食べなくては…など、自然と計算などするのですね。

無意識でできるよう、自制心を節約できるような形をつくってあげることが大切です。

 

 

3.場所を整える

 

気が散らない環境をつくるということです。

たとえば、それは机の上を片づけるというようなことだったり、カーテンを閉めるということだったり、カンタンなことなのですが、こどもたちは好奇心いっぱいなのでいろんなことに興味を持ちます。

それはすばらしいことですが、集中するときはできるだけ環境はシンプルな方がいいです。視覚が強い子は目に見えるものに反応しやすいし、聴覚が強い子は音に敏感。

うちの子は…?と観察してみて、集中できる場所、集中する場所を用意してあげるのは大切かなと思います。

僕も授業中、1教科ごとに整理整頓について言っています。

 

これについて、アップルのジョブズやアインシュタイン、あとはワンピースの作者の尾田栄一郎など、天才の部屋は散らかっているが?という考えがありますが、これは「ちらかっている」というより、「アイデアやインスピレーションのタネがころがっている」と考えた方がいいのではないかなと思っています。

 

それに、このようなひとたちは環境に左右されないぐらいの自発性や自立性(自律性)、目的意識、情熱などが育っている、宿っているからそのような環境でも大丈夫なのだと思います。

 

そうでない場合(こどもの宿題などは大抵そうですよね)、大人側が集中できる環境を意図的につくってあげることが大事かと思います。

 

他にも、自分とこどもたちの感情を整えるや空間の広さなどもあったりしますが、すぐにできることではないと思うので、今回は割愛させていただきます。

 

最後に・・・

 

人が変わるには「考えを変える」「感情を変える」「環境を変える」の3つがあると思っているのですが、こどもの「考え」や「感情」を変えるより、「環境」を用意してあげるのがいちばんラクだと思います。

 

そして、集中は結局のところ個人差が大きいので、その子のリズムや特徴に合わせて用意してあげることが大事。

 

こどもたちがたのしいことやおもしろいことは何だろう?という意識を持ってあげる。

こどもたちが自分で選択できるよう(自分で選択すると責任が生まれます)、いろんな選択肢を大人や親が持ってあげる、そして、提案してあげる。

 

それが大事なんじゃないかなと思います。

 

集中力は意図的にかなりのレベルまでは上げられると思うので、よかったら、やってみてくださいね。

 

こういうのをお話するの大好き(書くのはね…毎日はね…)なので、どしどし聞いてくださいね。

 

ご意見やご感想などもいただけたら幸いです~。

 

(にいどめ)